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第49話 恋愛小説
部屋 深夜
エアロ「外は大雨ですね。こういう時は中庭にも出れませんし、読書でしょうか」
ガサガサ。
エアロ「今日はこれにしましょう。この間読んだのは、百三十ページまででしたね」
ペラッ。
ペラッ。
ペラッ。
『おお、姫様、私は姫様だけの騎士であります。貴方が悪だと言うのなら私もまた悪どこまでも、共に逃げましょう。さあこの手を取ってください』
エアロ「……ごくり」
『私は貴方の味方です。この愛はどんな壁にも阻む事はできません』
エアロ「……ごくっ」
『そんな、姫様。目を開けてください。貴方がいない世界など、意味なんてない。こうなったら、私も一緒に……』
コンコン。
兵士「エアロ、この付近で落とし物があったが、心当たりはないか? 確かめてほしんだが……」
キィ……。
むすーっ。
兵士「何で不機嫌なんだ?」
エアロ「何でもありません」




