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白かん! ~詰めりゃいいってもんじゃない~  作者: 透坂雨音
第六幕 翡翠の星、輝く

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第49話 恋愛小説



 部屋 深夜


 エアロ「外は大雨ですね。こういう時は中庭にも出れませんし、読書でしょうか」


 ガサガサ。


 エアロ「今日はこれにしましょう。この間読んだのは、百三十ページまででしたね」


 ペラッ。


 ペラッ。


 ペラッ。


『おお、姫様、私は姫様だけの騎士であります。貴方が悪だと言うのなら私もまた悪どこまでも、共に逃げましょう。さあこの手を取ってください』


 エアロ「……ごくり」


『私は貴方の味方です。この愛はどんな壁にも阻む事はできません』


 エアロ「……ごくっ」


『そんな、姫様。目を開けてください。貴方がいない世界など、意味なんてない。こうなったら、私も一緒に……』


 コンコン。


 兵士「エアロ、この付近で落とし物があったが、心当たりはないか? 確かめてほしんだが……」


 キィ……。


 むすーっ。


 兵士「何で不機嫌なんだ?」

 エアロ「何でもありません」




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