第35話 偽名を考えよう1
遺跡攻略に向け待機中の日々、姫乃達は会話をしていた。
姫乃「偽名?」
啓区「いやー、なんかねー未利がいないからー、未利が考えそうな事を考えてたんだよー」
姫乃「それで、偽名を考えそうだって思ったの?」
啓区「そーそー。遺跡攻略、と言ったらダンジョン。でゲームみたいだー。ゲームと言ったら主人公だねー。主人公と言ったらー……って思考を繋げて言って。ほら未利って厨二病だから」
姫乃「そこまで転がってっちゃっちゃうんだ。私は未だによく分かんないけどな、その中二? とかいうの……」
啓区「うん、まあー。姫ちゃんは詳しく知らなくていい奴だからねー」
姫乃「それで、その偽名がどうかしたの?」
啓区「ほら、僕……この間シューティングゲーム出したよねー。ちょっと息抜きに出来る奴ないかなーって、別の簡単なゲーム組んでたんだけど、名前どうしようかなーって」
姫乃「え、ゲーム作ってるの? それって凄いよ。本当に」
啓区「そんな驚くようなものじゃないんだよー。誰でもつくれるよなものなんだからー」
姫乃「私は作れないから凄いって言ってるんだけどな、でも、そっか。そういう事なら皆で考えなくちゃね。なあちゃんとかエアロとかにも協力してもらって、未利が戻って来た時の為に。きっと驚くよ」
啓区「ねー。受け狙いで変なのつけるかー、それとも厨二魂をくすぐる様な格好良いのつけるか、悩みどころだねー」
姫乃「うーん、どっちも私は自信ないなあ」
啓区「そこで真面目に考えちゃう姫ちゃんが、凄く良い人な件についてー」




