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白かん! ~詰めりゃいいってもんじゃない~  作者: 透坂雨音
第五幕 運命を賭けた300秒

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第35話 偽名を考えよう1



 遺跡攻略に向け待機中の日々、姫乃達は会話をしていた。


 姫乃「偽名?」

 啓区「いやー、なんかねー未利がいないからー、未利が考えそうな事を考えてたんだよー」

 姫乃「それで、偽名を考えそうだって思ったの?」


 啓区「そーそー。遺跡攻略、と言ったらダンジョン。でゲームみたいだー。ゲームと言ったら主人公だねー。主人公と言ったらー……って思考を繋げて言って。ほら未利って厨二病だから」

 姫乃「そこまで転がってっちゃっちゃうんだ。私は未だによく分かんないけどな、その中二? とかいうの……」

 啓区「うん、まあー。姫ちゃんは詳しく知らなくていい奴だからねー」


 姫乃「それで、その偽名がどうかしたの?」

 啓区「ほら、僕……この間シューティングゲーム出したよねー。ちょっと息抜きに出来る奴ないかなーって、別の簡単なゲーム組んでたんだけど、名前どうしようかなーって」

 姫乃「え、ゲーム作ってるの? それって凄いよ。本当に」

 啓区「そんな驚くようなものじゃないんだよー。誰でもつくれるよなものなんだからー」


 姫乃「私は作れないから凄いって言ってるんだけどな、でも、そっか。そういう事なら皆で考えなくちゃね。なあちゃんとかエアロとかにも協力してもらって、未利が戻って来た時の為に。きっと驚くよ」

 啓区「ねー。受け狙いで変なのつけるかー、それとも厨二魂をくすぐる様な格好良いのつけるか、悩みどころだねー」

 姫乃「うーん、どっちも私は自信ないなあ」

 啓区「そこで真面目に考えちゃう姫ちゃんが、凄く良い人な件についてー」




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