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第33話 重し
シュナイデル城 中庭
水礼祭後夜祭数日後
アテナ「はぁー……」
姫乃「どうしたんですか、アテナさん」
アテナ「姫乃さんですか。いえ、今うちのちびっ子姫が城にいないのでちょっとですです」
姫乃「心配……ですよね。(でも当然だよね。未利もコヨミ姫様も今頃どうしてるんだろう)」
アテナ「まあ、それもありますですが。ちょっと運動不足で体がなまってきて……、職業柄あまり移動しないものですですから」
姫乃「あ、そうなんですか」
アテナ「ここにあのちびっ子姫がいてくれれば、重しがわりになるんですけれど」
姫乃「お、重し?」
アテナ「体重がちょうど良いので、こう脇に手を入れて持ち上げると良い運動になるんですですよ」
姫乃「そ、そうなんですか……(今更だけど、一地方のお姫様をダンベル……じゃなくて重し代わりにするなんて、色々いいのかな……?」




