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白かん! ~詰めりゃいいってもんじゃない~  作者: 透坂雨音
第三幕 立ち向かう意思

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第20話 お金について

ラルラ=ラルで略してます。



 仕事として報酬はもらっていないが、姫乃達はエルケの町で手伝いをするとたまにお小遣いをもらったりしていた。

 旅で訪れた村々などでも、小さな手伝いをしたりしてもらったお金が貯まってきていた。


 姫乃「ちょっとずつ貯まってるけど……」

 未利「いる町がこんなだしね」

 啓区「使う場面なんてないよねー」


 現在地はもう間もなく住民すべてがいなくなるクリウロネの町、の近くだ。

 周囲には、最後の住民であるバール達がいる。


 なあ「ぼよんぼよーん、なのー」

 ラル「姉ちゃん、ボールの遊び方知らないのかー? ボールってのはなー、一人で遊ぶものじゃないんだぞー」


 なあちゃんは避難民の集団にいた少年とボール遊びに興じているようだ。

 手のひらサイズのそれを、楽しく弾ませている。


 姫乃「エルケで一回、ルミナの為に百コレルでプニムサンドを買った事があったんだけど、だいたい一コレル一円くらいなのかな」

 啓区「そんな感じだろうねー。ただ総合的にはー、あっちの世界であってもこっちの世界で普及してないものがほとんどどだからー、値段は高くなるんじゃないかなー」

 姫乃「そうだよね、町で見た雑貨屋さんでも、ちょっと高かったし」

 未利「うちなんか、いまだにゴミ箱で拾った服着てるし」


 未利の服は、それ以来ずっとそのままだ。


 啓区「ルミナリアに服貸してもらったんじゃなかったっけー」

 未利「なんかひらひらしてるからヤダし」

 姫乃「セルスティーさんもお古の服余ってるって言ってたけど」

 未利「実務的なくせに何気にかわいいから却下」

 姫乃「未利って可愛いものだめなの?」


 未利はとてつもなく微妙な顔をして、顔の前で指でバッテンを作った。


 未利「駄目、絶対。」

 啓区「薬物防止のポスターみたいだねー」

 未利「服に罪はないだろうけど……とにかくやだし、お断りだし」

 啓区「ペット同伴入店お断りみたいだねー」

 姫乃「とにかく、今ある物で間に合ってるっていうのもあるから、なおさら使う機会がないんだよね」


 さすがにゴミ箱から拾った服を着続けるのは、ちょっと遠慮したいけど。愛着でもあるのかな?




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