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第19話 町の特産品
(※第十話に割り込み投稿しました)
棘の道を歩きながら、気さくな青年バールから姫乃達は町の特産品について聞いていた。
バー「クリウロネの町は土が変わっててな、焼き物として使ってるんだ」
姫乃「じゃあ、町の特産品は焼き物なんですね」
バー「ああ、船を使って中央大陸に運ぶんだけど、壊れにくいし丈夫で長持ちだって人気なんだ」
未利「難しい話してる」
啓区「あれ、交ざらないのー?」
未利「だって別に興味ないし」
啓区「なあちゃんは興味津々みたいだよー」
なあ「なあ知ってるの、焼き物さんは手で触ると味がよく分かるってご近所の人が言ってたの。ふぇ、でも触るのになんで味が分かるの?」
姫乃「えっとその人が言ってるのは味覚の味の方じゃないと思うよ。なんていうか雰囲気……とか個性みたいなものなのかな……?」
バー「そうそう焼き物はつくり手によって本当に個性が変わるんだ。それに土の配合や焼き釜の温度の調節、塗り薬や配色とかでも全然違う」
未利「焼きトークがもり上がってる」
啓区「二人とも真面目だからねー」




