3/7
絵物語2
海の国には三人のお姫様が居ました。
姉は強国に嫁ぎ
妹は国民に愛される
妃に似た美しさと愛らしさを持っていました。
真ん中のお姫様だけ、美しくなければ愛嬌もない、
異国の妃の髪だけ継いだ、異色の姫でした。
赤髪の姫は周りを気にしないと、
ひたすら勉強に励むようになりました。
ひたすら、城に篭る生活になりました。
そんなある日、
可愛くないお姫様は、流されてきた王子を助けました。
記憶を無くした王子は、助けてくれた2人を覚えていました。
ひとりは赤髪のお姫様です。
そしてもうひとりは、見目麗しい人魚だったそうです。
会える日を夢見た王子は、毎日海を眺めていました。
お姫様も毎日、眺めていました。
いつか、いつか、と。




