第2話 ガンナー
こんな方向でいいのかな?
キーンコーンカーンコーン
終業のチャイムがなった。
「何とか間に合ったな。」
正直僕達のチームはギリギリだった。
読みの方は、素早く狩れたのだが、
受けたダメージが大きく、書きの方で手こずってしまった。
まあ、答えられず、後半力任せの、ごり押しだったのだが・・・
「キミがわからないのに、無茶するからだろ。」
呆れたように、僕は言った。
「まあ、そう言うなって、それより、次行こうぜ。」
翔は、まだまだ元気なようだ。
僕はクタクタなんだけれど・・・。
「先行ってるからな。」
翔は待ちくたびれて、行ってしまった。
「はぁ、僕も急ぐか。」
ため息を着いていると、
「大丈夫?さっきは、激しい戦いだったから・・」
そう心配してくれたのは、
パーティーの一人、
弥本 杏子だった。
彼女は、遠距離を得意とする、ガンナーだ。
ガンナーは僕達とは違い、攻撃があたりずらいため、
主に女子が大半を占めている。
ガンナーの場合、威力が低い、当てる技量がいるなど
さまざまな欠点があるため、男子は、ほぼ全員が剣士である。
しかし、ガンナーがいるだけで心強い場面もあるため、
とても助かる位置付けでもある。
ちなみに、杏子の得意教科は、数学である。
「何とか大丈夫だよ、次も頑張ろう。」
「そう、 無理しないでね。」
そう言い、杏子も次の授業の教室へ向かっていった。
「さて、僕も急ぐとするかな。」
そして、僕も次の授業へと急いだ。
投稿ペースは遅めですが、よろしくお願いします。