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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

妖精と胎児

作者: 折越リソク

短いです

今日、夢に見た事を書いてみました



  森に妖精がいた。その妖精は大人。お腹の中には赤ん坊がいる。

ある日、人間の子供たちに見つかる。必死に逃げようとするがお腹が重いため飛べず、捕まえられてしまった。捕まえられた子供の手の中から逃げようと抗っている様子を見て子供たちは

「かわいい」

などいってはしゃいでいた。

そして家に持ち帰り飼う。

 ほかの子も欲しくなったのか妖精を探すが見つからない。

そこでお腹に胎児のいる妖精を囮にする。

子供たちはその妖精が小さいために他の妖精の赤ちゃんだと思い、裸で首輪をし赤ちゃんのモノマネを強要させ、おびき寄せようとする。しかしすでにこの森には妖精はいないのだ―この妖精しかいなかったのか、それとも逃げていったのか―。

それが分からない子供たちはくる日もくる日もその妖精を囮にするため、森を歩かせた。そしてその行為に飽きたのか、子供たちの一人がこう言う。

「何でこの赤ちゃん、お腹がこんなに膨れているのかな」

 その言葉を聞いて、子供たちは不思議に思い、ままごとなどで使う、子供たちが石でできた包丁でその膨らんだお腹を切り開く。

その中からは小さい赤ん坊が出てきた。それを見た子供たちは興奮する。赤ちゃんを触ったり、妖精の開いたお腹を観察したり、その間にある赤ちゃんと妖精とをつなぐ尾を引っ張ったりと、長々と遊んだ。

長時間、お腹を開いたままにしていると普通の生き物ならば死んでしまうが、妖精という生き物は体が小さい代わりに妙に頑丈でそのお腹の傷もすぐに治ってしまう。

その遊びに子供たちは興味を湧いたのか、毎日のように妖精のお腹を開き、赤ちゃんを木でつついたり、切り開いたお腹に木を突っ込んだりもした。

その行為もだんだんとエスカレートしていき、いつの間にか囮をいうことも忘れ、赤ちゃんも引きずり出すところまで一緒だが、赤ん坊の入っていたお腹に石や土を詰めたり、スープを作ってみるためにお腹にスープの元を入れて閉じ、子供たちがママゴトで使うおもちゃに砂の入り交じった水入れ、その中に妖精を突っ込み、煮込んだりもした。

 そうやっているうちに子供たちは妖精に飽きてしまう。子供たちが妖精で遊び終わったある日、妖精は死んでしまった。すでに飽きていた子供たちはそのまま放置し、各々の家に帰っていった。その傷だらけの妖精の傍らに、まだ尾が妖精と繋がっている小さな赤ん坊を置いたまま。


夢に見て何か不安になって投稿しました

また変な夢見たら書くと思います


……もう見ないといいな

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