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僕らの世界  作者: 若槻風亜
始まりは選択から
20/21

始まりは選択から 5

 レイギアからの説明を受け終わったトーキとガーリッドは、ひとまずミミックマンを置いておきふたりで修練場の中央で向き合った。ミミックマンでの特訓の前にトーキの現状を把握するというのが目的だ。


「あの、ガーリッドさん。本当に斬りかかって大丈夫なんですか?」


 数日前実戦で使用した剣を戸惑いながら構えているトーキは相対する若き師匠に心配そうな視線を送っている。原因は彼がトーキに真剣で向かって来いとこともなげに言ってきたことなのだが、当の本人は一向に気にした様子がない。


「いいから来い。実戦で使う武器で動き見なくちゃ話にならねぇだろうが。心配すんな。これでも生身だけでハンター業勤しんでんだ。そう簡単に大きい怪我なんてしねーよ」


 言いながらガーリッドは片手で持ったギルド支給の練習用の剣の先をトーキに向けて、もう片方の手で手招きをする。彼の愛用の獲物であるバスタードソードはマリーニアから「この重さは怪我に悪い」と優しい厳しさの判断を受けたために本日はお休みだ。


 それがトーキにとっては心配に拍車をかけさせていたのだが、ガーリッドが口にした言葉を聞いてその考えを捨てることにした。そう、ガーリッドはすでにハンターとして長い時間を戦いに費やしているのだ。トーキが心配するのはおこがましいだろう。


 「大丈夫」の言葉をはっきりと受け止めて、トーキは改めて剣を構える。真剣な顔つきと1度の実践のおかげか初めて見た時よりも格段に様になっているその様子に見学中のパレラとミヤコは楽しげにはしゃいでいた。


 しかし、相対するガーリッドだけはその様子に何か引っかかりを感じてわずかに眉を寄せた。自分でも何故なのか、何に対するものなのか分らないそれに困惑するが、気付いていないトーキが駆けだしたので一度その考えを捨てる。


 その数秒後トーキが振り下ろした剣とガーリッドが待ち構えた剣とがぶつかり合って高音が一帯に響き渡った。そのまま2度、3度、4度、5度……と互いに切り結ぶ度に音が長短に分けて響いていく。


 トーキは、剣を受けられるとすぐに引き、再度ガーリッドに向かって振り下ろす、という単調な作業を繰り返した。真剣――――言い換えれば必死になっている彼とは正反対にガーリッドは落ち着いている。いや、むしろ片手間での対応となりつつあった。


 教える側に立つ以上、ガーリッドは真剣にトーキに対応せねばならない。とするとこの対応はトーキ本人が気付いていないとはいえ不義理なものであっただろう。しかしそうではないのだ。トーキのことを(・・・・・・・)考えているが故(・・・・・・・)、彼の対応は片手間になった。


(――――こいつもしかして……いやでも、まさか)


 ガーリッドはトーキの剣を受け止めながら考える。受け流さないのは少しでも自分の思考の足しにするためだ。このことに気付いている者はいるのだろうか。


 パレラ。いつも近くにいるしいい目をしているようだが彼に分ることではない気がする。


 トーキの両親。実際に見れば自分以上に素早く判断出来るだろうが彼らは一度も見たことがないはずだ。


 レイギア。……論外。


 マリーニア。気付けるとしたら彼女こそ一番機会があっただろうが、専門が違うゆえに判断は出来なかったのかもしれない。


(……俺の勘違いか? でもそれにしちゃやけにはっきり感じるんだよな……)


 時折切り上げたり薙いできたりとバリエーションが出てきたトーキの攻撃も難なく受け止めさらに思考を深めるガーリッド。しかしふとその軌道の雑さに気付く。はっと正気に戻れば眼前のトーキは息も切れ切れで、早くも汗が何粒か額に浮き、動くたびに顎にそれが伝わり空中に放り出されていた。


 一瞬体力のなさを思ったが、つい先日まで一般人だった少年にしては頑張った方だと胸中で頷き納得する。それに、自分から「もう駄目です」と言わないところは好感が持てる。


「よし。とりあえず今回はこれでいいだろ」


 言下にガーリッドはトーキの剣を打ち払い空に飛ばした。両手で握っていた剣を弾き飛ばされたトーキはまるで呪いから解き放たれたように脱力してその場に座り込んだ。それを見下ろしながら、ガーリッドはひとまず心に抱いた疑問を奥にしまいこむ。と同時に、落ちてきた剣を空いている方の手で掴みとり、そのまま地面に突き刺した。


「トーキ大丈夫ネ?」

「うわー、汗だぐ。やっぱり剣を扱うのって体力いるんだねぇ……。お水飲める?」


 休憩に入ったと見たのかパレラとミヤコが一目散にトーキの元に駆け寄ってくる。パレラに支えられつつミヤコに水を飲ませてもらっているトーキを見るとついつい「甘やかしすぎだ」と言いたくなったが、最初からそのつもりで来ているだろうこのふたりを止めるほどの気力は今のガーリッドにはない。むしろこのふたりが構っている間にどうするか決められるかもしれないと思っていた。


 だがそのガーリッドの思惑はあっさりと破られる。他ならぬトーキ自身によって。


「ふ、ふた、りと……大、丈夫ですか、ら、そんなに、構、わな、で」


 支えるパレラの手をゆっくりほどき、ミヤコの手からそっと水を受け取り、トーキは自らふたりを止めた。なおも言い募ろうとしたパレラとミヤコだが、トーキが真剣な眼差しで「大丈夫」と唱え直すと静かに引いてみせる。彼らは分っているのだろう。トーキがどれほど真剣に強くなろうと思っているか。


 そのやりとりを見ていたガーリッドは意外に芯の強いトーキに感心する一方で考える時間が見事に削られたことを残念に思う。だがこうなっては仕方がない。ガーリッドの勘違いという可能性が否定出来ない以上、結論を急ぐことはトーキの危険の増加と未来の幅を狭めてしまうことになるのだ。慎重に行かなければ。


(俺にはその責任がある。下手なことは出来ねぇぞ……)


 5日。せめてその間には確実に見極めなければ。それ以上無駄にしておかしな癖をつけると命にかかわる。


 知らず剣を握る力を強くしたガーリッドは、ただひとり、静かにそのタイムリミットを自らの心に中に刻んだ。



 吹き抜ける風が、修練場の周りを覆う丈の短い草を揺らして過ぎ去っていく。後に残るのは草たちが奏でた大合奏の音の影だけだった。




     *      *      *




 ガーリッドが人知れぬ覚悟を決めた日からトーキの修業は始まった。ミミックマンを使った実践トレーニングももちろん行ったが、彼がもっとも時間を割いたのは最初に宣言された通り体力作りだ。「技術よりも何よりも、まずは外での行動に耐えられ、戦闘に耐えられるだけの体力が必要となる」というガーリッドの方針に従った結果である。


 そう簡単に望むだけの体力がつくわけではないが、5日経つ頃にはトーキも端から端まで直線で結んで500mの修練場の外周を20周するのはなんとか出来るようになった。初めの頃のトーキがその半分でも吐きそうになっていたのが嘘のように思える。この身体的な適応の速さは間違いなく「伝説」と冠するふたりの親の遺伝のおかげだろうが、ガーリッドもパレラもミヤコも誰もそうとは口にしなかった。彼らは分かっているのだ。それだけでは片付けられないほどのトーキの努力を。



 今もトーキは外周を走っている真っ最中である。これが終われば次は実践トレーニングになるのだが、そのための相手を隣に座らせながら坂の途中に腰を下ろして修練場を見下ろしているガーリッドの表情は難しい。何故ならそう。彼は彼が決めたタイムリミットである今日に至ってもまだ結論を出せていないのだ。


 そのことを迷っているせいでこの5日間ろくにトーキを褒めてやれていないのもガーリッドにとっては気がかりであった。幸いトーキはそれでも腐らずに修行に励んでいるが、このままではいけないというのがガーリッドの考えだ。彼は「出来たら褒める、出来なかったら待つ、やらなかったら叱る」をモットーにしている。今そのモットーが守れていないことが彼にとっては引っ掛かりであるし、何より自分の迷いのせいでトーキのやる気を妨げてしまうことが恐ろしかった。ガーリッドはすでにトーキのネガティブぶりを知っている。


(……この5日の間ずっと見てきた。正直もう確信に近い。後は言うだけ。言うだけだ。……けど、本当に言っていいのか?)


 ガーリッドがかかえる問題はトーキの将来に十中八九かかわることだろう。言った方がいい、と心ではそう思っている。だがガーリッドが告げようとしていることはトーキの道のひとつを完全に閉ざしてしまうだけの威力を孕んでいる。それがガーリッドに二の足を踏ませていた。


 5つ違いなだけではあるが、トーキはまだ若い。今ここでガーリッドが道を閉ざしてしまわなければもしかしたら非常に素晴らしい才覚を発揮するかもしれない。それだけの可能性はあるのだ、あの伝説(・・)を親に持つのだから。


 ガーリッドは眉根を寄せ唸りを上げつついっそう難しい顔を作る。その苦悩は無理もないのだ。年の割に落ち着いていても、ハンターとして有能であっても、彼もまた20の歳も越えていないひとりの若者だ。人ひとり分の人生は背負うにはまだまだ経験も覚悟も足りない。


 ここで誰かに相談出来れば彼の負担はもっと軽かっただろう。しかしそこにも「彼ならでは」の足かせがある。


 ガーリッドは放浪して自らを磨きあげてきたゆえか他人に頼ることが自然と思考からこぼれてしまうことがある。さらに、彼は元々責任感の強い性格をしており、頼まれ引き受けた以上は自らの仕事であり、他人に決断を任せるのは=途中で放り出したという極端な方式が成り立ってしまっているのだ。


 その方程式でカギをかけられた頭の中の迷宮をガーリッドはひたすら回り続ける。抜け出すのは簡単なことのはずなのだが、悩みすぎて柔軟さを欠いた彼の精神ではそれも難しいこととなってしまっていた。


 そのままずっと修練場を見下ろしていると、不意に肩をたたかれる。はっとして振り返り仰ぎ見ると、そこには笑顔のマリーニアが、その後ろにはミヤコがいた。


「よぉ姉さん、ミヤコ。こっちまで来るなんて珍しいな。どうしたんだ?」


 軽い挨拶をして笑顔を返すと、マリーニアは浮かべていた笑みを悪戯なものに変える。


「お買い物があったから出てきたのと――――あとは、お医者さんの時間を忘れてるうっかりさんのお迎えよ」


 医者の時間、と言われてガーリッドははっとする。どうやら彼女の言っている「うっかりさん」は自分のようだ。確かに今日医者に来なさいと言われていた気がする。トーキのことを考えていたらすっかり忘れてしまっていた。


「すまない忘れてた。わざわざありがとな姉さん。――――トーキ!」


 慌てて立ち上がるとガーリッドはちょうど坂の下の辺りに差し掛かったトーキを呼ぶ。トーキ、そして一緒に走っていたパレラは気付きすぐにスピードを緩めるとガーリッドたちの方を見上げた。


「何ですかー?」


 弾む息の下から問いかけられ、ガーリッドは大きめの声で返す。互いに近付くよりもこちらの方がよほど早い。


「俺病院行かなきゃならなくなったからミミックマンとの演習しばらくひとりでやってろ。デフォルトとキラービーとストーンバットとビッグアントで回るようになってるからいじくんなよ」


 ひとりで、というところに不安は残るが、今あげたものはデフォルトは魔物の能力反映なしの状態で、他の3体はこの5日余裕で戦っていた相手だ。ガーリッドがそばにいなくても間違いは起こらないだろう。それに万が一があったとしても5分しか動かないようになっているのだからその間逃げ切ればいいだけだ。


 本来ミミックマンが引き出す能力は記憶石からランダムに選び出されたものであり、今のように出てくる魔物を固定化するにはそのための設定が必要となる。基本機能すらぞんざいに説明してきたレイギアに聞かれたら間違いなく殴られそうだが、ガーリッドの故郷であるバラグのギルドもミミックマンを所有している。ガーリッドは数回しか使ったことがないしここの物よりも旧式ではあったが、大体の機能は同じだったので説明されていないグループ分けも使うことが出来ているのだ。


 ひとつ上のグループになるだけでもトーキにはきついだろうが、出すためのグループを変えなければその懸念も杞憂に変わる。


「はい」


 ガーリッドの警告にトーキは素直に頷いて見せた。それを確認するとガーリッドはすぐに身をひるがえし医者の所へと駆けだす。この町のハンター専門の医者が腕も人柄もいい人物なのだが怒らせると厄介であるという事実を知る一同はそれを呼び止めることはせずに見送った。


「さて、じゃあ私たちはお買い物に行きましょうか」

「はーい。……それにしてもレイギアさんひどいですよねぇ。重い物買いに行くって言ってるのにこんなか弱い乙女2人だけで行かせるなんて」


 頬を膨らませるミヤコ。その一言だけで状況が目に浮かぶトーキは苦笑いを浮かべる。


「めう? 重い物買うカ? だったらパレラ手伝うヨ」


 トーキと同じだけ走っているのに息切れどころか汗のひとつも浮かべていないパレラが袖に隠れた腕を元気に挙げて名乗り上げた。重い物だというのなら確かにマリーニアとミヤコだけよりもパレラを連れて行った方がいいだろう。トーキはそれがいいと言うようにマリーニアに向けて何度か頷いて見せる。


 パレラの見た目によらない腕力を知るマリーニアだが、頬に手を当て困った顔をする。


「うーん、嬉しいんだけどトーキ君がひとりになっちゃうのも……」


 危ないというよりも単純にトーキをひとりにしたくないという気遣いのようだ。トーキとしては別に問題はなかったのだが、パレラはすでに代替案を考えていた。


「心配ないネ。パレラの代わりにミヤコが残ればいいヨ」

「へ? 私??」

「そうネ。パレラの方がマリーニャとミヤコより力持ちヨ。でもマリーニャがいないと買う物分らないネ。だからミヤコが代わるヨ」


 唐突な申し出にミヤコはマリーニアを見る。ミヤコとしてはどちらでも構わないのだが「手伝う」と言って出てきたのに勝手に了承していいのか分らなかったのだ。


 そんなミヤコの心情を知ってか知らずか、彼女と目を合わせたマリーニアはにこりと笑って見せる。


「そうね。じゃあパレラ君に来てもらって、ミヤコちゃんはトーキ君のお手伝いをしてもらいましょうか。よろしくねふたりとも。トーキ君も頑張ってね」


 きれいにまとめられると、パレラはトーキに笑顔で出かけの挨拶を交わし坂を上り、ミヤコは入れ替わるように坂を下りて行った。そしてマリーニアたちを見送ったトーキは残っていた外周をこなすためにまた走り出す。



 この時彼らは気付いていなかった。残されているのが仕組みを知らないトーキとミヤコだけであるということに。いざという時(・・・・・・)の対処が心もとないふたりであるということに。


 物言わぬミミックマンの光の点らない静かな双眸が、走るトーキを鈍く映し出している。




     *      *      *



 外周を終わらせ十分な休憩を取ったトーキは、早速ミミックマンを使ったトレーニングに移った。見ているだけではいる意味がない、とミヤコはミミックマンの動きが止まるたびに炉に火炎石を放り込む役目を担っている。


 ただ1個放り込むだけの作業なので疲れることはないのだが、5分置きに繰り返される作業が休憩をはさみつつとはいえ2時間も続くとにさすがにミヤコは飽きてきていた。


「なーんかさ、5分て短い感じしない? それとも実際にやる側にはちょうどいいのかな?」


 また5分が経ってミミックマンが止まったので、ミヤコは自分の隣にある大作りの箱の中を覗き込んだ。中にはいくつもの小箱が入っており、その小箱の中には火炎石が小分けして入れられている。


 ミヤコはそのうちの残り個数が少なくなった小箱を持ってそれに近付いて思っていたことを正直に訊いてみた。ちょうどいいと言われればそこまでの話だったのだが、一息入れているトーキは同意を口にする。


「そうですね。最初の頃は大変でしたけど慣れてくると確かに短い感じします。"うまく立ち回れた"って思える時はいいんですけどそうじゃない時とかだと肩すかし食っちゃうっていうか」


 思わぬ同意を得てミヤコは「じゃあさ」と明るい笑顔を示した。


「入れる石の数増やしてみない? レイギアさんが説明の時に1個じゃないとトーキ君の体力もたないからって言ってたってことはこれの数増やせば時間延びるってことだよね?」


 初日にミミックマンの説明を終わらせて帰る間際にレイギアが言い残したこと。


『んじゃ俺はもう行くぜ。火炎石はギルドに行きゃいくらでも貰えるから貰ってこい。ああ後、火炎石を入れるのは1個ずつやれよ。トーキの今の体力じゃもたねえからな』


 それを思い出してトーキはミヤコの論に確かにと頷いた。あの言い方だとおそらくこの機械は火炎石の数――――正確にはそのエネルギーによって稼働時間が変わるのだろう。それならば石の数を変えるのも悪くない話だ。もっと強い魔物が相手ではまだまだ調子に乗るなという話だが、今戦っている

魔物の顔ぶれでは10分でも15分でも問題はないように思える。


 そう結論を出したトーキは、まずは自分の中での考えのまとめとして一度頷くと、ミヤコに笑顔を向けて再度頷いて見せる。


「多分そうだと思います。ためしに石の数増やしてみてください」

「おっけー。何個入れる?」

「え、と。じゃあ3つで」


 15分くらいなら大丈夫だろう。先ほど思ったことをそのまま音に変えたトーキの言葉にミヤコは軽口で了承を告げると、小箱から火炎石を3つ取り出し、一気にミミックマンの炉の入り口に放り込んだ。


 そうして、この数日で聞き慣れた機械の起動音とともにミミックマンの目に光が灯った。




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