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なんかね聞けないんだよな? 君の好きな男性(ひと)。

作者: 七瀬
掲載日:2021/09/29







僕は勇気がないのかもしれない。

たった一言! 君に好きな男性ひとがいるかが聞けない。

難しい事を聞く訳でもないし、君とは友達の関係だ。

聞こうと思えば? いつでも聞ける言葉。

だから、僕は君に聞けないでいる。

きっと、“いつでも聞ける”と思っているから聞けないだけ。

今! この時じゃないと、聞けない事なら勇気を出して聞けるのに...。

僕は、やっぱり勇気がない!





・・・友達として君と話すのは平気なのに。

どうして、【恋愛】の事になると話せないのかな?

君はどんな男性ひとがタイプなの?

今、気になる男性ひととかいる?

僕みたいな奴は、君の恋愛対象として見てもらえるのかな?

聞きたい事はたくさんあるのにさ。

何にも君に聞けない。





しょうもない話は、君と話せるのにね。

ほんと、つまらない話。

それでも、君はニコッと笑って僕の話を最後まで聞いてくれる。

そんな時、君は決まってこう言うよね。



『コウ君って、ホント! “友達として凄く話しやすいよね”』

『えぇ!? そうかな?』

『そうだよ~』

『ううん、ありがとう。』





これって? 僕の事は【恋愛対象】として見ていないという事だよね?

最初っからずっと僕は君の恋愛対象にならないのかな?

いつかなれるなら、“僕は君の彼氏なりたい!”

切実に毎日、僕は寝る前にそう願うんだよ。

少なくとも、君に好きな男や彼氏がデキない事を今は願ってる。

だけど? そんな事、無理なんだよな。






 *





・・・ここから数ヶ月後。

君が僕に話しがあると言って、公園に呼び出したよね?

あの時の僕は、なんだか嫌な予感がしたんだ。



『ごめんねコウ君、でもコウ君には先に話しておきたくって。』

『えぇ!? 何?』

『私さ、“彼氏がデキたの!”』

『そ、そうなんだ、』

『今みたいに彼氏がデキたら、コウ君と会えないかもしれなし。』

『・・・ううん。』

『彼、少しヤキモチ妬きかもしれないんだ~』

『ううん、』

『ごめんね、時間作ってくれて。』

『・・・い、いや?』

『じゃあーまたね!』

『うん、』




僕が恐れていた事が起きてしまった。

いつか? 君にも彼氏がデキると知っていたのに、、、。

どこかで、“まだ大丈夫、君に限って彼氏なんか作んないよ”

自分勝手だけど、そう思ってたんだ。

勿論! 君に彼氏がデキた時のシュミレーションも何度も頭の中で

何度もしたよ。




・・・だけど? 実際に君の口から聞くと?

想像以上にショックで、心が壊れるのが分かったよ。

ガラス玉がはじけるように割れた感じだった。

もう、君とは元には戻れないと分かったよ。

直ぐには無理だけど、僕は君の事を諦めないとな。

そう思ってる!

だから、君も彼氏にいっぱい愛されてね。




本当は、“僕をいっぱい愛してあげたかった”のにね。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] ほろ苦いけど ありますよね あぁ 切ない(/_;)
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