第八話 呪われた店1/2
Twitterを見てない方が多分たくさんおられるので、ここでも一応書いときます
(先に報告させて戴きます
僕は、今受験生でテス勉や色々しなければいけません
日付は言いませんが、一月の前半に受験を受け、三月の後半にも受験を受けます。その時期には、投稿頻度が低くなるので、先に言わさせてもらいます)
↑これがTwitterで言ったものです
このことにより、少し投稿頻度が下がるけど、普通に出し続けるので、ぜひ見ていってください!
大変長らくお待たせしました!、では、小説をどうぞ
料理を待ってしばらく経った時だった。厨房からお皿を持ちながら歩く人が続々と出てきて、「お待たせしました~」と言ってお皿を置いた後、礼をして「ごゆっくりどうぞ」と言い厨房に戻っていく。すぐに俺が頼んだ料理を見る。
「な、なんだこれ……」
色が気持ち悪い!紫……とりあえず不気味な色だ。よく分からない具材も入っていてそこから紫色のような不気味な色の煙……が漂っている。食べれるものなのだろうか―――
「食べないのかい?」
「いや~……ちょっと……」
ヨツキに言われ迷う。スライムの時のように、見た目だけであってすごく味が美味しいかもしれない。俺は深呼吸してスプーンを持つ。スプーンを持つ手は震えている。震えをどうにかおさえながらスプーンに汁と見た目タコのような具材をのせ、口に運んだ。
「―――」
やばい、やばい、吐きそう。見た目と完璧に一緒だ。味が見た目と合っている。完璧に。さすがにここでは吐けないと思い、店の外に出て適当にそこら辺の草むらに吐いた。外に出ていった俺を追ってきたスライムが話し始める。
「……あの店は、入っただけで呪いの魔法がかけられる。多分あの人たちは、その呪いの魔法にかかりすぎて囚われていてるんだと思う。「味覚障害」「感覚障害」「視覚障害」が混ざった呪いの魔法だと思うよ、見た感じ。」
あんな料理が美味しいなんておかしな話だもんな。
「今逃げるっていう手も―――」
スライムにそう提案された。でも。
「呪いを解除させたり止めたりするには?」
「分からない。どこから呪いを出ているのかもわからない。逃げるか、止めるために手を尽くすか」
逃げるより助けたい。確かに逃げれば自分の命は助かる。確かに止めようとすれば死ぬ可能性だってある。
「あの人たちはどうなるんだ?」
「呪いのかかった人が死ぬまでかかり続ける、特に害はないと思う。でも、料理に危険物を入れていたら。あの不味さにも納得ができるかもしれない。呪いをかけて抑えているくらいだよ、相当なものだと思う」
どうすれば、と思っていた時、ふと気づいた。俺はどうなのか。そう思った俺は「なんで俺は呪いにかかっていないの?」と問いかけた。
「それは、僕がスキルを使って呪いを吸い取っているから。……もう一回言うけど、どうする?」
もう決めている。いろいろと教えてもらったし、優しい人たちだから。
「このパーティーの人たち全員助ける」
するとスライムは「分かった」と言って店の中へ向かい始める。怖いという恐怖はあったが勇気を出してスライムを追った。
「どこへ行っていたんだい?僕たちもう食べ終わったよ」
ヨツキは普通に言う。あんな不味いものをさっきの時間だけで食べれる、やっぱり呪いだ。何とか誤魔化しておこう。
「感動しすぎて外に飛び出しちゃって!!!」
それを聞いて笑みを浮かばせながら「それは良かった」と言った。
「僕は一旦厨房の中に入ってみる、だから少しの間はここの呪いかかるけどいい?」
普通ではイラつく場面だが、今は調査であり助けようとしてくれている。スライムに俺はOKサインを出して、それを見たスライムは透明になって厨房の中に入って行った。
「呪いって言っても……え?な、なんだこれ」
スライムと別れて一回瞬きをした瞬間、視界が、いや世界が変わった。この店が綺麗になっている。自分のところに置いてあった料理も美味しそうだ。
「呪い……これが」
無意識に料理を口の中に運んだ。
「うまい………」
食べてはいけない。これは呪いだ、呪いのせいでこの味がする。と思っているはずなのに食べ進めてしまう。自分で止めようと思っても自分の意志で動かせない。これは、一回食べると―――
「早く帰ってきてくれ……」
ただ願いながら食べ進めていった。
*
「こ、ここは……」
僕は厨房に入ったはず。厨房であるはずなのに異空間。料理スペースなんてものは絶対ないような場所。
「なぜスライムがここにいる」
後ろから声が聞こえる。後ろを向くと人に化けている魔物らしき奴が話しかけてきた。
「早く出ていけ」
奴はそう言って、奥に透明になって隠れているワープゲートに入って行った。さすがに見逃せない、と思い奴について行った。
「これは……やばいな」
視界全体には、呪いを発動させている鉱石が数え切れないほど沢山あり、近くに行くほど呪いの威力は高くなっていく。
「これは所持してはいけないはずなのに……」
すぐに対処すべく、誰も見ていないかを確認して鉱石を壊そうと試みる。
「バンダー・プライセス」
相手の声とともに相手の攻撃を一発食らってしまった。すぐに『ヒール』という回復魔法を使い回復する。
「どんなに知能が高いスライムでも、ここに入ってきたからには死んでもらうよ」
さっきの奴とは違い、警備員らしき人がこちらを狙ってきた。こいつは魔法を使って隠れていたらしい。
「一旦気絶してもらうよ」
相手には聞こえないがそう言って、まず罠を仕掛けることにした。
どうでしたか?
スライムの戦闘が始まりました!ここからの表現が難しい絶対的に
まあ、何はともあれ、頑張っていくので絶対次回も見ていってよ!?
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