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俺たちとスライムの物語  作者: 風哩〆リア友勢
 
3/8

第三話 スライムは使えない

あけましておめでとうございます!!

今年は、小説をたくさん書く!ww(これでも受験生

まあ、今年はいきいきとコロナに負けないように、していきましょう!!

それでは、小説どうぞ!!

 ポートベルクに行くと言ってもどうやって行くんだろうか。やっぱり徒歩か?でも魔法もあるしな……転移魔法とか使ったりするのか……?

 俺は疑問に思い、スライムに聞くことにした。


「ねえ。町までの移動手段ってどうするんだ?」


「そんなのもちろん!!!」


 転移魔法ってどんな感じなんだろう。と妄想を膨らませワクワクする。


「ボート!!」


「あ、あれ?」


 期待外れの返答。これはさすがにつらい。


「1つ言っておくけど、転移魔法とか使えないよ?これでもスライムだし、そんな上級魔法使えないよ」


 こいつは毎回1言2言多い。この場合「使えないよ」の1言で十分だって言うのに。イライラするが、気持ちを落ち着かせ話に戻る。


「ボートってどうやって動かすの?あ、魔法があるから魔法で?」


 内心、もし手漕ぎだったらどうしようという不安がある。歩き疲れているなか、最後のとどめをさすことになるし。


「そんなの難しいから嫌なんだよねー。だから、『手漕ぎ』」


 あー一番言ってほしくない単語。めんどくさがり屋の人やモンスターを少し嫌うきっかけとなった。


「あのさ、今から、食料調達してくるけど来る?」


 急に話の話題を変えられ驚いたが、暇ではあったのもあり、行く、と言ってスライムについて行った。

 食料調達ってことは、魔法を使って狩りをするってことかな!この世界に魔法があればそうだ、絶対!魔法を使っている光景という最高な光景を見たい!そうウキウキしながらスライムついていって5分経った。


「ついたよー」


 前にある木の横から顔を出すように奥を見る。どうするんだろうか、どうやって狩るんだろうかとワクワクしながら。


「罠に引っかかってる!!良かったー!!」


 そこには鹿に似たものといのししに似たものが輪っかで刃がついている罠のようなものに引っかかって死んでいた。

 あれ?あれ本とかで見たことあるな……確か『とらばさみ』だったっけ。今思い出したらまんまじゃん。まあ魔道具だと思う。俺はそう信じよう、信じてあげよう。


「それって魔道具?」


「そこらへんでよく売ってる市販の道具。普通の道具だけど、そんなことも知らなかったの?」


 信じた俺が馬鹿だった。1言多いこいつに言うべきじゃない。でも罠じゃなくて魔法があるんだから魔法で何とかなるのでは、そう思い問いかけみた。するとスライムは慌てているのか震えた声で話す。


「い、いやー、ね?当たり前の、ように、つ、使えます、よ?」


 俺はまさかと思い「どのくらい?」と聞く。スライムは少し間を空け、深呼吸してから話した。


「普通のスライム……以下です、はい」


 すぐに心に刻んだものを取り出し取り消す。そして「スライムはそこまで強くない」と新たに刻んだ。ただの雑魚だ、そう思いながら。


「罠ってこれだけ?」


 この話をあまり深く掘らず、話に戻る。


「島全体に6個あるからあと5個」


 先に帰りたかったが、道もわからず聞くと失礼だと思い、ついて行った。結果、1時間半という時間を移動に費やし、日が暮れた頃にスライムの家に帰ってきた。


「つ、疲れたー」


 体を床にあずけ、玄関で寝転がる。


「お疲れ。ご飯すぐ作ってくるから」


「う、うん……」


 俺は好きなことをするのは何?と言われたら「食事」と言うくらい食事が好きではある。けど作っているのはスライム。スライム語、みたいにスライム食、が出てきてしまうかもしれない。


「出来たよー」


 スライムの言葉に背筋が凍った。いくら何でも早すぎる。たった1分だぞ?1分クッキングか、これは。


「冷めるから早く!」


「ああどうにでもなれ!!」


 料理を見ると気絶してしまうかもしれない。あまりにも食べれそうにないものだとどうしよう、と不安を抱きながら料理の出ているところへ向かう、目を閉じて。


「目を閉じてどうした?早く食べようよ」


 なんだろうか、このにおい。良いにおい。これはシチューだろうか、クリーミーさが鼻に入る。その匂いに耐え切れずよだれを垂らしながら目を開けた。


「マジで?」


「今日は良い具材手に入ったし、美味しいよ」


 ここは違う世界、ってことを忘れさせる料理だ。シチュー、サラダ、そして『米』。まさか違う世界でこの神々しい料理を見ることができるとは思ってもみなかった。


「い、いただきます」


 木のスプーンを持ち、ゆっくりと口に運ぶ。マズそうなんてひとつも思わず口に入れたこのシチュー。クリーミーな味だ。ジャガイモみたいなやつもあったりしてもうシチューだった。

 次にサラダ、レタス?キャベツ?まあ、いろいろと入っている上にドレッシングをかけている。木のフォークを使い豪快に口の中へ運んだ。ドレッシングはさっぱりな感じで、野菜みたいなやつもみずみずしい。シャキシャキ感が半端ない。

 次に米。よく米はかためとやわらかめと別れる時がある。スプーンで米を口に運んで噛む。もっちもちだ。俺にとって最高の食感。最高にうまい。


「これは全部僕の手作りだから、そこらへんには絶対売ってない、最高の料理だよ」


 俺はまた心に刻んだものを取り出して消す。そして新たに「こいつは弱いが、料理は最高」と心に刻んだ。全て食べ終わり、俺は寝泊まりのことについて聞いた。


「ここ、寝る場所どこにあるの?」


「え、いつから『泊っていいよ』なんて言った?」


 その時俺は絶望に陥る。寝れなければさすがに―――


「なんて、嘘。そこの座布団使って」


 最初言われたことにビックリしたが、さっきの俺の図々しさを見ると嘘をつきたくなるのもわかる。そう俺は心の中で反省し、スライムに言われた座布団でスヤスヤと眠った。

どうだったかな?

これはもう、評価☆5!!そしてブックマークを押してくれるはず!!(調子乗ってすいません)

前書きでもいったように、健康第一なんで、手洗いうがいをして、マスクを徹底的につけて、僕の小説を読めばもう十分ですね←すいません

では、次会うのは、五話なのでそれまでに、だいぶ伸びとったらいいなー、みたいな

(ゆり)

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