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天使狩人  作者: 初心者 L
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そのようにしてWとD、2人が戦ってからすでに数十分が過ぎ、彼らが戦った廃墟は跡形もなくなった。 地面が掘れるほど掘られ、形態が残っていた建物はもはや形もなくなった。

WとDももう疲れたのか、距離を置いて息を整えていた。 Wは全身に近づいていた異形画が、いつの間にか腕の片方にだけ残り、Dの場合も長く巨大だった翼はいつの間にか最初の形の半分にも満たないほど小さくなったことが分かった。


「おい、W.もう疲れたのか? 腕にだけ維持することもままならないのか。 そろそろ降参したら? 私がいつも君の上に位置していることを知らない?」


「そんなつまらない話はよせ。 お前こそその大きさは何だ. 力もそろそろ全部抜けたみたいだね。 ペンダントを捨てる準備をしていろ」


疲れきっていたにもかかわらず、口論はひっきりなしに続いた. そろそろ行き着くと気づいた2人は最後の一撃を準備した。

Wは手を覆っている異形画がより具体化し、まるで山を裂くオオカミの爪のようにさらに堅く巨大化していった。

Dは翼の大きさは大きくならなかったが、それが維持している密度だけは濃厚になり、さらに強力な殺気を持っていた。

彼らの戦いが大詰めであることはJも認識したのか、席から立ち上がってMを眺めながら言った。


「さあ、そろそろあの二人も終わっていくので、M君に聞いてみる。」


「お前には二つの部屋が残ってる。 最初は、君の記憶を消して 日常に戻すこと。 記憶を消すには···。 難しくはないが、可能はする。 お前は屋敷に来る前に帰るんだ。 今まで経験した事を忘れて平凡な生活に戻るんだ。 Wは反対するだろうが... 僕がその子を止めるのは初めてじゃないから。」


「そして二つ目、お前は私たちの助力者になるのだ。 記憶を消すこともなければ日常に戻ることもないだろう。 ただのゴミのような天使たちをおびき寄せるえさになって、私たちと一緒に狩りをしているんだ。 Dはあなたとお金を分配しろとは言うが…」


「は.. 5%位は引いてあげられる。 その以上を乗り越える時ごとにDを死ぬほど殴るつもりだが」


Mは悩みに陥った 自分に天使の血が混じっていたこと、天使を狩る人たちがいること、そのすべてを忘れて再び平凡な日常に戻るのか、それとも目の前に見える人々と手を握って一緒に天使を狩っていくのか。


自分の体に天使の血が混ざっていることに気づいた時には死にたかった。 天使の素顔を眺めていたためか、それとも自分が同族を知らずに彼らを殺した経験のためかは知らないが、体全体には憂鬱という単語が広がり、脳にはその単語が埋め込まれていた。


Dから天使の説明を聞いた時には、初めて自分の見ていた世界の問題点を発見した。 天使という対象の誤りとそれによって起こる多くの悲劇を彼に聞くことで、天使に対する忌避はさらに大きくなった。


そして自分の親に対する事実さえ疑われた。 親と記憶にある人物は一体誰であり、自分の生みの親が彼らなら、彼らのうち誰かは先ほど狩った天使のような種族なのか、頭の中には親とも関わる多くの疑問が覆われていた。


記憶を消して日常生活に戻れば、Mはこの質問に答える理由も、考えに頭を動かす必要もなくなる。 それは憂うつさから抜け出す道でもあり、今自分の頭の中に存在する混乱をなくす道でもあった。


しかし、自分が天使を召喚しようと自分を傷つけた時には、帰りたい日常などなかった。 日常は苦しみの連続であり、貧困の延長線上に位置した。


Mは思った。 うつ状態に陥った時の自分は日常を懐かしんだが、天使を降臨しようとした時の自分は日常を捨てたがっていたことを。


事実、その考えだけではすでに答えが出されたのだ。


「結局どうする? 日常か?それとも狩猟か?」


JはMを見ながら促し、WとDはぶつかり、ものすごい轟音と暴風が離れているJとMに向けて飛んできた。 ほこりの風が晴れた後、DはJを見ながら話した。


「私は···」


「天使狩りをするよ。」


「もう一度聞いてみるよ。 天使を狩るということは、君みたいな、君の親と同じ種族を殺すことだ。 それでもお前は天使を狩るつもりなの?」


「しっかり記憶を消して日常に戻ったら、 私は今のように頭が痛くなることも憂鬱になることもないでしょう. しかし、私は今私が経験しているこの感情の原因が、頭を痛める考えの理由は何か、その質問に対する答えがほしいのです。」


「もちろん種族を殺すことに眠れないこともあるでしょう。 でも、私は知りたいです。 その無知でいっぱいだった日常に戻るつもりは存在しません」


「私は、彼らを、天使を狩るつもりです。」


MはJを見ながら話しており、彼の心には天使を狩るという確固たる誓いが存在した。


「おい、なんか俺らは後回しにされてるみたいじゃない?'


「同感…」


疲れて倒れているWとDは、JとMが手をつないで握手をする場面を見つめながら、Mの決めた道が何かが分かった。


「今回は私が勝ったんだ。D…」


「黙れ…」

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