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エッセイ

コピーライターになろう

作者: ヒョードル

 

 ここ『小説家になろう』には、もしかしたら本業副業問わず、コピーライティングで収入を得ている人が多いかも知れませんね。


 かくいう僕も、一時はコピーライティングで些少ながら副業として収入を得ていました。今でも探せば検索サイトで出てくると思います。


 コピーライターは敷居が高い訳ではなく、実は誰でもすぐになれます。専用ウェブサイトへの登録制だからです。このようなシステムを用いる企業は多いはずです。


 もちろん、書くにあたっての条件や書き方の指定、除外ワードのようなものはありますが、基本的には自由だと思います。審査やクライアントの承認はもちろんありますが。


 しかし、コピーライターという肩書が実はハードルが高くないという事もあり、駄文を書くライターが多いのも事実なのです。


 駄文とは、文法や言葉の選定、書式云々ではなく、主観が強く、主張すべき事の偏りが非常に強い文章の事です。云わば『斜め上から感』が否めなく、バイアスの塊のような内容の事です。


 もちろん素晴らしいライティングをされる方もいらっしゃいますが、注目されるのは炎上や批判で槍玉に挙がるライター達なのです。


 おお、と唸るようなライティングをされている方は悲しいかなフィーチャーされにくいものなのか、と落胆さえします。


 コピーライターとは、知らない情報を世に発信したり、物事を有益に運べるようにわかり易く教えたり、ただ単に知識の泉としての活用ができたりと、その性格には多角的な側面がありますが、決して読者に不利益をもたらす記述をしてはいけないのではないか、と常々思うのです。


 その性格を破棄してまで主義主張を貫く事が、時として不快感や反感に帰結してしまう事を想定もせずに書き連ねるライターが跋扈ばっこしています。


 僕自身、ツイッターを始めて二年程しか経ちませんが、今まで炎上(ないしプチ炎上)をしてきたライターを数多く見てきました。須らく、バイアスや斜め上から主観の内容でした。


 小説ではいいと思うのです。物語はある程度色付けを濃くしないと味は出ませんから。


 しかし、コピーライターはその内容が命だと言っても過言ではないと思います。


 ひとえにコピーライターと言っても、専属だったり、一分野に特価していたり、何でも屋だったり、種類や立場、クラスは様々ですが、全てにおいて言えるのは、賃金を頂くなら覚悟を持って書け、という事です。


 もしかしたら、特に注目を集めるわけでもなく、淡々と息の長いライティングをされている方こそ、優秀なコピーライターなのかも知れませんね。


『小説家になろう』にいる作家様で、これからコピーライターを目指す方は多いかも知れませんが、読者視点に立たれたライティングをしてもらえれば幸いです。




 ちなみに、あまり稼げませんでした。





以上、主観だらけのエッセイでした。

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