異世界転移の準備ってこんなのだっけ?って話 その1
一週間後に異世界出荷宣言されてしまったヨシとエル!
突然の事に軽くパニックになるヨシとエル。
ヨシはひらめいた! 今日は寝て明日考えよう!
エルもひらめいた! とりあえずおやつ食いだめしよう!
魔道書さんは・・・。
やっと異世界に行く(準備の)お話始まり~
「あぁ! ヨシさんもっと! その黒くて熱いのもっとください! 溢れるくらい‥‥、
もっと! 中がぱんぱんになるまで注ぎ込んでください~」
「ああ! この欲しがりめ! もう入らないってくらい注ぎ込んでやる! イクゾ!」
「あぁ‥‥!ヨシさんもうだめです!もうこれ以上は、でちゃう!でちゃいます!」
「クク‥‥! 溢れたらまた注ぎ込んでやるから心配す【ベシンッ】アッー!」
『お二人して何を馬鹿な事をしているのですか、さっさと次の作ってください』
「はい、すみません、途中から楽しくなっちゃって、うぅ、また尻が‥‥。」
魔道書さんに二本の鎖でケツをぶっ叩かれたヨシは尻を擦りながら生チョコを
焼いたパンやシューに注入する作業に戻った。
=====
一週間後に異世界送りを宣告されたヨシとエル二人して喚きながら床を転がり
回っていた。
「一週間後とか早すぎるよ~! スキル何選んでいけばいいんだよぉぉぉ!」
「うわぁぁぁぁん おやつがぁぁ三食おやつが食べられなくなりゅぅぅぅ!」
「「うわぁぁぁぁん!」」
そんな二人を冷めた目で見ながらもヨシのためスキル候補を調べていた、
魔道書さんだったが、何時までも喚き転がり続ける二人にだんだん苛々してきた
のか、水晶部分が青い発光から赤い発光へ変わって点滅し始めていた。
そんな魔道書さんの変化も気づかず二人はさらに暫らく転がった後、
突然ピタリと静止したかと思うと立ち上がり。
「そうだ明日考えよう!おやすみ~」
「おやつ食いだめしとかないと!」
そう言うとそれぞれ寝床、キッチンへと急ぎ足で向かっていく。
【ブチッ】
二人は何かが千切れるような音に ん? と思って音のした方へと振り向くと
そこには白い鎖と黄色の鎖を振り上げ、何時から付いていたのかわからないが
それぞれの先っぽについた清んだ青と赤の丸い飾り点滅させながらをこちらに
向けてゆらゆらと揺らしていた。
「あ、魔道書さん、そ、その飾り可愛いですね‥‥。」
ヨシがそういった瞬間、シャキーン☆と清んだ音がすると青い丸飾りが、
くぱぁと4つに割れると4つ手の爪状になるとカチカチと閉開し、
赤い丸飾りは薄い板状に形を変えると何かを叩くように振られている。
それを見たヨシはエルから転移期限の事を聞き呆けていた時、突如鎖に
足を縛られ逆さ吊りにされ、白い方の鎖で尻をひっぱたかれた事を思い出した。
「ま、魔道書さん! 落ち着いて! 明日! 明日はちゃんと考えるから許して!」
そう叫び後退り無駄な逃走を図りつつ許しを請うヨシだったが、
後ろを向いた瞬間無情にも右足に赤い四つ手に捕まれると、
そのまま引き釣り倒されうつ伏せ状態で魔道書さんの前までズルズル。
「うわぁぁぁ!?よして!!やめて!!あ‥‥ああぁ!? 【ベシンッ】アッー!」
「なぜでしょう?最近ヨシさんの情けない姿見てるとなんか‥‥もきゅ」
尻を叩く音、ヨシの悲鳴、そして牛乳パックに入った極太生ういろう棒を
もきゅる音だけが響いた。
=====
「も、もう許してください。なんでもしますから。」
そこには許しを請いながら痛む若干尻を浮かせ正座するヨシが居た。
だが未だに魔道書さんの赤い四つ手クローはカチカチと開閉を繰り返し
ふわふわと揺れながらヨシを見つめている。
どうやらまだ許してもらえないご様子。
しかしそこに女神の一声が!
「まぁまぁ、ヨシさんも反省している様ですし許してあげましょう?」
そういいつつ牛乳パック生ういろう棒を片手にエルが近づいてくると、
それまでゆらゆら揺れヨシのほうを見ていた赤いクローがピタリと揺れが止み、
ぐりんとエルのほうを見たと思ったら赤い残像を残す勢いでエルの手から
生ういろう棒を奪い取るとエルが届きそうで届かない高さで揺らし始めた。
「あぁ! 私の生ういろう返してください!」
エルは必死に取り返そうとぴょんぴょん跳ねているが後もう少しの所で
上や前後左右に揺らされ翻弄されている。
羽出しているんだから飛べばいいのにと思いつつも幼女が羽パタぴょんぴょん
してるのでほっこり見ていることにした!
「もうヨシさんの折檻に口出ししませんから!好きなだけお尻叩いても
かまいませんから!ほら!物欲しそうな顔で見てますよ!」
「おい!ちょっと待てエル! そんなことより早く俺のスキル考えようぜ! な!?」
ゆらゆらと生ういろうでエルを弄んでいた魔道書さんは、ヨシのその言葉を
聞くとピタリと赤いクローの動きが止めると。
その隙を突きエルが生ういろうを奪い返しもきゅり。
魔道書さんはもう片方の青い板状に変えた飾り部分でヨシの左頬をはたき上げた。
「イッタァィ! なんでだよ! 俺がなにをしたぁ!」
正座が崩れ、よよよ~ とでもいいそうなポーズのまま喚くヨシだったが。
ペシンッと魔道書さんが床を叩くと、
「い、いえ、何もしない私が悪かったのです。よろしければ今後の事で
ご相談に乗っていただけませんか‥‥?」
と、正座をし直す。
もう完全に屈服してるようにしか見えない。
数分、沈黙が支配した後に魔道書さんが変形した赤と青の飾りを元の丸に戻すと
ちゃぶ台の上に本体をおろし‥‥、下ろそうとした時、ヨシがどこから出したのか
小さめの青いクッションを魔道書さんが本体を下ろす所にさっと置いた。
クッションに本体を沈めた魔道書さんは少し気分がよくなったのか水晶部分を
青く発光させモニターのようにインターフェイスをヨシの目の前に映し出し、
【さて、スキルとアーティファクトどちらから決めましょうか?】
と、ヨシに問いかけた。
「ん~、実はもう一つのアーティファクトはかなり前に決めちゃったんだよね
え~と、名前なんだったっけか、あれ?カタログどこだ? エル~知らない?」
「ほぇ? カタログですか? 倉庫に戻してないのでこの部屋にあるはずですけど。」
「ん~? かなり前の闇なべの鍋敷きに使って以来触ってないぞ? どこだ?
ちゃぶ台下にもないな‥‥。 エル~そっちにはないか?」
「あ~ あの闇なべは色々と混沌としてて楽しかったですね~。バストナさんも
ラブリエルさんも呼んだ甲斐がありましたね。ん~、キッチンにもありませんね
どこにいったのでしょう?」
エルと二人して色々と探してみたがどこにもない。
最終手段と我等が知恵袋‥‥【ペシンっ】知恵の泉、魔道書さんに聞くしかないと
ちゃぶ台を見ると水晶部分を淡く黄色に点滅させる魔道書さんが。
「あの、魔道書さん‥‥カタログしりませんか?」
そう問いかけると‥‥。 ビクンッと飾りと鎖を震わせ、インターフェイスには
【∑(゜Д゜)】【(/ω\)】【( ・3・)~♪】とめまぐるしく表示された。
「知ってるんですね? どこにあるんですか?」
【‥‥はて?】
「とぼけてもダメですよ!ちょっと前顔文字で焦ってたでしょ!?」
【ログに御座いません】
「誰がそんな政治家みたいな‥‥、別に責めたりするつもりは無いですから。」
【‥‥怒らない?】
「えぇ、エルも別に怒りませんよ? な~エル?」
「え? はい? 別に紛失しなければ私も怒られませんし」
【‥‥。】
「え? カタログどうしちゃったんですか!?」
「落ち着けエル! 魔道書さん大丈夫だ。最悪エルが怒られるだけで済む」
「待ってください!ヨシさん!じぃじ怒ると結構怖いんですよ!
おやつ抜きにされちゃいます!」
「なら大丈夫だろ? 最近おやつは俺が作ってるじゃないか何も問題は無い。だろ?」
「え? ん~、そうです‥‥ね? 何も問題ないですね?」
頭に?を4つほど浮かべたまま納得した?エルがうんうんと唸っているのを無視し。
「で、魔道書さんカタログどうしちゃったん?」
【すみません、吸収しちゃいました(/ω\)】
視界の隅でエルが光の無い目で横に頭を傾けたまま固まっているのが見えた。
【やっぱり知識の収集欲に勝てなかった!悔しいっでも‥‥。】
「あ~、これはどうすればいいんだろ? エルどうすればいい? あれ? エル?」
ヨシがエルの方へと目を向けるとエルは食べかけの生ういろうを落とし、
いつもの謎ドアから外に出て行くところだった。
ドアが閉まる時に見えたエル目はまるで市場に出荷されるらんらんの目だった。
それを見た一人と一冊はなんともいえない空気になったが。
とりあえず怒られて帰ってきたエル用にと、献上するおやつは何にするかと
互いに案を出し合っていたが決まる頃にはヨシのアーティファクトの話なんて
二人とも微塵も覚えてなかったのである。
一ヶ月以上更新しなくてすみません。
艦●れのイベが悪いんや。e7なんやねん。
嘘です、2週間前に終わってTRPGプレイやリプレイ見たりしてで遊びまくってました。
その中で書きたいイベントやキャラが出来たのはいい収穫でしたが、
楽しいですよねTRPGやめられない。 クトゥルフ、ソードワールド、
最近クトゥルフリプレイ見るのやめられない。いあっいあっはすたぁ!
こっちの方で書きたい話が溜まってきたのと、ちょっと良い事があったので暫らくこちら中心に
更新していく事になると思います。
こんな一ヶ月も更新しなかった作品ですが時間があればまた読んでやってください>w<
本当更新サボってすみませんでした。
もしよかったら読みにくい+暫らくこちらの更新無いかもしれませんが読んでやってください
異世界に行った(転生した)ニートのお話 ~明日もきっと働くでしょう~
http://ncode.syosetu.com/n8551eb/
であ また次回! ノシ




