第1話
さすがに読み難いと思われるので、
行間を詰めた物も載せておきます。
内容は同じものです。あしからず。
胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか
(巻頭歌 引用)
…………ブウウーーーーーーンンンーーーーーーンンンン………………
。
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おにいちゃん
どこにいるの
どうしてかってに
どこかへいくの
ねえ へんじをして ねえ…
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そらが ないている
ねえ なんで ないているの
かなしいことでも あったの かしら
なんだか きょうは いいてんきね
すこし でかけようかしら
きょうも へいわなせかい
ひとびとも かわらない
とおりかかるわたしに えしゃくして
ほほえんでくれる
でも どうして…
きょうは かいもの
わたしが たのしい ひととき
このときは ほかの こと を
わすれられる から
きょうは なにを つくろうかしら
すぱげってぃ おむらいす すてえき
でも いちばんわたしが すきなもの
きょうは いるかな どうかしら
きょうは ふしぎ
どおしてこんなに からだがかるい
わたしのからだ はずんでる
どきどき ふわふわ
こころが おどる
こころ…?
ここは
どこ
いったい
きょうは
いつ?
おかあさん…