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感謝
「リノ~。一体今日は何の日だって言うのよ。誕生日だって過ぎたし・・・別にサプライズするようなことはないでしょう?」
「い、いえいえ。姉上・・・ま、後のお楽しみ・・・というやつですよ~」
トビラに耳をつけた。どんどん近づいてくる。
コツコツ。 コツコツ。
2人の足音が大きくなっていく。私の心臓のスピードが速くなっていく。
そして合図を出し、扉が開かれる。
パァァァァーンンンン!!!!!
「!!!!!」
「えっ!!!!!!!?」
リノ様は知っていたのだがやはり驚いた。王女様もやっと気づくであろう。今日はいろいろあったが王女様とリノ様の誕生日会なのだ。
「HAPPY BIRTHDAY!!王女様。リノ様。」
そして王女様の部屋にはワレモコウと花が置かれている。花言葉は『感謝』だ。
一件落着に見えるが厳密にはまだ直っていない。いやあれがあったから事件がおきている。何かというと・・・リノ様と王女様が余りに似ているため入れ替わりそのときは声も同じ声を出すのでよく騙される。




