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過去
私がまだ5歳の頃奴隷のように毎日ただ働きをされていた。そのとき王女様は外が大好きで一人でよく外に出ていた。でも見つかっては怒られていたそうだ。ある日から王女様は母上様と外に出ていたらしい。その外に出ていた理由は外が好きだったのと私がそのときにもう気に入られていたらしい。それである日母上様が私を買うことを決意したのが私が7歳の頃だ。しかし私が入ったときには父上様はいなくなっていた。王女様はすごくショックを受けていらっしゃった。それで年齢が一緒の私なら王女様を元気付けてくれるかもしれないとひつじさんが思い頼まれたのだ。一緒にいてやってください。と。私は一杯元気付けてやろうと張り切っていた。そのとき王女様が手紙をみて泣かれていた。
「王女様。何故泣かれているのですか?」
「なんでもない。ちょっと今は一人にして。」
「分かりました。」