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ぼくは佐藤翔太!  作者: 佐藤 翔太
36/49

その㊱~ドキドキ、バクバクのテレビ視聴~

12月のとある日。




レッスンを終えて帰宅し、家族と夕食をとりながら、何気なくテレビをつけた。




年の瀬らしく、昔のヒット曲から最新のヒット曲まで、豪華なアーティストが出演する歌番組だ。



「懐かしい曲ばっかりだな…」




そう思っていたら、画面にテロップが流れた。



「10年ぶりのテレビ出演!あの“動物園”」



「えっ…『動物園』!?」



思わず箸を止める。



次の瞬間、画面に映ったのは――今ではぼくの日常にいる、SARU先生とKABA先生だった。



いつもダンスを教えてくれる先生が、人気タレントの司会者からインタビューを受けている。



なんだか変な気分だ。



ぼくはテレビの前で心臓が「ドキドキ」していた。


司会「10年ぶりのテレビ出演ということで、何かメンバーに心境の変化が?」



SARU先生「最近、とても刺激になることをしているんです。これからアイドルとして大きく羽ばたく原石たちにダンスを教えているんです」



「もう『動物園』のメンバーでテレビに出ることはないと思っていましたが、彼らを見ていたら、自分たちもまだまだ輝けると思ったんです」



司会「また『動物園』が観れるなんて。私たちはその原石たちに感謝しないとですね」




――その「原石」って、ぼくたちのことだよな…。





でも、家族にはSARU先生とKABA先生からダンスを教わっていることは言っていない。



ぼくは、テレビの前で一人、胸が高鳴っていた。




その後の『動物園』のパフォーマンスは、10年のブランクを全く感じさせない圧巻のステージだった。


キレのあるダンス、完璧なフォーメーション、そして観客を魅了する存在感。




一緒に観ていた両親が、こんなに「動物園」の復活を喜んでいるのを見て、SARU先生とKABA先生のすごさを改めて実感した。




――この人たちに教わっているんだ、ぼくは。


そして、番組は進み、トリを務めるのは、今や老若男女、あらゆる世代から人気を博しているアーティスト「ONIGASHIMA」。


彼女は実際の姿を見せることはない。



時にはアニメーション、時にはモーションアバター、時には静止画イラストで登場する――鬼のコスチュームをまとった謎のアーティストだ。




この日もCGによる出演だった。



街中でも流れているアニメ映画のタイアップ曲を歌い始める。



その歌声は、いつものように人の心の奥に届く「本物」だった。



――でも、その瞬間、ぼくの心臓が跳ねた。




「ん!?」



「んん???」




あれ…この声…すごく聞き覚えがある。



まさか…いや、そんなはずない…でも…。



テレビの前で、ぼくの心臓は「バクバク」と音を立てていた。



――この声、どこかで…いや、絶対に知っている。

*La♪Ra・RISE!キャラクター原案者*

英賀田 雪雄(あがた ゆきお)  :日花子

根古島 カノン(ねこじま かのん) :日花子

京極 真秀(きょうごく まほろ)   :茶ばんだライス

折原 千鶴(おりはら ちづる)   :夏也 すみ

狭山 那音(さやま なおと)   :ギフカデ

Daz・Garcia(ダズ・ガルシア)  :HUNGRY

赤河 辰煌(あかがわ たつき)   :ウニヲ

佐藤 翔太(さとう しょうた)   :niko

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