その㉔~「La♪Ra・RISE!(ララライズ)」の生まれた日のあと~
顔合わせが終わって、スタジオを出たとき、外はもうすっかり夜だった。
みんなで「お疲れさま!」って手を振り合って、それぞれの帰り道へ。
ぼくは、少しだけ遠回りしてコンビニに寄って、ドーナツをひとつ買った。
甘いものを食べると、なんだかホッとするから。
部屋に戻って、制服のままベッドに倒れ込む。
天井を見上げて、今日のことを思い返す。
――緊張したなぁ。
自己紹介、声が震えてなかったかな。
みんな、すごく個性的で、でもどこか“本気”な感じが伝わってきて。
ぼくは、ちゃんと仲間になれるんだろうか。
うまくやっていけるのかな。
そんな不安が、ふっと胸をよぎる。
でも、みんなの夢を聞いたとき、
「ぼくも、歌で誰かの心に届きたい」って、素直に言えた。
それだけで、少しだけ自分を好きになれた気がした。
あだ名が生まれて、みんなで笑った瞬間。
あの空気が、すごく温かかった。
「チームって、こういうことなんだ」って、初めて実感した。
「リーダーはいらない」って話になったけど、
ぼくは、みんなの“らしさ”が混ざり合うこのチームが、
すごく好きだなって思った。
窓の外を見上げると、夜空に星がひとつだけ光っていた。
「これから、どんな毎日が待ってるんだろう」
不安もあるけど、ワクワクもしてる。
だって、これから毎日、
あの個性的な仲間たちと一緒に歌ったり、踊ったり、
時にはぶつかったり、笑い合ったりしながら、
「La♪Ra・RISE!」としての物語を作っていくんだ。
これからどんな日々が待ってるんだろう。
みんなで初めてステージに立つ日のことを想像すると、
胸がドキドキして、眠れなくなりそうだ。
「ぼくは、ここから始まる毎日を、全力で楽しみたい」
そう思ったら、自然と笑顔になった。
窓の外には、夜空に星がひとつ。
「きっと、あの星みたいに、ぼくらも輝ける」
そんな予感がした。
――ぼくは佐藤翔太。
歌が大好きな、普通の高校生。
でも、今日からは「La♪Ra・RISE!」の一員だ。
これから始まる新しい日々に、
不安もあるけど、
それ以上にワクワクしている自分がいる。「みんなと一緒に、夢を叶えたい」
『きっと、みんなでいれば、どんなことだって乗り越えられる!』
そう強く思いながら、
ぼくはそっと、ドーナツをひとくちかじった。
*La♪Ra・RISE!キャラクター原案者*
英賀田 雪雄 :日花子
根古島 カノン :日花子
京極 真秀 :茶ばんだライス
折原 千鶴 :夏也 すみ
狭山 那音 :ギフカデ
Daz・Garcia :HUNGRY
赤河 辰煌 :ウニヲ
佐藤 翔太 :niko




