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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

被害者

作者: よよよのよの

ツイッターの男女論を見てたら、気が狂ってきました。解毒するためにAIのべりすと君と書きました。

私はいつだって抑圧されて生きてきた。

小学生の頃、アニメなんかできずに父親と夜を交わしていた。最初は何も疑問を持たず、それを受け入れていた。しかし、徐々にそれは普通ではないことを悟る。他の小学生たちと自分が違うことを自覚したのだ。

「お父さん、もうこれやめたいよ。もっと普通のことしたい」

中学生の時、父親にそう言ったことがある。その時の父親の顔は今でも忘れられない。その顔には何の表情も浮かんでいなかった。まるで人形のような無感情な目をしていた。父親は私を殴った。何度も何度も殴った。

「お前が俺から逃げるのか?」

「ごめんなさい……許して……」

「ダメだ。これは罰なんだ。お前が悪いんだ。だから我慢しろ」

高校生の時、私は周囲とのズレを感じて悩んでいた。そして、この世界が自分の望んでいるものとは全く違っていることに気が付いた。でも、それを周りに伝える勇気はなかった。ただ漠然と自分の心を押し殺して生きていた。そんな時、ある小説を読んだ。

『ムーン・ブラスト』という小説だった。この小説で初めてフェミニストを知った。女性の人権を守るヒーローの物語。私の心に強く響いた。私がこんなに惨めな目に遭っていたのは全て男性が悪いからだと思った。女性の権利を守るため、男性は滅ぶべきだとさえ思った。

ツイッターで自分の全てを吐き出し、フェミニズムを広める活動をした。フォロワー数は1万を超えた。フォロワー数が多ければ多いほど良い。だから私はさらにツイートを続けた。


フォロワー数が増えるにつれ、私の心は次第に満たされていった。今までの人生では味わえなかった、自分が認められる快感を覚えた。これが承認欲求というものか。素晴らしいものだ。

しかし、同時に私は不安にもなっていた。このままじゃいつかバレてしまうのではないかと。ある日、ネット上で私のことが話題になっていることを知った。

『マイノリティである私たちを傷つけているという事実がわからないのかな?最初から議論する気はないって言ってるでしょww』

私は弱者男性どもに向けて呟く。

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