旦那さまと柚子
皆様ごきげんよう。今年、クリスマスをすっかり忘れてしまっていた、我が家です。
でっかいツリーがあるんですよ。今年は体力が、ガタ落ちしてまして飾れなかった( ;∀;)
まぁいい。来年がある。
ところで、旦那さまが、またまた柚子をいくつかお持ち帰りしましたよ。当然ながら、家族の反応は。
「どっから、盗ってきたんや」
「ちゃう!貰った」
(毎回繰り返される)
お知り合いの業者さんから、貰ったそうです。丁度、冬至でしたかね。そして旦那さまは、焼酎のお湯割りに使う、今年の柚子使用方法。
昨年ぐらいまでは、みかんの様に食べてたのですが、お年を召して、酸っぱいのが少しばかり、苦手になられたご様子。
柚子の生食は、ものすごく酸っぱいです。レモンよりも頭に、キーンと来る酸っぱさです。
そういや、橙って、あるでしょう、お正月飾りの。アレも過去、お召し上がりになられてたのですよ。アレは柚子より酸っぱいです。
橙、お飾りにどうぞと貰ったのに。鏡餅の上に載せよう!と嫁が餅つきを終え、橙をさがすと。
皮だけになってたし……。(・д・)チッ!
柑橘類=食う
図式が頭の中にあるみたいです。
今年は焼酎のお湯割りに、柚子を使うとのたまうので、嫁は、輪切りか串切りにしようか、そう提案したのです。
ところが。
「いい」
どうやって使うのでしょうかね。眺めてましたら
①. とりあえず、柚子を剥く
②. 小房に分ける
③. そのひとつの薄皮を剥いて、果実をコップにドボン
④. それを、一度に3つ位投入、大体、3回ぐらいお代わりするお湯割り。
よくわからんが、ものすごく酸っぱそうなお酒が出来てる様な。
「酸っぱくて美味しい!」
やはり酸っぱいのか。
ソシテ。
お風呂に入れず、せっせと柚子を消費した、冬至からの数日。
イブに事件が起こりました。
「今日は、柚子使わない」
クリスマス感全くなし、
サバのカリカリ焼き、れんこんと練り物の煮物と、もやしのナムル、ほうれん草のおひたし、餃子と昨夜の残りの豚汁、漬物。白米のメニュー(我が家はおかず食い)
「なんでや」
今や大黒柱を乗っ取りつつある、息子が聞きます。
「昨日、風呂上がりに柚子飲んだら(飲んでたのか?旦那さま、お湯割りだろう)、寝るとき痒くて痒くて」
「柚子の食べ過ぎや」
ほどほどにしとけ。← どっちが親なのでしょうかね。
血行がよろしくなりすぎたのですかね。布団に入ると、カユカユだったそうなのです。そんな事、あるのか?と思ってましたら、
使用せずいつもの様に飲んで寝たら、なんともなかったー。と、少しばかり前倒しで冬休みに入った、旦那さまが言っておられます。
ところで。
我が家には、旦那さまが決めた掟があるのですよ。
『家に長々と居るものが、雪かきをする』
↑ その昔クソ忙しい旦那さまが決めたのです。当然ながら、旦那さまは決められた当時は、雪かきとは無縁。
冬休みになると子どもがせっせと、雪遊びがてら雪かきをし、お姑さんと近所に仕事に行ってる私と、人力で頑張ってました。
そして。
数年前。豪雪がやってきました。お姑さんは天国に召されてますし、子どもらは成人しており日中家にいない。私も仕事で日中、家に居るのはチワワ様だけ。
となると雪かき隊員が圧倒的に不足したばかりか、朝起きたら、ひと晩で1メートル降ってる。こうなると除雪車も来るのが遅れる、それよりも車を発掘しなくては仕事に出れない。
徒歩通勤の私は、頑張って下さいと発掘作業をしている家族を放置し、職場に向かいました(^O^)/
その折、雪かきに草臥れ果てた旦那さまは、翌年『除雪機』君を購入。それ以来、豪雪に見舞われる事が無い秘境。
さあ!
今年は旦那さまはお休みだった日に大雪!
除雪機君活躍!
明日からお休みになる旦那さまの為に大雪!
除雪機君活躍!
旦那さま以外、年末迄仕事が入っている家族!
年末迄わさわさ降っても、安心安全。
除雪機君活躍!
旦那さま、柚子をほどほどに摂取し、雪かき頑張ってくださいまし。
終わり。