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世界最強決定戦

……………………


 ──世界最強決定戦



 とある宇宙の、とある世界。



 それは地球に似ているようで、地球とは異なる歴史が過ぎてきて、地球とは異なる生き物たちが暮らす世界。



 その中でも死の山と恐れられていた山に、ひとりの男が佇んでいた。


 アベルだ。


 上半身に革ジャンを羽織り、見事に割れた腹筋を晒した暑苦しい男が、堂々とこの死の山と呼ばれた山の台地に立っていた。


 この山が死の山と呼ばれていたのは、ここに恐るべき魔物が住み着いていたからだ。その名は火竜ヘリオガバルス。その細長い蛇のような体の体長は2キロ以上。アメリカ海軍のニミッツ級原子力空母の約7倍の大きさであった。


 だが、今やその山の覇者はいない。


 アベルが食らったからだ。彼が拳でぶちのめし、おやつ代わりに平らげた。


「おせーな」


 アベルはジーンズのポケットからスマートフォンを取り出して時刻を確認する。


 時刻は午後7時。世界は夕闇の中に落ちた時刻。


 ちなみにこのスマートフォン。ドラゴンが踏んでも大丈夫というスペックを謳い、壊せた方には無料提供しますと店員が謳ったばっかりに、アベルの拳を受けて木っ端みじんになった。そのため店員は泣く泣く無料でスマートフォンをアベルに提供したのだった。


 アベルがスマートフォンを見ていたとき、不意に魔法陣が浮かび上がった。


 黒い色のそれが不気味に輝くと次の瞬間には白いローブの少女──セラフィーネが姿を見せた。セラフィーネはアベルの姿を見つけると呆れたような表情を浮かべた。


「おせーぞ」


「戯け。私は時間ちょうどに来た。貴様はいったいいつからそこにいる」


「半年前からだ!」


「貴様は相変わらずせっかちな馬鹿野郎だな」


 アベルの言葉にセラフィーネが肩をすくめた。


「ローラはどうした?」


「まだ来てねえよ。あいつ、遅刻魔だからな」


「もう一度連絡しておけ。きっと忘れているぞ」


 セラフィーネが周囲を見渡してそう告げるのに、アベルがスマートフォンを弄る。


「おーい。俺だ。アベルだよ。オレオレ詐欺じゃねーよ。貴様、ちゃんと約束覚えているだろうな? や・く・そ・く! しただろうが! 知らないじゃねーよ! 今日、午後7時に死の山の台地に集合だ! 分かったな? 急げよ!」


 アベルはふうと息をつくと、セラフィーネを見た。


「見事に忘れてた」


「だと思った」


 ふたりしてはあとため息をつく。


 それから30分が過ぎただろうか、突如として黒い霧が淀み、それが濃くなっていく。


「参上……」


 そして、その霧の中から現れたのが黒いドレスの少女──ローラだった。


「参上、じゃねーよ。約束忘れてる挙句に遅刻だぞ」


「ボク、朝には弱い……」


「今、何時か言ってみろ、貴様」


 アベルがそう告げるのに、ローラは露骨に視線を逸らした。


「ともあれ、集まったな」


 アベルは拳を叩きならす。


「この3000年。この世で正真正銘の最初の人狼として生まれてから、強い奴らは残さずぶっ飛ばしてきた。世界最強の剣聖、世界最強の格闘家、世界最強の軍人、世界最強の竜。みんな、全部叩きのめしてやった」


「この3000年。魔女として生まれ変わり、自分よりも強いと名乗る者は血祭りに上げてきた。世界最強の賢者、世界最強の黒魔術師、世界最強の死霊術師、世界最強の大魔女。全て私の前に敗れ去ったのだ」


「……この3000年。13人の真祖吸血鬼が数千万の軍勢を誇っていた。真祖に次ぐ第二世代吸血鬼から有象無象の屍食鬼に至るまで。だけど、真祖で残っているのはボクひとり。残りの連中はみんな殺してきた……」


 アベル、セラフィーネ、ローラが口々にそう告げる。


「そうよ! 残るは我らだけ! 俺たちは強者をぶっ潰してここまで来た」


「ならば、問題は──」


「この中で誰が最強か、ってこと」


 アベルが告げ、セラフィーネが告げ、ローラが告げる。


「いざ、決めようぜ。世界最強は誰かってことをな」


 アベルがその鋭い犬歯をむき出しにしてそう告げるのに、セラフィーネは肉食獣のような笑みを浮かべ、ローラはふわあとひとつ欠伸した。


「おや。皆さん、お集まりのようですね」


 そして、最後にやってきた人物。


「待ってたぜ、フォーラント。貴様がレフェリーだ。公明正大にジャッジしてくれ」


「とは言っても、ルールは無用でしょう?」


 フォーラント。大悪魔フォーラント。


 彼女の妹の名もまたフォーラントであり、彼女の姉の名もまたフォーラントである。


 ひとつだけ言えるのは、この世で最強の種族を決定するという壮大な場において、この大悪魔ほどの適任はいないということ。彼女はやろうと思えば宇宙すら破壊できるだけの力を持ち、それでいて地上に生きる生命にただならぬ興味を示しているのだから。


「ギブアップした奴は離脱。それ以外は死ぬまで殴り合う。それがルールだ。それ以外にルールが必要だと思うか?」


「思わないですね。では、準備ができましたら始めましょうか?」


 フォーラントはにこやかに微笑んでそう告げる。


「よっしゃあ! 行くぜ、行くぜ、行くぜ!」


 アベルが己を鼓舞するようにそう叫ぶと、その筋肉が隆起していき、堅い体毛が体を覆って、その半身が狼を連想させるようなそれへと変化した。頭部は間違いなく狼のそれであり、人間の時と変わらぬ紫色の瞳が輝いている。


「ゴーレム。整列(ライン)


 セラフィーネがそう告げて警棒を宙に突き立てると、21体のゴーレムがセラフィーネの前方にずらりと整列し、M240機関銃を構えた。


「夜はボクたち吸血鬼の時間だよ? 負けるなんて思う?」


 ローラがそう告げると彼女の背後で無数の蝙蝠が蠢き、いつのまにか彼女は一振りのレイピアを握っていた。レイピアの名は“串刺し狂(ヴラド・ツェペシュ)”。


「では、皆さん、準備ができましたようですね。それでは──」


 フォーラントがこの3名による地獄の殺し合いに号令をかけようとしたときだった。



 世界が暗転した。



「おい! なんだ、畜生! セラフィーネ、フライングだぞ!」


「私ではない。別の何者かが空間を操作している……?」


「不味い予感がするよ……」


 それぞれが口々に告げる中、フォーラントも暗転した空間に巻き込まれていた。


「あれま。これはあれですよ」


「なんだよ?」


「召喚魔術です」


 フォーラントが暢気にそう告げたとき、4名は落下する感覚に囚われた。


……………………


……………………


「ようこそいらっしゃいました、勇者……様?」


 遥か宇宙の彼方のとある国──オーディヌスでは勇者召喚の魔術が行われていた。


 世界の各地から最強の戦士たちを集めて召喚し、救国の英雄になってもらおうという魔術であった。これによって召喚されるのは武勇に優れた戦士、魔術に優れた魔術師、この世の全てを知り尽くした賢者など優れた人材が召喚される。


 そして、それらはオーディヌスの住民に友好的な者たちである──とされてきた。


「おい。貴様が俺たちの最後の戦いを邪魔したのか? ああ?」


「小娘。貴様、何をした? すぐに吐かなければ蜂の巣にするぞ」


「君、血を吸っていいかな? ……死ぬまで」


 ひとりは狼の半身と人間の半身を持った恐ろし気な怪物。ひとりはどう考えても殺意しかない瞳を有し、無数の甲冑姿の兵士たちを従えた女性。そして、もうひとりは背後に蝙蝠を群れさせている怪し気な少女。


 やべえ。ミスった。


 召喚主である王女の額に冷たい汗が流れた。


「まあまあ、皆さん。ここはひとつ落ち着かれてください」


 殺気立った3名を宥めるように声を発するのはフォーラントだ。


「今のは空間転移、それも高レベルのものですね。多元宇宙間を跨ぐ、壮大なもの。運命を感じます。宇宙の数は創造主により数多あれど、それが“偶然”この世界と私たちの世界を繋いでしまうだなんて。きっとこれは運命です」


「え、ええ! 運命です、運命! どうかこの世界を救ってください、勇者様!」


 フォーラントがにこりと笑って告げるのに、王女が必死に頷く。


「はあ?」


「殺すか」


「殺そう……」


 だが、この3名にそんな気はさらさらないぞ!


「お、お願いです。まずは話を聞いてはいただけませんか。この通り!」


 ついに王女は土下座した。


「仕方ねえ。俺は弱い奴を放っておけないんだ。話聞いてやるから、頭上げろよ」


「本当ですか!?」


 アベルというのは強者は弱者を守るべきというある種の紳士的な思想の持ち主で、弱者は弱者として相手にしないが、強者が弱者を虐げているというのは許せない男なのだ。


「アベル。貴様との勝負はどうなる?」


「これは延期だな」


「ふざけるな。私はようやく己が世界最強であると示す機会が回ってきたのだ」


 セラフィーネが問い詰めるのにアベルが肩をすくめた。


「小娘。ここはどこだ。10秒以内に言わなければ殺す」


「は、はひっ! ここはオーディヌス王国王都トールベルクの王城! その召喚の塔になりますっ! 以上です!」


 きっちり10秒以内に答えきった王女である。


「オーディヌス王国……? そんなものは聞いたことがないぞ」


「セラフィーネさん。ここは異世界なんですよ。あなたたちがいた世界とは別の世界。そういう魔術が行使されました。私が確認しています」


 セラフィーネが渋い表情を浮かべるのにフォーラントがそう告げる。


「異世界。存在は知っていたが、まさか本当に踏み込むことになるとはな……」


 セラフィーネはフォーラントの解説で落ち着いたようだ。


「なんだかイライラするな。みんな、どうして納得しているわけなのさ? ボクたちの一世一代の晴れ舞台が邪魔されたんだよ。生かしてはおけないんじゃないかな……?」


 ひとり、今だ殺気を放っているのはローラだ。


 彼女は蝙蝠を羽ばたかせ、レイピア“串刺し狂(ヴラド・ツェペシュ)”を構えている。彼女がその気になれば王女など血の一滴も残さずに息絶えるだろう。


「落ち着いてください、ローラ。これは好機ですよ。あなたはあの世界の住民たちにめぼしい眷属を見つけられませんでしたが、ここは異世界。どんな種類の人間やそうでない生き物がいるのか分かりません。あなたの好むキューティーな眷属が見つかるかも?」


 そんなローラをフォーラントが宥める。


「そうだといいけれど。まあ、ボクも今は話を聞こうかな」


 ローラはそう告げると“串刺し狂(ヴラド・ツェペシュ)”を彼女の傍に控えている無数の蝙蝠たちの中に消し去った。


「そ、それでは、こちらへどうぞ。歓待の宴の準備ができております」


 王女は内心でこれは3回は確実に死んでたと思いながら、この異世界からの凶悪な客人たちを持て成すために王城の中を案内した。


……………………


……………………


 王城の中は見るものを唸らせる装飾品などで満ちていたが、生まれてからずっと殺し合いで血の海にしか興味がなかった3名が興味を示すことはなかった。


「よ、よくぞ、いらっしゃいました、異世界の勇者の方々」


 異世界からの勇者はこの国の王と同等の地位という考えにより円卓が準備された応接間には、今にも死にそうなおじいさんが立ち上がって4名を出迎えた。この死にそうなおじいさんこそ、この国の国王である。


「話を聞かせてくれ。誰が敵で、誰が強くて、誰が弱いのか」


 アベルはいつの間にか人間の姿に戻っており、円卓に腰かけるとずいっと身を乗り出して、国王にそう問いかけた。


「はい……。我々は魔族の侵略を受けて、絶滅の危機にあります」


 20年前から北の大地より南に進出してきた魔族の手で、いくつもの国家が崩壊し、人類の生存圏は今やオーディヌス王国とその周辺にまで縮まっているということ。魔族たちは野蛮で人間を文字通りの食い物にし、虐殺しているということ。


「許せねえ。そいつは許せねえな! 弱い者いじめは下等な連中のすることだ! そういう奴らは俺は気にらねえんだよ! 強者なら弱者を守ってやるのが使命だろ! 強い者が弱い連中をいたぶってどうするんだよ! 気に入らねえ!」


 アベルは熱い男である。


 彼はナチュラルに自分は絶対の強者であり他の連中は弱いと思っている。だから、何事も上から目線。それでも強者である自分が、他の弱っちい連中を守ってやるのは当然のことであり、そのことに理由は必要ない。そして、他の連中もそうするべきだ。そういう考えの男だった。


「俺はやってやるぜ、その勇者って奴! 魔族とかいう弱い者いじめ集団をぶっ潰して、粉々にしてやる! 鏖殺だ!」


 この人に平和調停とか任せたら絶対にダメなパターンと分かる考えである。


「私はどうでもいい」


 セラフィーネは無関心だった。


 彼女も自分こそが強者であり、他の連中は相手にならない雑魚と考えているような、ナチュラル上から目線の人物だったがアベルとは違う。アベルとは違い、彼女は弱い連中に興味はないのだ。彼らが殺されようと、痛めつけられようと、食べられようと、彼女は全く以てどうでもよかった。


「だが、興味のあることがある。先ほどの空間転移魔術。あれについて教えろ」


 それでも彼女を突き動かすのは知識欲。


 魔女とはより知識を有するものこそが強者となる世界の生き物だ。故に未知のことにはどこまでも興味を示す。アベルとローラについても彼らに勝利したら、徹底的に解剖してその強さの仕組みを暴いてやろうという考えだった。


「あ、あれは王家の秘儀でして」


「教えろ」


 セラフィーネの従えるゴーレムがSCAR-H自動小銃の銃口を王女に向ける。


「世界! 世界を救ってくれたら喜んで教えます! ですので、まずは勇者として世界を救っていただけないでしょうか!?」


 王女も必死だ。この召喚に失敗したら文字通り人類の生存圏は消滅するのだ。


「ちっ。分かった。私もその勇者とやらをやってやる。要はその魔族とかいう連中を皆殺しにすれば解決するのだろう」


 この人もまた平和調停とか任せたらダメな人である。


 基本的に全滅か否かの0と1しかない。これで外交は無理である。


「ボクはどうしようかなー。みんながやるならやってもいいかなー。けど、ここで皆殺しってのもなかなか面白いかもなー……」


 ローラは話に退屈してきたのかいい加減なことを言い始めていた。


「そちらの方は何をお望みで……?」


「しいて言うなら可愛い眷属かな……」


 国王が尋ねるのにローラがそう告げて返す。


「そ、それならばこのようなものたちはどうでしょうか?」


 国王が合図するとあれま、水着姿の美少女、美少年が部屋に入ってきた。


 人間もいれば、そうでない種族も見受けられる。というか、なんのために用意していたのであろうか、この人たち。


「ほう? なかなかいいね。……見た目は。けど、弱いんでしょ?」


 ローラは地味にこの中では一番面倒くさい人間──吸血鬼で、可愛くて、強くて、尽くしてくれて、見ていてにんまりできるような眷属が欲しいというわがままだった。


 アベルのように弱者を救いたいわけでもないし、セラフィーネのように知識欲で動くわけでもない。彼女のわがままに付き合っていたら、10世紀以上はかかるだろう。


 もっとも、便宜上彼女と呼んでいるが、真祖吸血鬼は無性である。つまり、女性でも男性でもいけちゃうのである。そのせいか彼女は眷属を番で飼いたがる。そこら辺も彼女のわがままポイントのひとつだ。


「エルフ種でしたら、強力な妖精術が使えますし、いつまでも美しいものです」


「へー……。まあ、それでいいかな。まあ、君たちには期待してないよ。最良の眷属というものは自分の手で探すものだし、さ。未知の世界だし、いい収穫があるかもね」


「ということは……?」


「……ボクも勇者やってあげるって言ってるんだよ」


 なんだかんだでローラが仲間に加わった。


「そちらの御仁はどうなされますか……?」


 国王がそう告げて見るのはフォーラントだ。


「ああ。哀れ絶滅の危機にある人類。私も同情します。深く、どこまでも深く同情します。私もあなた方をお救いしましょう。こうして円卓の座を設けられたということは、客人と国王も対等ということを意味しているのですよね?」


「ええ。異世界から遥々訪れた方々に無理なお願いをするのですから」


「つまり、私もあなたと同じ地位にあるとということですね?」


「はい。そのつもりで──」


 国王が頷いたとき、その動きが止まった。


「私とあなたは同じ地位にある。同一の地位にある。つまり、あなたは私。というわけで、始めましょうか、皆さん!」


 フォーラントが立ち上がって、拳を振り上げる。


「世界最強の勇者は誰か! 最初に人類を救った人が勝者です!」


「なっ……!」


 その言葉にアベルが目を見開いた。


「国王様もそう思いますよね?」


「ハイ、ワシモソウオモイマス。イチバンハヤイヒト、ショウシャ」


 国王がやけに機械音声染みた声でそう告げる。


「なるほど。そういう形で世界最強を決めようってわけだな。乗ったぜ!」


「いいだろう。受けて立つ!」


「勝つのはボクだけどね……」


 そして、3名が椅子から立ち上がる。


「では、世界最強の勇者の名をかけて、用意! スタート!」



 こうしてレースは始まった。


 人類救世レース。



 勝つのは世界で最初の人狼か。


 あるいは3000年を生きる魔女か。


 それとも真祖の名を冠する吸血鬼か。



「楽しいゲームになりそうじゃないですか」


 もしかして人類を弄ぶ大悪魔か。



「魔族の場所を教えろ! ぶっ潰してきてやる!」


「早く敵の位置を言え。殺すぞ」


「ねえ。どこに敵がいるのか教えて……。そうじゃなきゃ死んで……」




 これは人類が救われるようで、あんまり救われた気がしない物語。




「この召喚、絶対失敗だよ……」


 そして、王女はひとり涙目になっていた。


……………………

本日2回目の更新です。

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