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お金稼ぎはしっかり真面目に

また普通に話を進めるぞー……と言いたい所ですがまた話は一転二転としていきます。と言ってももうすぐ書き溜めも終わりですが

 建斗達の異世界生活は順調だった。

 ハンターズギルドの依頼は主に民間の物、国の物、ギルドが出した物の三種類があり、中には名前に相応しくない護衛だったり一日アルバイトだったり、軽い雑用を頼むような依頼もあれば、名前の通り何かの討伐。何かの捕獲等、命の危険が伴う依頼も存在する。

 建斗達は三人一組であり、効率よく金を稼ぐのなら三人で分かれてそれぞれの得意分野で稼ぐのが一番なのだが、建斗とヴィーシャのバカップルが離れたくないと共依存を発動。ゼナはそれに流されるだけなのでじゃあ一緒に、となり結局三人一緒に非効率に狩りをする事となった。

 しかしそれでも、そこそこ強い魔物を倒せば金はそこそこの量入ってくる。


「グウアァァァァァァァァァァ!! …………ふぅ。満足」

「相変わらずゼナの獣化時と通常時の変化が激しいな……賢者モードかっての」

「ほら建斗くんもボヤかず頑張れー」

「めっちゃやる気出たわ。真名解放、ヴァリアントソード・アルタイル! 飛べ、アルタイルスラッシュゥッ!!」

「わー、建斗くんちょっろい」

「ヴィーシャ限定だっての」

「将来は尻に敷かれるけんと。目に見える」


 まぁこんな感じで大抵の狩りは終わる。

 歩く生態探知機もどき、ゼナが魔物を探し当て、建斗とゼナがそれらを倒し、ヴィーシャが後始末。いい感じに役割分担をこなし、ほぼ秒殺のレベルで相手を倒しているので疲労はほぼ無し。

 ヴィーシャが首の無くなった魔物を予めスコップで掘っておいた穴に埋めると、次の依頼は、と懐から依頼書を取り出して確認する。


「あそこの山に縄張りを作ってる熊型魔物の番の討伐だって。建斗くん、アルタイルスラッシュで狙撃できたりしない?」

「ははっ。最近のヴィーシャさんからの無茶ぶりつれぇや。ってかできたとしても狼煙焚かなきゃいけないからどっちにしろ行かなきゃ駄目だろ」


 そう言いながら建斗はハンターズギルドから与えられた狼煙をその場で上げる。

 この狼煙を上げる事でどこで狩りが行われたかをギルドの方が判別できるため、別の場所で適当に狩ってきた物を持ってきたか否かが分かるという手筈だ。それに煙の色もしっかりと分けられているので個別の判断も可能だ。

 三度目当たりの世界ではそういうギルドはあったが、自己申告のみしか受け付けておらずトラブルが絶えていなかったのでこういう風に判断をして変にトラブルを増やさないのはいい事だ。


「さて、んじゃ次はあの山か。ゼナ、首持ったか?」

「ん。この通り」


 そして依頼の達成に関してはその魔物の体の部位を持っていけば証明は完了となる。一番確実なのは生首なので、建斗達は主に生首を持っていき、他の部位は地に埋めている。

 地に埋めたら毒が地域一帯を汚染するとかそういう対環境特攻生物でもない限りは基本的に建斗達は魔物は埋めている。まぁ対環境特攻生物だったとしてもヴィーシャの祈り一つで浄化は可能なのだが。

 この場所でやる事を終わらせた三人はそのまま歩いて次の場所へ。

 次の場所は目に見えていたが、その山の中に居る魔物を探し出して倒すというのはそこそこにくたびれる仕事だ。だが、そこら辺はゼナにお任せ。


「『獣化』、第二形態」


 ゼナの頭にフェンリルの耳が生え、同時に腰からはフェンリルの尻尾が。更に両手両足が黒いフェンリルのソレになり、爪と牙が鋭く尖る。

 更にそれだけではなく、今の彼女は半分が狼のソレに変わっているため、嗅覚だって狼のソレにかなり近くなっている。故に、魔物の臭いを識別して建斗達を案内する事は容易い事だ。

 ヴィーシャがゼナが腰のロープから吊るしていた生首を受け取り、ゼナは獣化したまま臭いを嗅いで血の臭いがかなり濃い方を探知した。


「あっち!」


 ゼナが叫び、歩く。それに建斗達もついて行き、山の中を歩いていく。

 そして暫く歩くと、丁度動物か魔物かを狩ってお食事中らしい熊型の魔物を発見した。依頼通り、それは番らしく、口の周りを血で濡らしたままどこかへと二体一緒に移動しようとしていた。

 どうやらこちらには気が付いていないらしい。三人は目を合わせ、誰が動くかを決める。

 結局動くのはゼナになり、彼女が奇襲。それと同時に建斗が飛び出して二対二の状態を作り各個撃破。これで行く事に。

 それを目線とハンドサインで決めてからすぐにゼナは動いた。

 駆け出し、そのまま木の上へと両手両足を使い駆け上ると、音をなるべく立てないように木々の間を飛んで移動。そして魔物が自分の射程内に入った瞬間。


「グルルル……! グラアアアアアアアアアア!!」


 吠え、飛び出した。

 二体の魔物が気が付いた時にはもう遅い。ゼナは一瞬で片方の魔物の首に噛みつき、そのまま牙を首の中へと突き立てる。

 直後、魔物がゼナの体を掴もうとするが、その直前にゼナは魔物の体を足場に後ろへ飛んで離脱。


「おっと隙あり!」


 それとほぼ同じタイミングで建斗がもう片方の魔物に奇襲。前足を一本斬ると、そのままゼナの横に並び剣を構えた。

 ゼナはまるで獣のように両手も地面に付け、牙をむき出しにしたまま魔物を威嚇する。


「ガルルルルル!」

「ゼナ、あんまり無茶はするなよ?」

「こいつら、余裕! ゼナ、こいつら程度にやられない!」

「はいはい。ったく、ホントお前は獣化すると一気にテンション上がるよなっと!」


 そして魔物達が怒りに頭を支配されてそのまま建斗とゼナへと襲い掛かる。それを建斗は後退しながら迎え撃ち、ゼナはそれに突っ込む形で迎撃に入る。

 普通ならゼナはそのまま魔物の力に成すすべなく倒れてしまうが、獣化したゼナは例え相手が熊だろうと力負けをしない。故に、魔物の爪を両手で下から掬い上げるように受け止めると、そのまま熊の前足を弾き飛ばし、もう一度喉へと噛み付いた。


「あっちもやってんなぁ……とりあえず、あんま時間かける気はねぇしっと。わりぃがトドメだ、アルタイルスラッシュ!」


 野生児というか完全に獣と化して魔物を襲うゼナに苦笑を浮かべながらも建斗は魔物の攻撃をひらりひらりと避け、少し余分にバックステップを挟んで距離を取ると、ヴァリアントソードを横薙ぎに構え、思いっきり横へと振るう。

 それに対応し飛んだ斬撃はそのまま魔物の首を斬り取り、そのまま絶命させた。

 対してゼナは。


「グッ!! ガアアアアアアアアアアア!! 死ねッ!! 死ねェッ!!」


 喉から牙を抜き叫び、そのまま自分が刻んだ傷に爪を叩き込み、一気に首を引き裂き中の肉へと齧りつき、そのまま魔物の首の中を蹂躙する。

 血管も気管も、何もかもを齧り取られた魔物に待っているのは死。骨もそのまま叩き折られ、ゼナは血に塗れながらも魔物を確かに殺して見せた。


「フーッ……! フーッ……!! …………ふぅ。ちょっとハッスルしすぎた」

「だから急に落ち着くなっての……」


 興奮状態からの平常モード。その落差には未だに建斗も慣れず、真横でいきなり通常状態に戻ったゼナに一瞬肩を揺らした。

 獣化した際の興奮は獣化第二形態までのデメリットのような物なので仕方ないと言えば仕方ないのだが、急に興奮も冷めて冷静な表情な声を出されると落差にビックリする。

 建斗が溜め息一つ吐きながらヴァリアントソードで魔物の首を落とすと、歩いて追いついてきたヴィーシャが狼煙を焚きながら近づいてきた。


「わー、何度見てもゼナちゃんの方はただのゴア表現の塊だねー」

「まだ首をモザイクしたらギリギリ見せられるからセーフセーフ」

「お望みとあれば地面に人体プラネタリウムも作る」

「それは誰にも見せられないから止めてくれ……俺でも吐くわ……」


 実際、ゼナは人を暗殺する事もその体を使って地面に人体プラネタリウムを作る事も結構簡単にできてしまうのでできない事を言うなとも言えないのが悲しい所。

 全身血まみれのゼナにヴィーシャは水球を落として彼女の血を洗い流す。その水でゼナの服が肌に張り付き若干色っぽくなるが、すぐにゼナは持ってきていたかなり大きめの上着を羽織って体を隠し、髪や肌は犬のように体を振って水気を飛ばす。


「これでまた貯金が貯まるな。暫くは働かなくても生きていけそうだ」

「もうクラスの皆と別れてから一ヵ月だもんね。こっちの生活にも慣れたし、勝手も分かったし。あっちに帰るまで、このままのんびりと生きていたいよね」

「充実した生活と自由の多い生活。学校も無いんだからこうじゃないと」


 うんうん、とゼナがしみじみ頷き、建斗とヴィーシャは苦笑。

 そう、既に建斗達がクラスメイト達から離れて既に一か月という長い時が経過していた。その一か月という時間は生活基盤を完全に整え、貯蓄を貯めつつ毎日楽しく生きていく事が容易になる程度の時間はあった。

 そのため、今の建斗達はしっかりと貯蓄があり、週休三日から四日くらいで狩りをしても金は減るどころか貯まっていく。そんな楽な生活に軌道を無事、乗せる事ができていた。

 魔物を倒す事は義務ではなく、仕事。依頼人から直接感謝こそされないが、代わりにしっかりと金銭を頂きその金銭で生きていく。しかも受ける依頼は近場の物なら何でもいいので基本的に依頼が無くなることは無い。

 実にいい生活だ。世界を救わなきゃ、魔王を討伐しなきゃと精神的にも肉体的にも焦っていたあの頃とはわけが違う。

 圧倒的ゆとり。娯楽に笑いながらその日暮らしを続ける。建斗達が求めた異世界生活と言うのは正しくこれだった。これは偶然が引き起こしてくれた今までの救世への報酬。人生の夏休みだ。

 日本の事が気にならないか? と聞かれてもそんなの気にならない。何故なら建斗の父母は事情通。急に何の連絡もなく三人一緒に行方不明になればまた異世界転移かで済ませてくれるので後始末はしっかりとしてくれている。なので魔王が倒された所で神に言って帰れば何の問題もなし。

 高校卒業までに二浪というちょっと直視したくない現実もあるが。


「うっし。じゃあ帰るか。今日も帰って飯食って寝て明日は休みだ!」

「異世界で休みがあるなんて幸せ……」

「今までは休みなし……ブラックな職場だった……」


 朝から出掛けて時刻はまだ昼過ぎ。帰ってもまだ真昼間という時間だろう。故に、帰ってもそこそこの時間がある。

 なのでこの世界の本を読みに……というのは文字が読めないため不可能なので、この世界の衣服や武具等を見つつ気に入った物があれば買って、ついでに食べ歩きの食い倒れ道中。そんな贅沢をして明日も同じように贅沢をする。前回までの異世界転移では考えられなかったのんびりとした贅沢日和に思わず泣いてしまいそうだ。

 そんな事をしみじみと話しながら歩き、そして三人は拠点にしている街へと帰還する。

 ――当初拠点を置く予定だった城下町はクラスメイト達とばったり出くわして面倒な事になるかもしれない。ついでに橋本達と会えば会った分だけ戻ってこないかと勧誘されるに決まっているので近場の大きな街へと三人はすぐに移動をし、今日の今日までクラスメイト達との会合は何とか防がれている――

 活気のある街へと戻り、ギルドへ寄ってから適当に街をブラブラしていると一か月の間で顔見知りになった人たちからよく声が飛んでくる。


「おっ、坊主! 今日も両手に花か? 羨ましい限りだな!」

「羨ましいだろオッサン! でもオッサンはもう結婚して嫁さんも子供も居るんだから文句言うなっての!」

「がははは! こりゃ参った! んじゃ、つまらん冗談の詫びにこの果物持ってけ! この間の依頼をやってくれた礼だ!」

「太っ腹だなオッサン! ありがとな!」

「あっ、お婆ちゃん。腰、あの後大丈夫だった?」

「おぉ、お嬢さん。あの後はすっかり大丈夫だったよ。ありがとうねぇ」

「ううん、わたしは当然のことをしたまでだから」

「あ、ゼニアちゃん、ちょっとまた手伝ってもらっていいかな? これをこっちに運んでほしいんだけど」

「ん。よっこいしょっと」

「わっ、相変わらず力持ち。ありがとね、これ、お礼のお菓子」

「ありがと。何かあったらまた手伝う」


 まぁこんな感じで三人はいい感じに街中に溶け込んでいる。最初は建斗達の方から話しかけていたことが多かったが、最近は話しかけられてから軽い頼みごとをされる事も多くなった。

 街中から出た依頼も積極的にこなしているのでそれで建斗達の事を知る事もあれば、建斗達の親切で関係を持つこともある。特にヴィーシャは怪我をしている人を見るとすぐに助けるため、それもあってヴィーシャに話しかける人、ヴィーシャがその後を気にして話しかける事が多い。

 そんな感じでいい関係を築いていると、必然的に三人に近づこうとする人……特に聖人気質に優しくされたがためにポッとなってしまった人がよく居るので、そういうのに対しては。


「……あっちか。ふんっ」

「あれ? 建斗くん、今何か投げた?」

「あぁ、ちょっと小枝が服の中にあったからゴミ箱に向かって投げた」

「もう、誰かに当たったらどうするの? っていうかあっちにゴミ箱なんてあったっけ?」

「あるんだよ、時々な」


 と、こんな感じで建斗が小枝やら石やら串やらをぶん投げては相手をビビらせているのでヴィーシャが声をかけられる事案と言うのは起きていない。建斗セコムである。

 ゼナの方はあまりそういう事はなく、時折子供に間違われて子供から声をかけられゼナの額に青筋が浮かぶ程度。フェンリルも人間の成長に必要な栄養素までは分からなかったのが災いしたのであった。

 そうして暫く歩いてから三人は自分達が長期で借りている宿に着き、そのまま顔パスで部屋に向かい持っている鍵でドアを開ければ自由時間だ。

 建斗はソファに座り、ゼナはベッドに飛び乗ってこの間買ってきた知恵の輪を弄り、ヴィーシャはそれを後ろから観察する。


「ふぅ……やっぱこの空間が一番落ち着くわ」

「そうだね~。で、ゼナちゃん。どう? 解けそう?」

「ぐ、ぬぬぬぬ……解けん!」

「いっでぇ!? おまっ、俺に投げんな!」

「とか言いながら投げてくるけんとは畜生」

「んでもって身体能力の差で簡単にキャッチされると……」


 まぁ時々小競り合いのような物も起こるが、冗談で一々キレていては救世なんてできないのですぐに収まる。

 ガチャガチャとゼナが知恵の輪を弄る音が響き、時折ヴィーシャが受け取ってすぐに解いては元に戻してゼナに鬱憤を貯めさせ、建斗は欠伸をしながらボーっと文字を覚えるための本を手に文字を覚えている。

 異世界の娯楽と言うのは室内だと案外少ない物だ。テレビも無ければ携帯もなく、現代っ子がすぐに思いつくのは本程度だが、本も文字が読めなければただの紙の束。なので基本的にはボードゲームをしたりするのが主な室内での遊びだ。


「ヴィーシャ、チェスしねぇか?」

「あ、うん。しよっか」


 建斗の言葉にヴィーシャが頷き、この間買ってきたばかりのチェス盤をテーブルの上に広げ、対面に座って駒を動かしあう。

 暫くはどちらも有利とはいえない状況になっていたが、徐々に建斗が押され始め、そして最終的には。


「チェックメイト。詰みだね、建斗くん」

「だぁー……やっぱ俺ってボドゲのセンスねぇわ……」

「ふっふーん。ここの差だよ、ここの」


 ヴィーシャはドヤ顔をしながら自分の頭をトントンと叩く。

 ヴィーシャ以外の誰かにやられたら確実にイラッとするのだが、ヴィーシャには愛情補正があるせいでその行為がヤケに可愛く感じる。なので特に建斗は文句も言わず、恋人が出してきた唐突な萌え要素に息を吐くのみ。

 とりあえず詰みとなってしまった盤面を手で崩してからもう一回、と言って新たにチェスを始める準備をする。

 そしてまた負け、もう一回。もう一回。ワンモアセッ。そんな感じでゼナのガチャガチャ音を背景にチェスを続けていき、ようやく建斗が有利な盤面になった。流石のヴィーシャも焦り始めたがもう遅い。

 徐々に徐々に建斗の駒はその歩を進めていき、ヴィーシャは苦い顔をしていく。


「さぁ、ヴィーシャ。チェックだ」

「くっ……ならこっちに……」

「残念。そこもチェック」

「うぅぅぅ……クソザコ建斗くんなんかに……!」

「ふっ。煽ってるつもりか? でも残念。これでチェックメイ――」

「聞こえる」


 最後の一手。仕上げの一手を建斗が仕掛けた瞬間、ゼナが声を発した。

 聞こえる。その言葉が示すのは、建斗達にとっては一つしかない。まさか、と一つの予感が建斗とヴィーシャの間を飛んだ瞬間、ゼナはすぐに窓を開けた。

 建斗達には何も聞こえない。しかし、ゼナには聞こえる。


「『獣化』第一形態…………うん、聞こえる。間違いない」

「っつー事は……とりあえずヴィーシャ。これでチェックメイ」

「あー、手が滑っちゃったー! いやー、残念だけどこれで試合は無効だし行かなきゃいけないから早く行くよー!?」

「ヴィーシャ、おまっ! おまぁ!!?」


 ゼナが外へと走っていき、ヴィーシャはチェス盤をひっくり返して無理矢理試合を白黒つけずに終わらせると建斗の手を引っ張って外へとゼナを追い、走っていった。

 どうやら建斗がチェスで勝てるのはまだ先のようである。建斗は少し泣いた。

建斗の秘密

テンションの上げ下げが激しいゼナに未だに慣れていない


ゼナの秘密

年頃の少女なので実はそういうコトには興味があったりなかったり


ヴィーシャの秘密

そういうコトは大人になってから

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