3.読書感想文の書き方
ねえお母さん、という息子の声を聞いて、明子は彼の顔を見た。妙に神妙な表情を見せる息子の貴司に対し、明子は内心少なからずうろたえる。
夏休みも終わりに近づいた早朝、貴司はついさっきラジオ体操から帰ってきたばかりだ。
今年で四年生になった息子だが、顔にへばりついているのは今までに見たことの無い表情である。何かを恥じるような、そして悔いるような面映ゆさを感じさせる。
あたし、何かしちゃったかしら。
明子は昨日の自分を振り返ってみるが、思い当たることは無い。昨日は夫の浩二も加えて三人で映画を観に行って、貴司もご満悦だったはずだ。
「宿題、教えてほしいんだ」
明子は息を吐いた。安堵の吐息だ。
なんだそんなことか、と思う。そして同時に、珍しいことだ、とも思う。
今までそんなこと、言ってきたことは無かった。負けん気が強くて、人の手を借りたがらない子なのだ。去年の夏休みは、彼が観察日記をつけていたアサガオに勝手に水をやったら怒られたくらいだ。
そんな子がいきなりどうしたのだろう。そんなに難しい宿題が出ているのか。
そして、途端に不安になってくる。
あたし算数分かるかしら。距離割る時間って、何の公式だったっけ。
「読書感想文、分かる?」
そう言って息子が取り出したのは、400字詰めの原稿用紙数枚だった。一枚目には「読書感想文」の文字と、「高木貴司」という氏名だけが書かれている。
「あらやだ、読書感想文なの?」
やだ、と言ったが、別に嫌がっている訳ではない。算数や理科じゃなくて助かった、という読み外れの安寧がそこにはあった。
数式には自信が無いが、日本語であれば何とかなる。昔、自分が書いた読書感想文のことなどほとんど覚えていないけれど、感想の書き方くらいなら教えられそうだ。
「他の宿題は終わらせたんだけど、これだけ、どうやったらいいのか分かんなくて。でも、お母さんに聞けば分かるかなって」
何だか可愛いことを言う。母性と自尊心が羽毛でくすぐられたかのようだった。
明子は貴司とともに早々に朝食を済ませると、居間のテーブル席に並んで座り、意気揚々と指導を始めた。
「分からないって言うと、何が分からないの?」
「何もかも。そもそも、本を読んで感想なんてあったかなあ、って」
「何も思わなかったの?」
「面白いとは思ったよ。じゃないと最後まで読んでないし」
「じゃあ、どこが面白かったかってことと、それが何で面白いと思えたのかってことを書けばいいのよ」
「何で面白かったか、って難しくない?」
「そう?」
「たとえばお母さんは昨日、全裸になって股間をお盆で隠す芸人を見て笑ってたけど、あれ、何で面白かったの?」
「笑ってないわよ。笑ってたのはお父さんでしょ」
「うそ。お母さんも笑ってたよ」
「あんなのを見て笑うお父さんが面白かったのよ」
「なんで」
「貴司もお母さんもシラけきってたけど、お父さんは心底おかしそうにしてたでしょ。その空気の差というか、同じテーブルの中でのアンバランスさが変というか、おかしかったというか、そういうことよ」
「ああ、滑稽だったってこと?」
「ちょっと貴司」
「なに?」
無垢な瞳だった。
思わず声を掛けてしまったが、十歳の子供が「滑稽」などと、そんな言葉、どこで覚えてくるのだろう。教科書にもそういう言葉が出てくるものなのだろうか。
「難しい言葉、知ってるのね」
「そうかな。まあ語彙の習得ステージは同年代でもコミュニティ間で差が生じるからね」
「ちょっと貴司」
「なに?」
「いまなんか難しいこと言わなかった?」
「お母さんには難し過ぎた?」
「何を言うのよこの子は」
こんなことを言う子だっただろうか。親の気付かぬうちに子供はどんどん成長していくと言うが、まさにそんな感じだ。
「とりあえず、書き出しはどうしたらいいんだろう」
「どんな本読んだかっていう軽い説明でしょうね。そう言えばなに読んだの?」
「小説だよ」
「ああ、『ごんぎつね』とか?」
「ううん、『むちむちエルフ』」
「え、なに?」
「『むちむちエルフ』」
むちむち? は? なに?
「それ、どんな本?」
「マンガのノベライズ。正確なタイトルは『むちむちエルフ:アナザーストーリー ~ふええ、今度はNew鈴マージャンで天パイですっ~』だよ」
明子は目の前の人間が分からなくなった。
この子は本当に貴司なんだろうか。
「それ、今、手元にある?」
「これだよ」
貴司が見せてくれたのは新書サイズの本であり、表紙には、目と胸の大きい若い女性がマンガのタッチで描かれていた。衣服がはだけた胸のてっぺんには麻雀牌が二、三個、据え付けられている。
「ちょっとあんた、何よこれ」
「小説だよ」
「エッチな本よ」
「エッチな本じゃないよ。マンガのノベライズだよ。面白いんだよ?」
「面白かろうがエッチな本はエッチな本よ。エッチな本でしょ?」
「エッチじゃないって。たとえば53ページのところなんか本当に面白いんだよ? お腹抱えちゃうよ」
貴司がパラパラとページをめくる。
「何か途中に挿絵がなかった?」
「元がマンガだからね。挿絵くらいあるよ」
「裸の女の子がいたわよ」
「裸じゃないよ。全裸の女の子は暗黙の了解で出てこないはずだから」
「裸に近い恰好だったわよ」
「問題はそこじゃないよ。僕は今、この本の面白さについて説明しようとしてるんだから。本質を見てよ」
「待って、待ちなさい」
明子は椅子ごと、貴司の方へ向き直した。
「貴司はこの本の感想文を書くの?」
「そうだよ」
「他の本じゃダメなの?」
「先生は何でもいいぞ、って」
「それは何でもいいってことじゃないのよ」
「お母さんは何を言ってるの?」
「貴司、いいこと? たとえばキャンプか何かで先生に、みんな一人一品ずつ、何か料理を作って下さいって言われたら、貴司は何を作りますか?」
「カレーはみんな作りたがりそうだからなあ……それに乗っける目玉焼きとか?」
「そうね。じゃあもし、その中でマヨネーズを作った人がいたら、貴司はどう思う?」
「マヨネーズ好きなんだなあ、って思う」
「そうね。好きなんだと思うわ。でもね、みんなお腹が空いてるでしょう? 先生も、調味料を作れという意味で『料理を作れ』とは言ってないんじゃなあい?」
「そうかもね。つまり着眼点が鋭い子ってこと?」
「空気が読めない子ってことよ。でも今、貴司もまさにそうなろうとしてるのよ?」
「なにが」
「先生は、こういう本を含めて『何でもいい』とは言ってないって、お母さんそう思うな」
「こういう本?」
「む、むち……むちむちエルフよ」
「むちむちエルフの感想は書いちゃいけないってこと?」
「いけないってことは無いけど、その……想定してないと思うわ」
「じゃあちょっと先生に電話して聞いてみるよ」
「貴司、待ちなさい貴司」
「なに」
「何を聞くの」
「むちむちエルフは読書に入りますか、って」
「やめなさい」
明子は貴司の腕を掴み、頑として離さない。
「でも先生は、分からないことがあったら休み中も何でも聞いてくれ、って」
「聞く前におうちで解決しましょう。先生も忙しいわ」
「じゃあ友達に聞いてみるよ」
「待ちなさい」
「なに」
「あんた、まだお友達に言ってないわよね、その、むちむちナントカを書くって」
「言ってないけど、どうして」
「お母さんにはお母さん同士の付き合いがあるの」
「うん」
「うん、何でもないわ」
子供に何を言おうとしているのだ自分は。
あんたのしていることは恥ずかしいことで、お母さんまで馬鹿にされるからやめなさい、などと面と向かって言うのか。十歳の子供に。
明子は頭を振って落ち着こうとした。
「ともかく、まずこの家の中でお話ししましょう。外に漏らすのはそれからよ」
「ははあ、まず内部集団でコンセンサスを得てから、ってことだね。アグリーです」
「ちょっと貴司」
「なに」
「何でもないわ。何でもないけど何なのよもう、どうしてよ、どうしてなの」
その時、階段を下りてくる足音が居間に響いた。
夫の浩二が起きてきたのだ。
「二人でなにやってるんだ、勉強か?」
「ちょっとあなた。手伝って。読書感想文」
「読書感想文? ああ、父さん得意だったぞ。中学校の時、コンクールで」
「いいから早く来てよもう」
明子は唇を噛む。
こっちは切羽詰まっている。最初に挨拶を交わした時に、声の調子でそれくらい察してほしいものだ。明子は夫のそういう鈍さが嫌いだった。
さっきのキャンプの話で言えば、マヨネーズを作ってしまうのは他でもないこの浩二である。少なくとも明子はそう信じていた。
「貴司がね、これで読書感想文書くっていうのよ」
明子に代わって貴司の隣に座った浩二に対し、明子は立ったまま説明した。
「ああ、これ……売れてるやつだよな」
「あなた、知ってるの?」
「電車に広告貼ったりされてるの、見るぞ」
「だから面白いって言ったじゃん」
思わぬ味方を得て、貴司の声が弾む。
対して、起き抜けの伏兵が敵だったことを知り、明子は浩二への嫌悪を一層強めた。
「で、なんだ、この、むちむち…………で、読書感想文を書くのか?」
「うん、面白いし」
「そうかあ……」
間延びした声。そんな夫に、明子は嫌な予感が拭えない。
「まあ、頑張れよ、としか言えないよなあ」
「ちょっとあなた」
「いや、だってさ、先生も何でも良いって言ってるんだろ? それにこれ、ちゃんと小説だしな。反対する理由が無い」
何を分かったようなことを言ってるのだ。
「そりゃあなたは良いわよ。学校の集まりに顔出さないんだから。でもあたしは行くのよ? 毎回毎回、クラスメイトの親と会うのよ? その時にね、むちむちがどうとか、その……なるでしょ?」
「そうだなあ」
「そうだなあ、じゃないわよ。他人事みたいに」
「まあ待て、これ、感想文だろ? 感想なんだよ。考察文じゃないんだ。個人の感想に人がケチ付けるのって、おかしいだろ」
「あたしは感想にケチなんてつけないわよ。本の選び方のことを言ってるの」
「突き詰めれば似たようなもんじゃないか」
「全然違うわよ」
味方がいない。
別に自分だって意地悪で言っている訳ではない。今後の学校生活のことを考えて言っているのだ。
それなのに目の前の男はあくびをしながら「そうだなあ」とか「そうかあ」とか無責任な相槌ばかり……。
「分かったわよ。好きにすればいいでしょ」
バカらしくなってしまった。
「なに怒ってるんだ。たかだか子供の宿題くらいで」
その浩二の言葉は、決定的だった。
そう、「たかだか」子供の宿題なのね、へえ。
「じゃあ、きちんと見てあげてね。貴司、書き方が分からないみたいだから」
「なんだ、見てあげて、って」
「書き方教えてあげてよ。もともとそういう話だったんだから。たかだか子供の宿題でしょ。たかだかそれくらい、たかだかさっさとやってあげてね。たかだか、たかだか」
「分かった、分かったから」
敵わないと判断したのか、浩二は咳払いをして、息子の貴司へと視線を移した。
「それで貴司、お前これ、どこが面白かったんだ?」
「ヒロインのパインちゃんが、麻雀でイカサマされて負けそうになるんだけど、主人公と力を合わせてイカサマを見破って、逆にイカサマをやり返して勝つところ」
「なんだ、まともじゃないか。それで、どうしてそこが面白かったんだろうな?」
「パインちゃんのGカップのパイに挟んで、麻雀牌を隠すんだ。パインちゃんのパイでパイを隠すパイ三重構造で、『パイ三昧』っていう名前のイカサマ。これが最後に決まってスカッとする」
「ああ、まとも、じゃないか、うん」
今の浩二の言葉が肯定の意味だったのか否定の意味だったのか、それは誰にも分からない。
「もうちょっと別の観点からも書いた方が良いな」
「別の観点?」
「たとえば、もっと普遍的な……この話から得た教訓とか」
「女性の胸は大きい方が得」
「うん、うん、なるほど、なるほどお」
声を上ずらせて苦笑いする浩二。明子と目が合う。だが明子はそれも気に入らない。何でこっちを見るのだ。あたしの慎ましやかな胸への当てつけか。
「あーえー、でも、でもな貴司、それは女性に対して失礼だろう」
「どうして」
「世の中には胸の小さな女性もいる訳であって、そういう人がこの感想文を読んだらどう思うかな?」
「父さんはさっき、感想にケチをつけるのはおかしいって言った」
「あっはっはっは、なるほどな、はっはっはっは、はひっ、ひっひ、ふひっ、ぎぎぎ」
浩二の上ずった笑い声が過呼吸の様相を呈してきた。いつの間にか汗だくである。
そして目が合う夫婦。明子は大きく息を吐いた。
今やその溜息には、夫に対する生理的な嫌悪すら混じっている。
いつもこうなのだ。
勝手にやれだの、好きにしろだの、子供に大きなことを言うくせに、いざやってみれば自分の手に負えなくなって、こっちに助けを求めてくる。
だからあたしは最初から言ってたじゃないの。
思えば、結婚一年目の正月だってそうだった。
大晦日から、浩二の実家に親類一同集まることになったあの年。
あたしは最初から言ってた。一ヶ月も前から。おせち料理を作ることになるんでしょう、と。親類のお嫁さん方が総出で作るんでしょう、と。それならあたしだってやらなくちゃならないじゃないの、と。
それをこの人はどうだ。必要ないとか、わざわざそんなのに付き合うことは無いとか、もう手は足りてるだろとか、無責任なことばかり言って。
いざ行ってみればあたしの懸念したとおりだった。すでに台所の一角にあたしのためのスペースが確保されているのだ。
だから言ったのに。分かっていれば事前に練習くらいしていた。里芋の皮の向き方も、お豆の煮方も、調べて試してみるくらいの心積もりはあったのだ。
この人は何も言わなかった。お義母さんにもお義姉さん方にも、決して、何一つ口答えせず、あたしに「大変だなあ」と言ってそれっきり。お義兄さん方とお酒飲んでテレビ見て。そのお酒を用意していたのだってあたしたちだ。何が「燗、なくなっちゃたよお」だ。ふざけるな。里芋でヌメヌメの手を毎度洗って、酒を注いで温めて、その隙にまた芋の皮をむいて……。
迷惑だろうけどごめんな、とか、申し訳ないけどその日だけ辛抱してくれ、とか。
そんな言葉でよかった。カッコつけなくていい。あんたが何もできないことくらい、こっちだって分かっている。だからせめて、ごめんねとありがとうが欲しかったんじゃないか。
「いや、だから貴司な、父さん言ってるのは……ちょっと母さんも何か言ってやって……母さん?」
「なによ」
「何で泣いてるんだよ」
「うるさいバカ、謝れ」
「えっ」
「あたしに謝れ! 今までのこと全部! 謝れ!」
「えっ、えっ」
明子の嗚咽と浩二の謝罪は昼過ぎまで続いた。
息子はその様子を見ながら、原稿用紙のマス目に鉛筆を走らせていた。
* * * * *
『夏休み自由研究:読書感想文がもたらす尊属及びその周辺の人間関係への影響について』
4年2組 高木 貴司
1.動機
昨年の自由研究において、「教師に想定され得ない図書による読書感想文がもたらす学内評価への影響について」(2016年、田辺良哉)が発表され、性行為の描写の有無にかかわらず、女性の性が強調される小説においては、その読書感想文によって教師の内申及び生徒間の人間関係に悪影響をもたらすという結論が成された。
しかしこの研究においては、感想文の筆者が個人でその文書作成を完遂させてしまったことから、夏休みの宿題にありがちな家族の助力の観点が欠如している。そこで今回の研究においては、家族の助力を得た際に、その家庭内に及ぼす影響を明らかにする。
2.方法
・筆者の直系尊属である母(以下、Aとする)及び父(以下、Bとする)を被験者とする。
・図書は「むちむちエルフ:アナザーストーリー ~ふええ、今度はNew鈴マージャンで天パイですっ~」を使用した。週刊少年漫画誌で連載中の人気漫画が原作となっている小説のため、小学四年生が読んでいても不自然ではなく、また、ほどよく性的な表現がちりばめられているため、採用した。
① 筆者がAに読書感想文の助力を願い出る。
② 筆者がAに図書の概要を説明する。
③ Aの反応を観察する。
④ A個人の反応にそれ以上変化が見られない場合、Bの観察に移る。
※ できればA・B同時よりも、分けての反応観察が望ましい。
⑤ AとBにコミュニケーションを取らせ、相互反応を観察する。
3.結果
① 図書に関しては、Aが強く拒否反応を示したが、Bは肯定した。
② Aの懸念は、筆者及び自身の学内における人間関係への悪影響が主だった。
③ Bは読書「感想」に対する批判の無意味・無意義を説いた。
※ ただし、直後に筆者へ読書「感想」への批判を浴びせたため、矛盾が生じていた。
④ 図書選定に賛同したBが、筆者への助力をAから一任された。
※ なお、この時点でAに強く怒りの感情が沸き起こっていた。
⑤ 助力を一任されたBがAに助力を求めた。
⑥ AがBに謝罪を要求した。
※ なお、この謝罪には、過去の出来事に対する要求も含まれていた。
4.考察
Aが懸念した学内における人間関係への悪影響は、まさしく昨年、田辺が指摘したとおりだった。そのため、Aの懸念には妥当性がある。
しかしながら、普段から学内の人間関係の外にある人間(この場合はB)においては、図書の選定やそこに生ずる感想を否定すべきでない、という立場がとられることがあるため、夫婦で学内庶務を分担していないと、意見が衝突する可能性が高いと思われる。
現在の4学年においては、父母が集まる諸会議に出席する顔触れは毎回ほぼ同じであり、主に母方が担当していることが多い(添付資料:『4学年父母役員会等出席者名簿一覧』を参照のこと)。そのため、今回のようなケースに該当する可能性が高く、家族内における人間関係の悪化が見込まれる。
また、図書の性質上、性的な話題に直結せざるを得ないため、夫婦間にある性的なコンプレックスが喚起され、さらに関係が悪化する可能性も指摘せざるを得ない。
現在、感想を抱きつつ読了できる図書が前掲の「むちむちエルフ」のみであるという男子は校内の4年生の中で9割を占めており、そのうち、父母の指導を仰がないと読書感想文を書くことができないという層は9割5分を占めている(添付資料:『4年生における読書感想文についての意識調査』を参照のこと)。
こういった現状の中で、夏休みの課題に読書感想文を書くということは、個々の家庭に要らぬ不和をもたらす原因となる。
だから、結論として、読書感想文は夏休みの課題とすべきではないと言わざるを得ない。
【担任からの一言】
夏休みが終わって二十日。今日、田辺くんが観念してようやく読書感想文を出しました。読書感想文を出していないのは高木くんだけとなりました。もう一度言います。読書感想文を出していないのは高木くんだけです。再提出締切日は九月二十五日です。