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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕の思いの終着駅はどこに

作者: そらた

みなさんは叶わぬ恋をしたことがありますか?

もしそであるかたはこの本を読んで少しでも諦めずに頑張って想いを伝えてほしいと僕は思います。

恋をしたことがない方にもある方にも僕の気持ちが伝わりますように。

いつから好きになっていたのだろう。

いつから彼に恋愛の話を持ち出さなくなったんだろう。

たぶんきっと初めて会った時から君の事が好きだった。


僕と彼が初めて出会ったのは小学校一年生の時。

彼はそのときから髪の毛を茶髪に染めていてハーフっぽい顔立ちで正直、僕とは別世界にいる人間だから仲良くなれるわけないと思った。

案の定、たまたま彼の家が同じ方向だったので一緒に帰るように言われるといつも喧嘩ばかりでしたし分かり合えないなと思ってた。

でもそんなある日、いつも帰る四人グループで一番僕と仲の良かった誠くんが転校することになり、僕は毎日帰るのが不安で仕方がありませんでしたどんなに仲が悪くたって彼と彼と仲がいい愛夢くんと帰らなければならないから。

でもそんなとき彼が僕に「俺がずっといてやるから泣くな!!」と気が付いたらいつもそばにいてくれるようになりました。彼のおかげで僕は誠くんがいなくても笑顔でいられましたがある日、彼に連れられ昼休みに彼に運動場でキスされた。

正直、このころの僕はキスがどんなものなのか全く知らなかったし、はじめてというのもあり今でも鮮明に覚えている。「そらた、俺そらたのこと知ってたよ。だって俺が生まれるときにそらたが生まれるとこを俺は見たんだから!!俺たちきっと運命で結ばれてるんだ」なんて彼にとっては他愛のない言葉だったのだろうけど僕にとっては特別な言葉になった。

僕達は、高校は別々になってからもお互いに連絡は取っていた。

僕も彼もいっしょの高校を受けたかったけど彼は少しばかし勉強が苦手だから彼は僕と一緒の高校を受けなかったのである。

彼は僕と違って友達が多いため僕はひたすら彼を取られたなくて必死に彼の横をキープしてきた。

彼もなぜか僕が違う友達と仲良くしていたら嫌がり僕たちはお互い依存し合っていた。

だからこそ高校の時は友人達にも喧カップルと呼ばれていたけどまんざらお互い居心地は悪くなかった。

でも高校を卒業してから彼がイギリスへ留学することになり、またも遠距離気味となった。

でもこの留学がさらに僕を苦しめることとなったのである。

彼はもともと筋肉も程よくあり、フレンドリーな性格だし、顔も男前であるから高校では彼女が三人ほどいたみたいだが僕はそれほど気にすることがなかった。

だが留学先で出会った達也という日本人と恋におち、付き合ったのが僕にとってこの上ないショックであった。彼は以前、ノーマルだと言っていたので僕はずっとこの思いを押し殺してきたのだ。

僕はすごい後悔に押しつぶされた。しかも彼は「俺の恋人の達也だ。そらたには一番に教えたかったんだ!!だってそらたは一番の親友だから」と悪気なんていっさいない声色で僕に電話してきたのである。

僕は「おめでとう!!幸せになれよ」なんて微塵も思っていない返しをするしかなかった。

その日から彼から電話が来ると達也とも話すことが日に日に増えていき、いつしか彼のよき恋の相談相手に僕はなっていた。

達也は高校生、彼は社会人というのもあるし、なにより一緒にいることが多いので次第に寮長さんに目を付けられた二人は互いの部屋を行き来できなくなってしまったりとたくさん苦難していたので僕は彼の幸せを願って第三者として応援していたのだがふとしたミスで互いの親にそれが知られ、二人は離れ離れとなってしまい、彼は帰国してきたのである。わずか3か月という短い期間だったが彼の両親は恥ずかしいと思い、母方の祖父母のいる北海道へ彼を連れて行ったのである。その際、彼は携帯を取られてしまったので僕と彼は彼の祖父母の家の電話でやり取りすることとなった。

それもそれで過酷であった。

全く連絡の取れない日には不安で仕方なかったのである。

携帯を取られたのもあり、僕は彼と達也の真ん中に立ち連絡を伝え合う架け橋となったのだが達也は結局彼より親を取り、彼と破局。

だが彼にとって達也は初めて本気で好きになった人らしく僕はひどく傷ついている彼に思いを告げれないまま彼が地元に帰ってきたのである。

北海道ではひどく荒れ、達也に似ていると少しでも思った人とは寝たりしていたが僕と会うたびにそんなこともなくなっていった。

そんなある日、彼は達也に似ていいる彼女持ちの男と寝てしまい、本気で奪いたいという気持ちが日に日に強くなり僕はまた相談相手となったのだが、ちょっとした言い争いで彼と大喧嘩をしてしまったのである。

それが今も続いている。毎日来たlineが来なくなり、毎日来た電話がかかってこなくなり、僕はあの日から後悔している。

叶わぬ恋をして必死に押し殺そうとしてきたこの恋心を言い争ったときについ言ってしまったのだ。

彼をひどく傷つけてしまった。彼を裏切ってしまった。毎日後悔している。

それと同時にずっと秘めて苦しんでいた分苦しめばいいと思ってしまう自分もいるのだ。

僕の恋はどうなるのだろうか。

彼と僕の14年間はこんな終わりを告げてしまうのだろうか。

恋というものは恐ろしいものだ。

僕は彼を待ってみようと思う。

彼がもうだめだと少しばかし思っていても僕は彼の返事を彼の言葉を待とうと思う。

僕は走っているこの恋の終着駅を求めて…

端的にだったので理解しにくい部分もあったと思いましたがどうでしたか?

僕は今も彼の連絡を待っています。ここで簡潔にしたり、少し言葉が足りないなと思ったところは皆さんの自由です。まだ僕たちの恋は終わりを告げていないのでご想像におまかせします!!

恋というのはいつ気付くかなんてわからないし、もしかしたら知らず知らずにしていたということも少なくはないです。

だからこそつらくて苦しいとこもあるけどそれよりも好きになってよかったと思えるんだと僕は思います。

最後にこの作品を見てくださった皆さんがどうかいい恋ができますように!!

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