色々の旅
異国の地へ一人旅立つ
もの寂しさと未知の配色の夢
恋しく思う我が家は
きっといつでも温かい
一人歩く見知らぬ道
この先
誰かが共にいてくれるだろうか
不安と寂しさが色めき
夜景を輝かせる
きっと歩き続けられるはず
そう呟き
温かな場所から抜け出した
疼く夜の中へ身を投げる
冷えた空気が纏わりつき
闇にぽっかり浮かぶは後ろの灯り
だけどきっと
街の色は素敵だろう
怖くなどない
たとえ何かが色を混同させても
今のこの手には耐える力があるはずだ
そう信じ
この道を行く
夜空に浮かぶという
いまだ見ぬ
鮮やかな虹を目指して