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詩集③

あなたがいたこと。

作者: 桜ノ夜月

忘れない。


私の傍に、あなたが居たことを。


あなたと笑いあったことを。


あなたと出逢った日のことを。


この想いを『想い出』と呼ぶことは


まだ私は出来ない。


この想いを忘れることは


まだ出来ない。


あなたを忘れることは


まだ出来ない。



だから、忘れない。



あなたがいたことを。


あなたと出逢った日のことを。


あなたと笑いあったことを。



そんな日々を



私は



明日も、忘れない。



あなたが大好きだ。


愛しくて、ただ愛しい。


そんな気持ちを消すことは、


まだ出来ない。


きっと明日も


君の姿を見たら


私は


苦しくなってしまうんだろう。



そんなことは


あなたに恋をした日から


解っていた。


私の気持ちを


君に受け入れて貰えることは


出来なかった。




…けれど。




今はただ、


愛しさだけが


私の心に


温かく、残っている。

感想、アドバイスなどお待ちしております。

ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 成就しなくても、人を愛せたことが何より素晴らしいことだった、と失恋を前向きに美しく捉えた素敵な詩だと思いました。
[良い点] 相手への切実な想いがつづられており、 読んでいて心が暖まる。 最後のシメ方に余韻がある。 [一言] 読んだら女の子の心の中を覗いてるみたいで ついにやけてしまったと共に罪悪感がぁ… でも読…
[一言]  切ない恋心がひしひしと伝わって来る……!  届かぬ恋っていうのもロマンチックで良いね!  って!あとがき読んで文脈で引退するのかと思った……。  投稿お疲れ様! 儚夢
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