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Deleter事件  作者: ハヤともくん
11/13

第十一話 二代目

シンジ「なんか更新が遅いわりには短いような・・」


だって、パソコン動かなかったんだもん!


中井「せっかく第二部に入る大事なとこだったのに・・あ~あ・・」


だから僕のせいじゃありませんって!

〈Deleter様に逆らう外道ども!我が裁きをくだしてやる!我は二代目Deleterだ!〉


シンジ、トモさん、中井、ツトムの四人の目にそんな一文が飛び込んできた。


「俺たちへの宣戦布告・・か?」


最初に口を開いたのはシンジだった。


「こいつ、Deleterとレトリードの関係にはおそらく気づいていないな。」


そのシンジの言葉に、全員がうなずく。


そして全員はもう一度パソコンに向きなおった。


「裁き・・」


中井は考えこみながらつぶやいた。そして、とある考えが浮かんだ。


「まさかこいつ、Deleterが無差別に人を殺してたと思ってるんじゃない?


 それを様ってよんでるってことは、〈裁き〉ってのは、自分が変わりに殺すってことなんじゃ・・」


「そんな・・」


話をきいたツトムがふるえあがっている。


「シンジ、中井。明日からの学校は常に周りに気をつけろ。


 こいつの言い分的に、一番ねらわれやすいのはお前らだからな。」


トモさんがまとめて、四人は解散した。



次の日。


「なんだこれ・・・?」


シンジは学校にいって呆然とした。


学校は静かで人気もかなり少なかったのだ。


「よう。」


そんなシンジに声をかけたのはケントだった。


「俺もこの静かさには驚いたけど、当然といえば当然だ。


 なんせ、昨日20人殺されたんだからな。」


「2、20!?」


「ああ。頭がオカシイんだよ。そいつは。」


ケントは下を向くシンジの顔をのぞきこむようにして続けた。


「で?犯人の目星はついてんのか?」


シンジは首を横にふった。すると、


「まあ、今日学校にきてる奴らの中にいるんだろうけどな。


 同じクラスなら中井、原谷、ブタの他に、柿崎 キセキ、藤田 カズシ、坂本 ノゾム、


 榎本 ナツキ、倉石 ミユキ、北條 フウガ、滝 レンタの七人だな。」


ケントは、それぞれ指をさしながら話していく。


シンジはそのメンバーを手帳にメモしてケントとわかれた。



もちろんこの日も、学校はすぐに終わった。


放課後、四人がアパートに集まる。


全員20人殺害されたことに驚きを隠せなかった。


「まちがいない。そいつの目的は、より多くの人間を殺すことだ。


 だが20人となると、一人じゃない可能性も・・・」


「あ」


トモさんが話してる途中に、ツトムが口を開いた。


「そういえば、殺された20人の大半は丸い跡のほかに、


 ナイフで刺された傷があったらしいですよ。」


「・・・複数犯ってことで間違いないわね。」


ツトムの話を聞いた中井がトモさんの意見に同意した。


「でも、人殺すことに賛成するようなのがそんなにいっぱいいるのか?」


シンジの問いに中井は少し考えた後に答えた。


「まあ、多くて三、四人でしょう。」


三、四人。その人数の中に知り合い、友達がいないことをシンジは全力で願った。

なんかいっぱい名前でてきたけど、後々説明するんで、


存在だけ覚えといてください(笑


全員「というわけで、感想、評価、お願いします!」

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