俺の彼女どこか変なのか? 俺を”どうやらイケメンに見えてるみたいだ!“
俺の彼女どこか変なのか? 俺を”どうやらイケメンに見えてるみたいだ!“
彼女は、”節穴の目で俺を見ているのか?“
俺は昔からイケメンには程遠く、女性にカッコイイと一度も言われた
事はない!
だが、今付き合っている俺の彼女はいつも俺に”カッコイイ“と言うのだ!
彼女は何処でも構わず俺の事をカッコイイと言うから俺はそれが恥ずかし
くて仕方がない!
本当のイケメンの前でも彼女は俺の目をじっと見て、あの男性
より俺の方がイケメンだねと恥ずかしげもなく言い放つ!
それがめちゃめちゃ俺は怖い!
いつか? ”彼女にかかった魔法が解けてしまうんじゃないかと不安で
仕方ないのだ!“
俺の事をカッコイイと言ってくれる彼女は今までに”彼女だけ!“
俺の両親でさえ、俺の事をブサイクな子に育ってしまって本当に恥ずかし
いと俺はそうやって育ってきた。
だから俺は大人になった今でも自分に自信が持てずネガティブな考え方
が取れなくなってしまった。
だから、”今の彼女だけは絶対に俺は別れたくない!“
彼女だけが俺の唯一の、”自分に自信が持てる存在だから!“
ただ人前で言わないでほしいだけで、俺と二人の時だけは俺に言ってほしい。
『相変わらず悠聖はカッコいいよ。』
『人前では言わないでくれる?』
『なんで?』
『なんでって、恥ずかしいから。』
『”悠聖はもっと自分に自信をもっていいと思う!“』
『そうやって言ってくれるのは嬉しんだけど、人前で言われるのは
本当に恥ずかしんだって。』
『”私にとって悠聖だけがイケメンなんだよ、もっと自信を持ってよ!“』
『”じゃあさ? あそこに居る男性と俺とどっちがイケメン?“』
『勿論悠聖だよ!』
『それじゃあ、あそこに居る男性と俺とどっちがイケメン?』
『悠聖!』
『杏璃は節穴なの? 俺をよく見て、俺が本当にイケメンか?』
『イケメンだよ。』
『マジで目が悪いのか? 見えてないのか? ヤバいって!』
『なんでよ、誰がなんて言おうが悠聖は私にとってイケメンだよ!』
『・・・わ、分かったよ、それじゃ二人になった時にだけ言って、
だから外ではもう言わないでくれない!』
『なんで? イケメンにイケメンって言うのが何が悪いの?』
『悪いとか悪くないとかそういうんじゃないんだよな。』
『じゃあーいいじゃん! 私の好きなようにさせてよ。』
『それが恥ずかしんだけど、理解してもらえないんだ~』
『私の彼氏はめちゃめちゃイケメン!』
『はいはい、もういいよ、好きなようにしていいから~』
『じゃあ、そうする!』
『・・はぁ、』
・・・彼女には俺の声が届いていないのか?
何度彼女に言っても、理解してもらえない。
別にさ、二人で居る時にいくらでも俺の事イケメンって言って
もらっても全然いいんだけど?
外に居る時は、他の人の目もあるしあんまり俺の事をイケメンと
言ってほしくなんだよ。
もう恥ずかしいとかじゃなくて、”本物のイケメンから苦情が来そうだし。“
俺はマジで、”ブ男なんだ。“
カッコイイには本当にほど遠いんだよ!
昔付き合ってた彼女からも、”悠聖ってよく見たらブ男だよね“って言われた
事もあるし。
まあ、その時は笑って誤魔化したけど?
本当に俺はあの時、凄く悲しかった。
じゃあなんでブ男の俺とお前は付き合ってんだよってあの時言ってやれば
よかったのかな?
結局、俺はその彼女からフラれて終わったんだけど。
だからこそ! 今の彼女を手放したくないんだ!
こんなに俺の事を”イケメン“って言ってくれる彼女はもう出てこない
かもしれない。
気付いたら? 注意はするだろうけど怒ったりはしないよ。
俺の事、彼女に嫌いになってほしくないからさ!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




