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パンツ予言botに夕食聞いてみた ~とある男子高校生の片思い女子はハイレッグショーツの紺~

作者: すきづきん

新技術、エロ目的で、普及する。なろう天性の霊魂ビジネスで一番最初に一番最初に普及するネタは何かを妄想しました。

 俺の名は佐藤雄太さとうゆうた、2040年の高校3年生だ。

 今この学校で流行っているのはトゥビートの「下着予言bot」だ。

 

 このbotの名前は「@shitagibot31045」。

 このアカウントに芸能人や好きな人をいれてトゥビートすると、下着の色や柄を返事しくれるというネタだ。


 過激系youtuberが清潔系女優の予言を行って、彼女が知ってブチ切れる動画がバズり、色々なユーザーがそのbotにネタを書き込むようになった。


 パンツ予言botは、当初フォロワー200人のネタアカウントであったが、ネットやニュースでその正確性が知られると一気に3万フォロワーに増えた。


 不思議なことに、もっと有益な予言を貰えないかと有料依頼をDMしてみたが、全て断られているようだった。

 

 俺が好きな同級生の、立花由香里ちゃんで実験した事がある。

 「@shitagibot31045 立花由香里ちゃんお願いします!」ってトゥビートしたら、もっと細かくって返事が来てパンツの結果は分からなかった。


 後日このbotに名前、住んでいる地域である横浜市磯子区、16才の年齢を入れてもう一度送ってみた所、翌日返事が返ってきた。

 

 

 「@satoxxx214 ハイレッグショーツの紺」

 

 ついに返事がきた。朝起きたら結果が分かったので、さっそくその日の立花に言って聞いてやる!

 

 廊下で人が少ない時に、俺が歩いている立花に聞いてみる。

 「あのさ、立花……」


 「なに佐藤?」


 「ハイレッグショーツ? の紺ってパンツはいてる?」

 

 「は…… はぁ!?(怒) そんなの知るわけないでしょう! このストーカー!」

 

 立花は怒りながら速足で立ち去った。この反応、もしかして当たってる?


 

 

 後日、担任の百合子先生で確認してみた。授業で必ず階段を上るので、その時に下から見てないふりをして屈んで覗くようしてみた。

 

 

 「@satoxxx214 サポートショーツ 茶色」

 ネットで調べたら、横に広いパンツだそうで、若い子はあまりつけないようだ。

 

 実際見てみたら、ネットのものとほぼ同じの茶色だった! パンツ大当たりだ!

 友人と一緒に見たから間違いはなかった。先生にはバレていない。

 

 

 その噂が教室で広まった時、パンツの色以外でも予言は当たるのではないか?と考えてちょっと捻った質問をしてみた。


 

 「@shitagibot31045 佐藤雄太17歳の夕食は?」

 

 

 どんな意味深な返事が来るのか、はたまた無視されるのか気になりつつメッセージ送信した。

 

 「雄太、ごはんよー」

 

 「アー今降りる」

 

 

 目の前には父の拓三、母の洋子、妹の美沙が椅子に座っている。

 

 我が家では食事中のスマホは厳禁のため、スマホを持っては降りれないのだ。

 

 今日は俺の大好きな生姜焼きとカイワレの味噌汁、そしてご飯とデザートだ!

 

 最近父がゴルフで良いスコアを出したとか、母が副業を始めて色々儲かっているとか良い話をした。

 

 妹は最近、彼氏の家に泊まり込みが多かったが、今は家族団らんで食事ができて俺もこの雰囲気が好きだった。

 

 

 デザートは5つのケーキがあり、みんなでじゃんけんをして勝った人から選んでいく。

 

 俺は悲しくも最後となり、あまり好きではないブランデーチョコが残った。まあ美味しかった

 

 

 さて、見れもしない夕食をどうトンチで切り返したのか、いつ来るのかワクワクしていたら、すでに返事が来ていた。

 

 

 それは、俺が下りた直後の20分前。まだ食べてすらいない時間だった。

 

 

 

 「@satoxxx214 生姜焼き、カイワレの味噌汁、ブランデーチョコ 20分前」

最後まで読了ありがとうございました! 感想や☆評価いただけると励みになります。


連載中のハイファンタジーもぜひ読んでください。


寝すぎ無双 ~長く寝るほど魔力倍増する1日12時間の異世界に転生したら魔力暴発で追放されたので、まくら業界を牛耳って復讐する。靴舐めで命乞いしても今更もう遅い。奴隷少女を解放して社会的に抹殺する~

https://ncode.syosetu.com/n5516gr/


なろう天性3弾目です。オチは、パンツ予告占い師は母の佐藤洋子(@shitagibot31045)で彼女はスピリチュアルに長けた人でした。

彼女はアカシックレコードから現代の状態を遠くから透視することができ、それを本業とは違う遊びとしてトゥビッターで「ガチネタ披露」しました。結果、母とバレますが、雄太はその能力に感動して、自分もアカシックレコードやりたい!と真剣に母に頼んできます。情熱に押されて母は承諾しますが、雄太は劣情の彼女のパンツの色をみたい!という欲望のためでしたってオチとさせてください。


将来は、霊界ビジネスが日本で広まる最初のインパクトがあと20年できます。その立役者が小説家になろうというサイトです。運営の方々、読者様に感謝します。


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