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ゲーマーの俺が生きる崩壊都市  作者: 生田貴博
5/5

ようやく敷地外へ

とりあえず食料と医療品と服と武器だな。


他の部屋から追加の食料とナイフとか手に入ったが。


先に食料だ。


俺たちはコンビニを目指す。


そこからは色々なモンスターを倒しながら進む。


ゴブリンにコック・ローチにオークに。


因みに名前は倒した後に知る。


あれだ。ゲームみたいに戦闘後に〇〇を倒したって出るんだ。


魔導石が出る度に食べさせたからガルのレベルが5まで上がった。


相変わらず戦法はガルの影を用いた足止めからの俺が刺突、もしくは影からの奇襲だ。


しばらく歩くとコンビニにたどり着いた。


索敵で確認して異常が無いことを確認してから入る。


お!まだまだ残ってら!


アイテムボックスに保存機能がついたため、安心して弁当やスナック、飲み物を回収する。


「ガル、お前食べたい物とかあるか?」


「ワン!」というと奥へ走っていった。


あいつ、ワンって鳴いたな。ちょっと前まで「キャン!」だったのに。


と成長を喜びつつ、悲しんでいると何かを咥えて帰ってきた。


「ドッグフード?」


「ワン!」ポトリ


鳴いた事で口から落とし、慌てて咥え直す。


「それ欲しいの?」


「ワン!」ポトリ


また落とした。


何回かやろうとしたが、可哀想なのでやめた。


て、いうか狼もドッグフード食べるんだな。


あ!在庫とかあるかな?


俺はおそらくここら辺かな〜と狙いをつけて入る。


が、なかった。


まあ、いいか。結構取れたし


壁を見ると所々赤くなっているようだ


人間のなのか、モンスターのなのか気になったが、後者だということを信じてコンビニを出た。


次は定番のホームセンターだろう。


行くか。


と、思ったその時索敵に何かが引っかかった。


キョロキョロと辺りを見渡すといた。


スライムだ。


スライムか。やっぱりあんなしずくみたいな形で目と口がついてるタイプじゃ無いのか。残念だ。


なんか草食ってる。


むしゃむしゃと草に覆いかぶさって消化している。


ナイフを構えて近寄り突く。


突いたが、何も気にせず草を食べ続けている。


ガルが前足で小突くが、気にしてない。


あ!移動し始めた。


するとスライム達が移動したのに、まだ食べてるやつがいた。


緑色のスライム‥ああ、あれがグリーンスライムか。


うーん、テイムするか。


「ガル、テイムアタックだ。」というと俺とガルと体が青く光りオーラが出た。


順番に攻撃を当て、グリーンスライムが白いオーラに包まれる。


それが青になったり、赤になったり交互に繰り返している。


そしてオーラが青に変わった。


ー グリーンスライムが仲間になりました。


テイム成功!


ー グリーンスライムに名前をつけますか?


じゃあ、グリーンスライムだからグリスで。


なんか心火‥いやなんでもない。


パーティ欄に追加された。


グリス

グリーンスライムLV1

スキル

粘糸、酸発射、ジャンプ、擬態、弾力


いや、結構強くないか。


グリスはプルプルと震えながら俺の足にくっついた。


それを抱え上げて俺は言う。


「今日からお前は俺の仲間だ。よろしくな。」


「‥!」プルプル


すげえ、何いってんのか分かる。


それにしても‥


「擬態?例えば何になれんの?」


そう言うとグリスはどんどん形を変えて帽子になった。


ハットってやつだ。


それを拾い上げて頭に被る。


拾い上げた時に気づいたが、材質、見た目、匂い共に帽子なのだ。


ただ触った時にひんやりするだけだ。


さてホームセンターに着いたが、先客がいるな。


男が10人くらいか。


皆武器持ってるな。


ふと思ったのだが、他の人も俺みたいにレアジョブまではいかなくても、あるんだろうか。


こっそり入れないか見てみたが、正面入り口に二人か。じゃあ裏口は‥よかった。誰もいない。


鍵がかかっていたが、グリスが体の一部を伸ばして鍵穴に差し込み開けた。



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