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ゲーマーの俺が生きる崩壊都市  作者: 生田貴博
3/5

崩壊

「ふぁ〜」

よく寝たな。


どうやら俺はそのまま寝てしまったらしい。

さて時間は‥


げ!?9時!?


ヤバッ、早く行かなきゃ!


急いで新しいスーツに着替えスマホを持って会社に行こうとしたが違和感に気づく。


あれ?静か過ぎないか?


あれ?と思い窓の外を見ると、驚愕した。


街の様子が変わっている。


電柱は何本か倒れ、地面はクレーターが出来て、車が燃えている。


は?意味が分からないんだが‥


そう思ってると声がした。


ー 泊雄介様、職業を選択してください。ー


突然声が聞こえたと思ったら職業を選べって言われた。

どうやら昨日のあれは幻聴じゃないようだ。


職業は‥うわっ!碌なのが無え!


社畜、修行僧、運転手‥etc


またレアドロップアイテムを取得したため、レア職業が解放されます。


レア職業‥ゲーマー


ゲーマー!?

戦闘向きじゃねえし‥まあゲーマーしかないか。


ゲーマーを選択しました。

職業について説明します。


ゲーマーはメモリーカードに好きなゲームを入れ、そのゲームの能力を行使する事ができます。

メモリーカードを所持しているため、ジョブレベルは2からです。


メモリーカードの容量は2です。


え?つまりゲームの能力で戦えんの?

よっしゃ!ラッキー!


どうしようかな〜


とりあえずゲームを引っ張り出してみたが、何がいいんだろう。


よし!この二つだな。


一つ目は諜報員がノーキルノーアラートで潜入するゲーム。


二つ目はモンスターをスカウトして仲間にしたモンスターを戦わせるゲームだ。


一つ目のゲームは隠密やナイフや素手の格闘術、二つ目はあわよくばモンスターを仲間にして頭数を増やす事ができる。


俺はこういう事態に陥いる系のゲームや漫画などを知っている。


脅威はモンスターだけではなく人間もだからな。


ー メモリースロット1のデータにより諜報員、軍人、司令官、冒険者が選択可能です。


ー メモリースロット2のデータにより魔物使い、冒険者が選択可能です。


なるほど。この感じからは二つだな。


決まってる。


諜報員と魔物使いだ。


ー 設定完了


よし。ステータス見てみるか。


トマリ ユウスケ

レベル1

HP :10/10

MP :2/2

力 :4

耐久 :2

敏捷 :4

器用 :4

魔力 :0

耐魔力:0

SP :10

JP :20

ジョブ

ゲーマーLV2

メモリースロット1:諜報員LV2

メモリースロット2:魔物使いLV2

スキル

スロット1:忍び足LV1、聞き耳LV1、隠密行動LV1

スロット2:魔物使役LV1、意思疎通LV1


なるほどな。


まだ、SPスキルポイントJPジョブポイントがあるな。


レベル上げできるか?


ー JPを6使ってゲーマーのレベルを2にしますか?


6?ああ、スロット二つまとめてレベル上げか。


で、レベル3なら一つ上げるのに3ポイントか。


もちろん、はい。だ!


お!上がった。


あとスキルも上げてと。


よし完成だ。


トマリ ユウスケ

レベル1

HP :10/10

MP :2/2

力 :4→7

耐久 :2→3

敏捷 :4→6

器用 :4→6

魔力 :0

耐魔力:0

SP :10→0

JP :20→16

ジョブ

ゲーマーLV3

メモリースロット1:諜報員LV3

メモリースロット2:魔物使いLV3

スキル

スロット1:忍び足LV2、聞き耳LV2、隠密行動LV2

スロット2:魔物使役LV2、意思疎通LV2


ー 使役モンスターを1匹選択してください。


①グリーンスライム

②シャドウ・ウルフ

③ディグ・モール


直訳すると①が緑のスライム、②が影の狼、③が掘るモグラか。


う〜ん、最初は格好良さでいいか。


俺はシャドウ・ウルフを選択した。


目の前に子犬ほどの大きさの狼が現れた。


「キャン!」


か、可愛い‥


「おいで!」と手を伸ばすと跳んで俺にしがみついてきた。


ヤバイ‥ここペット不可だったから余計に良い!


ー 名前をつけられます。名前をつけますか?


あ、名前つけられるんだ。


じゃあ、ガルで。


ー ガルがパーティに加入しました。


ステータスの一番下にパーティメンバーの欄が出来、そこにガルという文字が現れた。


ガル

シャドウ・ウルフ(幼体)LV1

スキル

影縫い、影隠れ、嗅覚


影って名前つくくらいだから影を使うのか。


命令できるかな?


スキルを確認したところ、影縫いは影を伸ばして相手を縛る、影隠れは自分、もしくは他の影に潜む、嗅覚はそのままだ。


そうだ どっか、行こう



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