魔術師は帰りたい。
まだまだ未熟で拙い文章です。
どうか暖かい目で見守ってやってください。
本日はお日柄が良いのかは知りませんがこんにちは。天見 礼斗です
一応《この物語》の主人公をやっています。
さて、突然ですが俺、魔術師やってます。いやホントに。頭のネジぶっ飛んだ人とかじゃなくて。
簡単に説明すると、地球は遥か昔から魔術師と呼ばれる不思議な現象を起こせる人々が存在していた。魔術師は人々からあがめられ、崇拝される奇跡の象徴。日本で言うと邪馬台国の卑弥呼がいい例かな。 でも、魔術師たちは時代を重ねるごとにその数を減らし、どんどん衰退していき、日陰の存在へと追いやられていった。現代ではその数は更に減少し、日本に何人の魔術師がいるか分かっていない。
ん? 何で俺が魔術師をやっているかって? そうだな……
俺は色々あって小さいころに家族を失ったんだ。その時に俺を拾ってくれた人が魔術師で、その人に魔術を教わってるって感じかな?
まあ、この話はまた今度で。
話を戻すけど、魔術師は減少してはいるけど、完全にいなくなったわけじゃない。日本以外にも各国にいろんな魔術師がいる。それに、世間には公表されていないが世界魔術連盟というものがある。この連盟の目的は二つある。
一つは、世間からの魔術の隠蔽だ。なぜ魔術を隠蔽するかと言うと、ありがちな理由だけど世間の混乱を避けるためらしい。魔術師人口が減少した今、不用意に魔術の存在が世間にばれたらパニックが起こるとかそんな感じだったと思う。そこらへんはあんま興味なかったから覚えていない。
二つ目は世界で起こる魔術的事件の解決だ。魔術師がみんな良い人ばかりだとは限らない。何かのきっかけで魔術の存在を知り、魔術を悪用する輩も出てくる。そんな奴らを捕獲または討伐するのが仕事だ。目には目を、魔術には魔術をってことだ。
で、俺を拾ってくれた人……俺はその人のことを先生と呼んでいる。先生もその世界魔術連盟に加入していて、その中でも屈指の実力者らしい。
まあ、そこらへんの細かい話も全部含めてまた今度話すよ。
さて、話は変わりますが今俺は日本に居ません。
ここで問題です。いったい俺は何処にいるでしょーか?
アメリカ? ヨーロッパ? 中国?
違うんだなあこれが。
分かんない?じゃあ答えを言おうか
正解は……
異世界! リーンセフィアでしたっ!!
……もうやだお家帰りたい。