そうだ、家族になろう!
今回は少し短めです。
しかも何かグダってる気が…
「ただいまー」
アイカは大きな声でそう言いながら店の中に入っていった。
王都ベーリアの北東エリア、第四地区にあるバイニア商会本店。ここはアイサの両親が経営する店だ。シャトル内での話し合いの結果、俺達はアイカの家の養子なることになったのだ。
「おじゃましますっと」
アイサの後について俺とジルリールも店の中へと入る。
王国でも最大級の大きさを持つ商会らしく店の中にはいろいろなものが売られていた。
「お父さん、この人たちがさっき話したクウヤさんとジルリールさん」
店の奥に父親を呼びに行っていたアイサが戻ってくると一緒に出てきた男性に俺達を紹介した。どうやらこの人がアイサの父親らしい。
「君たちのことはさっき娘から聞いているよ。私はジークだ。よろしくな。」
ジークはそう言うと俺に手を差し出してきた。俺はその手を握って握手をする。
「俺はクウヤです。これからお世話になります。」
そして自己紹介を軽くする。大抵のことはさっきアイサが携帯のような魔道具(テレパスと言うらしい)で説明してくれているので本当に簡単なものだ。
「これから君は俺の家族も同然だ。だから君たちの戸籍も勝手に作らせてもらったがいいかい?」
「はい。いいですけど、俺のような者をそんなに簡単に家族にしていいんですか?」
ジークから手渡された紙を眺めながら質問する。こんな見ず知らず人間を簡単に家族と呼ぶジークを俺は少し心配した。
「職業がら人を見る目には自信があるからな。俺は君を信用できるやつだと思っているよ。」
アイサの説明では俺達は孤児と言うことになっている。
転生する前にクラノスから聞いた話だと。この世界では孤児は奴隷にされるかどこかの家の養子になるしかないと言われていたのでそういう習慣があることは知っていたが、こうも簡単に受け入れられるとは思わなかった。
「これからもよろしくね。クウヤお兄ちゃん!」
横に立っていたアイサもうれしそうに笑っていた。愛華に顔が似ているせいかお兄ちゃんと呼ばれても不思議と違和感がない。
「クウヤ様、良かったですね。」
後ろに立っていたジルリールもそんなことを言いながら笑っていた。
ちなみに、ジルリールは一応俺の召喚獣と言うことになっている。
「じゃあ、クウ兄。部屋まで案内するね。」
自己紹介が済むと俺は、アイサに釣れられてこれから暮らす部屋へ向かった。
う〜ん、やっぱりいきなり家族設定はダメだったかな…
でも、俺にとってアイサちゃんは妹キャラなんだしいいかw
ということで無理やり感がすごいですね。
しかも、クウヤ全然強くないし。ですが次回はクウヤの鬼畜さがわかるかも!?
次回の更新は今日または日曜日です。できるだけ頑張ります!