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transmigrate  作者: 蒼輔
選抜者試験編
5/19

イザルーク世界の洗礼

今回は、ちょこっとだけ戦闘(?)回です。

眠くて最後の方はやっつけで書いたので文がおかしくなってるかも…

ではお楽しみください!

一面を青い草で覆われた大草原。俺が転生した先はそんなところだった。

先ほど近くにあった看板によると、イザルークで最も科学技術が発達している南東にある島国、ストートル王国。その北西にある王国唯一の自然公園、ゼブレイ国立公園と言うところのようだ。

ちなみに、文字や言葉などは神のおかげでわかるようになっている。

今俺は転生する前に神に言われた通りに北に向かって歩いていた。何でもそうすればすぐにストートル王国の王都、ベーリアにつくらしい。

そんなこんなで北に向かって歩いていたのだがここで一つの問題が発生した。目の前で商人かなにかの一団が魔獣に襲われていたのだ。

魔獣とは読んで字の如く魔力を持った獣のことだ。冒険者のような格好をしている男たちに向かって魔力でできたブレスを吐いていたのですぐにわかった。


「あ、一人やられた」


遠くからそのようすを伺っていると男たちのうちの一人が魔獣のブレスをもろに食らって消滅した。比喩とかじゃなく本当にだ。


「…今のうちに逃げといたほうがいいよな」


俺はその一団にできるだけ近づかないように、迂回しようとする。地球に生きていた頃の俺ならあの魔獣を倒すこともできたのかもしれないが、この世界での俺には地球にいた時のような力があるとは限らない。ならば、余計なことに首を突っ込んで犬死することは避けたほうがいい。そう結論付けた俺は足早にその場を離れようとした。

その時、俺の視界にふと見覚えのある人影が見えた気がした。

俺はその正体を知るためにその人影が見えた方を向く。そこにいた人物の正体がわかると俺は自分の目を疑った。あまりのことに一瞬だけ呼吸をすることを忘れてしまう。

俺は一度目をこすってもう一度見直す。しかし、視界に見える人間は変わらずにそこにいた。


(なっ!なんでアイカがここに?)


それは少女だった。歳は俺よりも2〜3歳しただろう。俺と同じ黒髪を背中の真ん中ぐらいまで伸ばし、それを左右でひとつずつまとめている。いわゆるツインテールだ。

俺はその少女に見覚えが会った。

八神愛華。地球で生きていた頃の俺の妹だ。俺がどれだけありえないことをしても決して怖がったっり気味悪がったりしなかったかけがえのない家族。目の前の少女はそんな愛華にとても良く似ている。


(でも、あの子はアイカじゃ無い。ここにあいつがいる理由がないんだから)


彼女を助けたいという自分の心に言い聞かせる。もう二度とアイカには逢うことができないと。

そして俺は道をそれるために右へと歩き始める。最後にちらっと少女の方を向くと冒険者の男たちはすでに全滅しており魔獣が少女へ襲いかかろうとしていた。


「━━ちっ!」


舌打ちをして走りだす。出来なかった、俺には例え他人だとしてもアイカと同じ顔をした少女が殺されるとわかっていながら見捨てることが。

俺は今の自分が出せる最大のスピードで少女と魔獣の間へと走る。


(くそっ!間に合わねぇ)


しかし、すでに魔獣は少女に向かって飛びつこうとしている。

間に割り込むことができないと思った俺は神に教わった今自分の使える数少ない魔法の一つを発動させる。


「ホーリーレイ!!」


片手を魔獣に向けてかざす。そして光のエネルギーを圧縮した光線を放つ。光の速さで放たれたそれは見事に魔獣へと命中した。


「大丈夫か?」


俺はそのうちに少女へ駆け寄る。近くで見るとますますアイカに似ている。


「ガルゥゥ」


少女を近くの森の影に隠れさせると背後で魔獣がうめき声か威嚇なのかよくわからない声を漏らしながら俺を睨みつけてきた。どうやらターゲットを俺に変えたようだ。

俺も改めて魔獣を見る。大きい。さっき、遠くで見たときは犬のようなものだと思っていたのだが違った。簡単に魔獣の外見を言い表すのならライオンの大きさをした狼だろう。


(にしても、やばいよな…)


その狼魔獣を凝視して俺は内心かなり焦った。

さっきの攻撃を食らったのにも関わらず相手がピンピンしているからだ。


「ダブルレイ!!」


今度は両手を狼魔獣へ向けて二本の光線を放つ。

が、狼魔獣はすれすれの所でかわすと俺に向かってブレスを吐いた。


「くっそ!」


それを横に全力で飛んで回避する。

その後はもう防戦一方になってしまう。ぎりぎりの所で致命傷は避けているが体には所々切り傷ができる。


(くそっ!これじゃあダメだ)


勝利条件はアイカに似たあの少女を守ること。しかし、今のままだと確実にやられる。そんな状況の中で俺は必死に打開策を考える。

そして、ふとひとつの方法を思い出した。それは、神から最後にもらった魔法だ。


「…試してみるか」


この魔法は神が出来るだけ使うなと言っていたものだった。

しかし俺は決心する。例え何があってもやるしか無いと思ったから。

そして、魔法を発動する。

神が最後に教えた魔法とは!

その答えは次回にわかります。楽しみにしていてくださいね!


次回の投稿は、木曜か土曜になります。

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