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うちの妹  作者: half bloom
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誕生日プレゼント



小学校からの帰り、新しくできたゲーセンに行ってみた。

なんでももとは物流倉庫だった場所がゲーセンになったらしい。

倉庫は取り壊されて、全く違う建物になっていた。



そしたらにゃまげがたくさんいるクレーンゲームを発見。

その中に一つだけ黒いにゃまげが混じっていた!

あふれんばかりの白いやつが公共のものであることを訴えかけるかのようでありそのせいで

黒いやつが余計に私のもののように思えてきた。

これは超レアだ。誰かのものになる前に自分のものにしたいと思った。

というか誰かのものになるくらいなら私のものになれ、正義のために、という熱い気持ちだった。嘘。宝物欲しさで。

しかも、お腹のところに小さい茶にゃんこのぬいぐるみがくっついていた。

超かわいい!!

だからそれを目当てに私はさっきスロットマシーンで増やした小銭を使い尽くすまでクレーンゲームにはまってしまった。

気づいたらあと100円しかなかった。

100円を1000円に増やせたのにあと100円しかなかった。



でも集中力が普段よりいくらかupしたのか知らないがそれを私は手に入れることができた。



しかし今日は妹の誕生日だったのをすっかり忘れていた。

前に誕生日に抽選で1000名に1人しか当たらない激レアのネギの携帯ストラップをもらっていたのを思い出した。

私はそのお礼に、フリマで売り飛ばさないことを約束に黒にゃまげ茶にゃんこ付を妹にあげた。

すっかり大喜びだった。




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