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図書館の指先/私、脚開いちゃったよ

スカートに触れた。
たった8秒の接触。
それが──全部を壊した

彼女は、脚を開いた。彼は、手を引いた。
「恋」より前に、「身体」が目覚める物語。

埃の粒が、光の中を漂う。ページをめくる音だけの静謐。十八歳の僕と梨花は、思考より早く、指先の温度で互いを知った。誰にも聞かれない、机の下。制服越しの接触──それは、罪ではなかった。

言葉を交わさぬまま、少女と少年はすれ違った。あの一瞬だけが、ふたりの記憶に焼き付いたまま。

詠出 歩詩乃

──────────────
※6話以降、描写は苛烈になります。“なぜそれでも人は生きようとするのか”を問います。心身がまだ回復途上にある方、純文学に不慣れな方は、分割版をお勧めいたします。
※この作品には、痛み・喪失・倒錯・暴力・性表現が含まれています。
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