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こころ濡らされ

作者: 秋葉竹



胸もとを

濡らすと

あなたの熱視線

キラキラふる恋、

虹呼ぶ小雨か


なぁ〜んて、ね。



流すプライド

傷つく心臓

寝がえりを

うった背中は震えてて

あなたは去りゆき

世界が終わる

そのときその言葉は、死ぬか


なぁ〜んて、ね。

  


小春日和

長い海岸線をずっと

ちゃんと手をつなぎ

歩いた記憶が薄れる


薄れゆく

しろがねの

こころの

目にはみえないその正しさを

抱いて震える、からだの憤りも抱えこんで

銀の冷たい風が好きな、潔癖な人

転がってる愛、なんて

気にしなきゃ、しないでいい


はずなのに

はずなのに

ひとみ潤んで、こころ殺され


こころ殺され、消える想い出。


想い出を

濡らすと

あなたの姿も消えゆく

キラキラふる銀

夢みる草原

虹呼ぶ小雨がすべてを濡らし


なぁ〜んて、ね。



でもね、それでも

ひとみ潤んで、こころ濡らされ


こころ濡らされ、消える想い出。











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