3♪雲奈さんの憂鬱
放課後でげぇす!!!!!!!
「雲奈、笑乃魅!帰ろーーーー!!」
元気良すぎやん。ってぐらい元気マンモリに声を張り上げますなぁ〜!
声帯頑張るんだッ!!私が付いてるぞぉ!!
「ごめん。今日はちょっと用事があるから、先帰ってて」
雲奈が謝り魂です!!
頑張って謝ってます!!ってか、用事?なんだろな?
「用事?」
「あぁ・・・委員の集まりがあるのよ。」
「あぁ〜!なぁる!!」
謎はすべて解けた!
これは、もうじっちゃん超えたかなぁ?なぁ!?
「雲奈ちゃん委員長だもんねぇ^^」
「めんどくさいけどね。」
「そりゃそうだよ♪よくそんな糞ダルイのやってるね??」
「まぁ、一応わね」
雲奈は我が3組の委員長!!いいんちょわぁぁっぁぁぁぁ!!!あちょーほわちゃぁ?
私、カンフーの才能あるんじゃない!?いけるってコレ!マジで
「んじゃぁ、カンフー頑張ってるねぇ」
「光、訳分かんないわよ。妄想のためだけにかぼちゃ使ってるんじゃないの」
「そだよー^^食べないと腐るよぉ♪」
調理法って・・・・煮つけだよなぁ!!やっぱり!!煮付け万歳、煮付けがあるからこそのこの世界。煮付けがなければ、この世界は死んでる!お前はすでに・・・なんだっけ?忘れた。
アレ?どうやって調理すんだろ?
「ねね!どうやって調理すんの?」
雲奈と笑乃魅の腕を揺すりながら、キラキラ目でキラキラ目で!尋ねる。
「ない頭で考えろ。」
「とりあえず、割ろうか?^^」
割ればいいの?楽勝じゃん♪
帰ったらやってみよっとぉ!!美味しくするんだぁ♪
「じゃッ、明日ね」
「バイバイ。雲奈ちゃん♪」
「煮付け頑張るよぉーーーーー!雲奈ぁぁ!!」
「分かった分かった」
★雲奈Side★
ふぅ、やっと2人から離れられたわよ。
さっ!急がないと・・・・城樺学院までは、20分掛かるし・・・だりぃな、もう!
まぁ、光のためだし・・・・しょうがないけど。あの子をほっといたら、何しでかすか分かんないし、恋愛に関しては・・・馬鹿みたいにどうにも出来ないし・・・
まったく、世話のやける・・・・
ダッシュで校門を抜け、城樺学院に向かった。
真っ直ぐに
ただ、光の顔とまだ見たことのない彼の顔が黒く塗りつぶされ無意識に頭にちらついていた。
あぁ〜!!ムカつく!顔ぐらい見せなさいよ!!
礼儀でしょ!?まったく、近頃のガキはこれだから嫌なのよ!
光も光よ!話したこともなく、名前も年すらも知らない人の何がどうなのよぉ!!
もう!なんかイラつく・・・・
絶対その人見つけて、1言文句言ってやるんだから!!うちの子たぶらかさないでって・・・・
っつか、1年と2ヶ月も気付かないってどういうことよ!?
こんのぉ、糞男がぁ!!
・・・とか思ってる間に着くって言うね。
よくあるパターンね。
もうちょっとヒネレないの?(五月蠅い^^)
はいはい・・・・
さぁて・・・あの糞野郎はどこかしら?
・・・あれ?
私、顔知らないじゃん。
んー、まぁ、なんとかなるでしょ。人生どうにもならないことのが少ないし
適当に探してりゃ見つかるもんよね。こういうのって。っていうか、見つからないと話がすすまな(止めろー!!)
城樺学院と書かれた校門の前で、ただ立っているとざわざわとした声が聞こえてくる。
そういえば、うちの学校がもう下校ってことは・・・ここも下校よね・・・当たり前のことだけど・・ってことは、もう帰った可能性もアリってこと?
逃げやがったか!ふざけやがって・・・男なら正々堂々と勝負しろってのよ!!馬鹿糞が。
「っれ?雲奈?」
「はぁ!?」
突然聞こえてきた声に不機嫌にかえす。
こんなとこに知り合いいないっての!肥溜めやろうがッ!!でも・・・冷静に思えば・・知ってる?
「うっわ!はぁってなんだよ(笑)」
「輝流!?」
お久しぶりすぎです。