旅仲間が増えやがった‼
「ルンルン」
「シュシュそんなに笑顔でどうした?」
「いやだってもうすぐ何でしょう。隠れ家。」
はぁ隠れ家に何を期待してんだか。まぁいいか。
「あそこの洞窟だ。」
「わかった。」
「おい待てよ。封印してあるからすぐに入れないぞ。て聞いてないし。全く。」
そういって俺はシュシュを追いかけた。シュシュが洞窟に入った。だがすぐ出てきた。
あれ?あんなすぐのところに結界とかはなかったと思うんだが?
「ゼーンー」
シュシュが大きな声で俺を呼んだ瞬間だった。
「女だ。」
「何でこんなところに女まぁいいか。」
「頭が寝てるうちにやっちまおうぜ。」
「早く捕まえろ。」
何か洞窟から6人の男どもが出て来やがった。
「ゼン臭いよ。」
「臭くて逃げて来たのかよ。」
「おい男がいるぞ‼」
「冒険者か?」
「だが二人だ。」
「男を殺してしまおう。」
「早く捕まえよ。」
はぁ俺は疲れたよ。
「炎よ壊せ」
「え‼」
「黒炎」
「いやー」
臭い男どもを燃やし尽くした。はぁ無なしよ。断末魔らしいのは叫びやがったから何か洞窟からもう人出てきたしよう。
「なんだ?」
「炎よ壊せ」
仲間と同じでいいよな。
「ヤバい」
あれ?回避したよ。
「なんだ?お前らは」
「はぁうるさいオッサンだなぁ。」
「ああ俺は盗賊の頭をしてる。俺の仲間がこのへんにいたと思うんだがなぁ。」
「ああ向かって来たから焼いたよ。あの炭がそうだ。」
「なぁ‼」
驚いているみたいだ。はぁこいつも臭いしさっさと殺すか。
そう俺は思考していたら。
「よくも仲間を」
おお切れた。俺は身構えようとした時だった。
「うるさい風よ切って」
スパン
盗賊の頭は首を飛ばされていました。
「え‼」
「もう臭いしうるさいし。」
「シュシュさんあんた俺の殺しあんなに批判的だったのに。」
「えだって盗賊でしょう。駆除しなきゃ」
恐るべし異世界宇宙理論だね。
「まあ洞窟の中一回炎で燃やし尽くすから。どいてなぁ。」
「隠れ家壊すの‼」
「いや封印と結界張ってあるから問題ないよ。燃やせ。」
そういって俺は炎を放った。
「助けて」
「ゼン中から声が」
「盗賊あれだけだと思ったのによ。」
取り敢えず蘇生の炎に変更。
少し焦げ臭い洞窟を進んでいくと。女の子?いやついてるな男の子が倒れていた。年はシュシュと同じ位(見た目)かなぁ。
「おい起きろ坊主おおい。」
「うう」
「ゼン大丈夫なの?」
「大丈夫だろう。」
「はあ」
「ほら起きた。」
「本当だ。」
「ええ??」
何かわかんないて顔だなぁ。すると女の子ぽい男の子は首の方をさわってやがるな。
「ないない解放された。」
「坊主お前はなんだ?」
「ああありがとうございます。」
泣いて喜ばれてんだけど裸のまんまではぁ。
「ねね君名前なんて言うの?僕はシュシュ」
「僕は、ライです。親に売られた奴隷です。まぁ初めは貴族に買われたんですがその貴族いろいろ悪いことに手を出していた見たいで闇の市場に売り飛ばされ結果盗賊の奴隷になったんですよね。女装させられ女と思って買われたら男だった。そういって犯されたりしましたが首輪が外れ奴隷紋も消えているおかげで解放された見たいでうう。」
また泣き出したよ。一度死んだからなぁそれで奴隷紋が消えたのか。燃やしたことが何か助けることになったなぁ。
「まあいいか。まずは入れ。」
俺は隠れ家の封印をといた。空間にドアが現れたので泣いていた男の子もシュシュも驚いて固まってしまった。
「すごい締めたらどうなるのゼン」
「ドアが不可視になる。ほらライそろそろ服をきな。」
「ありがとうございます。」
そうやってライに服をきてもらった。
「あのお二人は何者なのですか。」
「神に追われる者。」
「シュシュ」
「??」
結局ライに説明した。俺の昔話を
「何ですか。ライさん何も悪くないじゃないですか。」
「そう怒るなライ。」
「本当に」
何か俺より怒ってる気がする。
「ライさん僕に魔法を教えてください。」
「え‼別に良いけどどうするだ。」
「ライさん達について行きます。」
「やったねゼン仲間が増えた。」
俺は頭をかかえることになりそうだ。呑気な奴に自分より怒りを向ける奴俺は俺はどうすれば。
俺は子どものお守りじゃねぇーぞ
自分の誕生日何でついでに投稿です。(^-^)見てくださりありがとうございます。