召喚されたそしてお嬢ちゃんの記憶
ここは俺は確か封印されていたはず……
「ううおかしいよ。召喚魔法は契約していない人は呼べないって僕習ったのに何で?」
何かとんでもなく泣き顔の女の子がいるのだがそれに今召喚魔法って言ったか。
「おいおいマジかよ。」
ビク とその女の子は少し震えたようだ。
「お兄さん喋れるの?」
おずおずとその女の子は俺に聞いてくる。
「ああ喋れるよお嬢ちゃん。それに驚いたよまさか勇者召喚魔法を生け贄なしで成功させるとはね。」
「え?」
「え」
あれ?俺は本当にすごいと思っていたのだが女の子は、首をかしげているぞ。
「あの僕が使ったのは使い魔を呼ぶ魔法じゃ……」
俺は、自分を召喚した魔法陣に目を向けた。
「……ああだから勇者召喚魔法の魔法陣の改良型かと思ったけど。まさかの従魔召喚魔法で勇者を召喚したと。ハハハ面白いよ。」
あり得ないまさかこんなお嬢ちゃんに召喚されるとは、確かに魔法陣は従魔召喚のそれに似ている箇所がいくつもあるがそれでも神の封印の抜け道を書き間違えた魔法陣でつくってしまうとは、これは笑わずにはいられないな。
「ハハハ ハハハ」
「笑うなんて酷いです。」
俺が笑っている間に人が集まってもきた見たいで女の子が顔を赤くして俺を睨んでいた。
「お嬢ちゃんわりわり、ところでここどこだ。」
「うう。教会の魔術学園です。」
女の子は睨みながらも答えてくれた。
「魔術士見習シュシュよなんてことを悪神を召喚してしまうとは。」
そしていきなり話しに入ってくる者がいた。
「え?学園長先生」
はぁ神どもの人形どもか。本当面倒な連中が現れたものだ。
「我らの光の神ララ様の神託が下りました。罪な子シュシュあなたには死罪をそして悪神に鉄槌を」
グチャ
俺はその学園長の言葉が言い終わる前に顔を踏み潰した。
「ひぃ」
「お嬢ちゃん逃げんぞ。」
俺はそのあとシュシュと呼ばれた女の子を担ぎ上げ壁を破壊し外に脱出した。
「温かい?てかお嬢ちゃんまさか。」
「ひぃ」
「漏らすほど怖がるなよ。」
そのあと俺は、その女の子を攻撃しなさいと言い聞かせるのに時間を使うはめになった。
「何もいきなりグチャはないですよ。」
要約、話せるようになってから女の子は怖がりながらも話しかけてきた。
「仕方ねえだろうあいつらは神の人形だ、あれは何度でも代わりがきくんだよ。俺はあいつら見たいなのに殺されかけたことが何度もあるんだ。」
「でも僕見たいな落ちこぼれをグスン見捨てないでくれた恩人でもあったんですよ。」
女の子は泣きながら訴えてくる。
「さっき見捨ててただろうが捕まったらお嬢ちゃん死罪だって言ってただろ。」
「きっと助けて」
「くれないぞあれは神の言いなりだから神の命令神託が絶対だ。それはお嬢ちゃんが一番理解しているだろ。」
「でもでも」
俺は抱きしめた。なだめることにした。かつての弟子にしたように。
「大丈夫だ。俺といれば命はとらせない俺が守ってやる。俺をあんなに久しぶりに笑わしてくれたんだ。大丈夫だ孤独と寂しさをぬくもりに変えてくれた恩人を俺は守りきる。魔法もちゃんと教えてやる。だから安心しろ。」
まさか俺がまたこの世界の住人を守ることになるとはね。
「うん」
そういって女の子は静か寝息を立て初めた。
「ちょっと待て流石にそのまま寝るな。起きろお嬢ちゃん起きろ下が濡れたまんまだから着替えろ。」
俺は急いで女の子を起こそとするはめになってしまった。
「アイテム収納使えないから着替えないすう」
寝言で言いやがったぞ。
「何で俺召喚できたの魔力だけあるのに何でだよ。てか寝るな。ああくそ。ウォシュあとはヒートくそ俺はこの生活魔法はあんまり得意じゃないんだぞ。」
俺は、この世界に来て初めに教えてもらった服を一瞬で洗う魔法ウォッシュ、そして乾かす魔法ヒートを使い女の子の服を乾かした。
「すう」
はぁはぁ俺は要約追ってを巻いた。
息を整えて俺は女の子が魔法を上手く使えない理由を知るため記憶を見ることにした。
数分後理由がわかった。
「ははは」どういうことた。なんだよ。このお嬢ちゃんいったい何で拷問受けてるんだよ。まさか。耳が少しだけとんがっているところを見ると。
「ハーフなのか。」
年齢は見たまんまじゃねぇなだけど少なくとも俺が召喚されてから数千は越えている感じだなぁ。そしてハーフエルフは、愛なき子奴隷の子どもとしてしか産まれることはないとされている。そしてハーフエルフはエルフにも人にも嫌われる存在なぜかまでは調べが足りないからわからないが、このお嬢ちゃん記憶が無くしいるというよりは、母親に拷問とかの記憶を封印されてるなぁそれも覗いたら見れるけど鍵は母親に会うこと。母親はマグマに落とされるときに魔封の腕輪をマグマにつけ娘を助けたのか。すごいなぁ暗記した呪文を省略さらに傷とかも治して遠くえと転移させたのか。二度と開けられない記憶領域これが邪魔だなぁ。俺はそう思いその記憶を封印ごと食べた。あまり使わないがバグの夢食いを改良したらできるようになった。記憶食い問題は、記憶を俺について来てしまうことまぁ見ているしはっきり言って封印も一緒だからあの死んだエルフに会えないから大丈夫だろう。
さてとピンチは変わらないがどうしたものか。神の人形が光の神ララだけではなはずだからな。
「そりゃそうでしょ。」
そう考えているといきなり話しかけてくる者がいた。
「もうきたのか。風の神フー」
くぅ気づけなかった。
「昔見たいにフー様て読んでもいいよ。」
笑顔で俺を見下ろす存在にイライラしながら答えた。
「バカいえ俺に嘘をいい殺す算段を立てた神どものひとりを誰が許せるか。」
俺は、風の神を睨み付けながら油断しないようにした。
「水と転移はお前を本当に返すつもりだったそして私もだ、だが今はそのことをさとられたくない。その意味はわかるよね。」
そう言って俺の近くまできた。
「風は切られても切られても必ず元に戻る姿形がないから気にするなだろ。」
「ああ次は結界をしっかり張りなよ。」
そう言って俺に魔法で切られゆらゆらと風の神は消えていった。