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第8話:おいでませ魔界

 見渡す限り広大な土地に太陽が照らす光の元で育った木々が広がる森。

地平線の向こうまでも続く果てしない森のとある一点に、辺り一帯の木を隠してしまうほど大量の土煙が舞い上がっていた。

その土煙は留まるだけでなく、ある一定方向へと向かって進み続け、進路上にある木々をなぎ倒すほどの勢いがある進行はまるで止まりはしない。


 「どうしてこうなるんだよぉぉぉっ!?」


徹司はその土煙の前を必死に走っていた。

彼は体中から汗を噴きだし、心の底からの叫びを上げながら全力でとにかく走る。


 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」


徹司の背中には仮神が委縮した様に必死で謝り続けている。

手はしっかりと徹司を掴み、おんぶされたままとにかく謝る。


 「ほら、さっさと走れ。死ぬぞ?」


徹司の隣では空を寝る様な体勢で宙に浮かび続けるサタンの姿がある。

その姿はまるでベッドの上で寝る前の準備でもしているかのように優雅であり、彼女は涼しげな顔を浮かべたまま徹司を見下す。


 「お、前っ!いいからっ!早くっ!助けろっ!よっ!」


徹司は違う世界にいるかのような魔王に文句を言いつつ、後ろを振り返る。


 「プギャアアアアァァァッ!」


遠くからでも一目でわかるほどの土埃を起こしていた原因。

それは、徹司達を追いかけ回す巨大な猪の大群だった。

猪、とは言っても人間界にいるのよりも1回り、2回りほどでかく、小型自動車程度の大きさを持つ獣に跳ねられれば、下手をすれば死ぬ。

現実味を帯びた予想を考えただけでも徹司の顔は青ざめていく。


 「何を言っている?お前には『奇跡』があるだろうが?」


 「そうやって!力を!使わせ!る気かっ!?」


 「別にどう取ろうが関係ない。使わんのなら、お前はいずれ跳ね飛ばされて死ぬだけだろ」


 「くそっ!遭難をっ!30回はっ!してる俺をっ!なめるなぁっ!」


徹司は急に方向を90度変え、逃げながら目星をつけていた巨大な木へと飛び付いた。

猪の群れが引き起こす揺れの中、大木を登っていく徹司。

彼は慣れた様に登っていき、猪には手出しできないであろう高さまで登ると下を見る。

そこには手出し出来ずとも、徹司が降りてくるのを待ち構えるかのように猪達が大木を中心に円陣を組んでいた。

下手に落ちれば確実に餌食になるだろう。


 「ハァ、ハァ、ハァッ・・・な、なんで、こうなった?」


 「仕方ないだろう。『ボア』の縄張りを侵した上にあんな事をすれば、奴らも怒る。この怒りは誰かふっ飛ばさねば収まらんだろうな。という訳でいってこい」


 「なんでだよっ!?それより縄張りから逃げればいいんじゃないか?魔界でも動物なら縄張り意識が」


 「ほう、100km、200kmの縄張りを持つ1万匹ほどの『ボア』から逃げるか」


 「・・・」


 「ごめんなさい、ごめんなさい」


黙る徹司とひたすら謝る仮神を宙に浮かびながら見て楽しむサタン。

そして、下では鳴き声で威嚇しつつ、落ちてくる獲物を待ちわびる猪の群れ。

なぜ、こうなったのかと言えば、それは10分前に遡る。





 無数の木が生い茂り、日の光が伸びた枝の間から差し込む森の中。

草がまるで緑色の絨毯の様に生え揃う開けた場所に徹司は倒れていた。


 「うん?いてててっ、くそ、アイツはやっぱり殴って・・・」


起き上がりながら悪態をつく徹司はそこで言葉が途切れた。

なぜなら、意識を失う前には屋敷にいたはずなのに、どういう訳か今は森の中に倒れていたからだ。


 「どこだ、ここは?もしかして、月沼さんの敷地内にあった森の中か?」


辺りを見回しても広大に広がっているくらいしか分からない程の森。

確かに屋敷の中から見下ろした森はとてつもない広さを誇っていた。

ただ、辺りには誰もいる気配がなく、ここがどの辺に位置しているかも分かりはしない。

もしかすると、仮神がいるかもしれない。

サタンの事など頭の中から意識的に除外していた徹司は、大きく息を吸ってため込む。


 「おーい、誰かいないのか!?」


貯め込んだ息を吐くと同時に声を乗せ、辺り一帯に彼の声は響き渡った。

しばらくすれば返答があるかと思った彼だが、何時まで経っても返答は来ない。


 「俺一人だけっていうパターンですか。まぁ、慣れてるからいいんですけど・・・」


影が濃くなる独り言をつぶやき、脳内で今までの遭難歴を思い出す徹司。

いつもいつも、今回のように不意に訪れるため、まともな装備など持ち合わせている事などありはしなかった。

それでいてどうにか命からがら助かり、家にまで戻ってこれていたのは驚異的な悪運の強さだろうか。

仕方なく、歩き出そうとしていた徹司なのだが、ふと思い出したように立ち止った。


 「そうか、今の俺には『奇跡』があった」


残りカウントは463のままだが、一日でそこまで使ったのだから単純計算で行けば、後二~三日で徹司は死ぬ。

出来る事なら時間の消費を抑えたいが、今は仕方ないと彼は『奇跡』を使う。

念じたのは仮神に会うだった。


 「あ!徹司さん!」


すると、茂みの中からいとも簡単に仮神は出てきた。

さっきの叫びなどまるで聞いていないのか、会えてよかったと泣き喜びながら徹司に抱きついた。

今更、さっきのが聞こえていなかったか聞くのは無駄な気がした徹司は、仮神の頭を撫でながら辺りを見回す。


 「大丈夫か?サタンはどうした?」


 「えっと、私は無事ですけど、彼女は分かりません。魔界に戻ったんですし、彼女だけ先に街にいったのかも」


 「ちょっと待て、魔界に戻ったってなんだ!?まさか、ここは魔界なのか!?」


いきなり聞いてもいない話に徹司は仮神の両肩を掴んで問いただす。

徹司の気迫にビクつく仮神だが逃げるわけにもいかず、彼女は絞り出す様な小さい声で話し出した。


 「そ、そうです。魔界・・・です」


 「なんてこった」


仮神から手を放してそのまま地面に手をついて項垂れる徹司。

遭難、漂流は数あれど、まさか魔界などという人外な場所に来る事など夢にも思わなかった彼からは哀愁が漂っていた。

そんな徹司に仮神は声もかけられず、ただどうするか迷っていた時だった。


 「落ち込むのは勝手だが、さっさと立て。私を待たせる気か?」


どこからともなく聞こえる元凶の声に徹司はいきり立った。

そして、怒りをぶつける様に叫ぶ。


 「どこだ!出てこい!よくも俺を魔界に連れてきやがったな!」


辺りを見回す瞬だが、声はすれどどこにもサタンの姿は見えない。

そこに頭の上から音が聞こえ、徹司が見上げようとするとその視界は一瞬で真っ黒に染まった。

顔を踏みつけられた痛み付きで。


 「・・・うるさい奴だ。いいんだぞ?放っておいても」


空から降りてきたサタンは徹司の顔から地面へ降り、無理な体勢でサタンが離れたためバランスを崩して徹司は倒れこむ。


 「ぐぇっ!・・・お、お前、人を踏みつけるな!こんな所に連れてきやがって!」


 「そうです、何で私まで巻き込むんですか!下手をすれば天界と魔界の条約が!」


 「あ~、うるさい」


サタンが手を一振りすると、徹司と仮神の口が本人の意思とは無関係に閉じられる。

喋りたくても口は開かず、身ぶり手ぶりでただ唸るだけしかできない。


 「静かにしていろ、ここは『ボア』の領域だ。下手に見つかればお前達は餌になるぞ」


途端に二人の唸りが止まり、動きもその場で止まった。

『ボア』って何だ?

何を言っているのか分からない徹司だが、餌になるというサタンの言葉からおおよそ野生動物の一種なのだろうと当たりをつける。

仮神も分かってはいるようだが、口を開けないため何を思っているのか徹司には聞く事も出来ない。

二人の言葉と動きが止まってサタンは満足げに手を振ると、二人の口が緩んだ。


 「いいか?今いるのは魔界で一番広い大樹林地帯だ。ここから私の城まではかなりの距離がある」


 「どれだけあるんだ?」


 「そうだな、お前の足で行くなら1日歩きづめで50日といった所か」


 「5、0!?・・・勘弁してくれ」


 「あくまでお前の足で行った場合だ。幸い、ここの近くに『ゲート』があったはずだ」


 「『ゲート』?」


初めて聞く単語に怪訝な顔の徹司。

その顔から知らないと分かったのか、途端にサタンは見下す様な笑みで得意気に話す。


 「『ゲート』も知らないのか?フフン、まぁ、説明してやろう。『ゲート』というのはだな、見てくれはただの石が積み上がって出来た門だが、行きたい場所をイメージしながら魔力を通す事によってその付近にある『ゲート』への道を作り出す。その間を通る事で瞬間的に移動する事が出来る」


 「おお、そんなもんがあるのか」


素直に目を輝かせながら驚きの声を上げる徹司。

まさか、人生の中でワープ的な瞬間移動を体験する事になろうとは思いもしなかったからだ。

ここに来る際は無意識だっただけに感動すら覚える。

ただ、その隣で仮神は不機嫌そうな顔を浮かべていた。


 「・・・私はいつになったら帰れるんですか?」


 「城まで戻れば天界直通の『ゲート』がある。それがあれば帰れるだろ」


 「うう、何でこんな事にぃ・・・」


 「さっさと戻ればいいだろ?」


 「「お前(貴方)が言うなぁ(言わないでっ)!」」


 「お、な?・・・ふ、ふ、ふん!口答えしていいのか?帰れなくなるんだぞ?」


 「そもそも貴方が悪いんでしょ!この件で天界と魔界の仲が昔の様に険悪にでもなったら、私は、もう・・・」


考えるだけでも更に気が滅入っていく仮神に徹司も同情を覚える。

神様ってのも色々あるんだな。

そう考えさせられるほど仮神が落ち込む姿は色々な意味で惹きこまれ、徹司は声をかける事もできずに戸惑う。

一方、魔界をまとめるはずのサタンは面倒くさそうな顔で呟く。


 「どうでもいいからいくぞ」


その一言に空気が凍りついた。


 「どうでも・・・いい?」


項垂れていた仮神はゆっくりと体を起こし、周囲が声をかけれないような威圧感を放つ。

立ち上がった仮神の無表情な顔を目にした徹司は、背筋に冷たいものが走った様に感じた。


 「ヒッ!」


 「貴方は自分の責務も果たさずに好き勝手やりたい放題・・・、いい加減にして!」


叫ぶ仮神の体から青白いもやが立ち上り、体中を包み込むと辺り一帯に突風が吹き荒れる。

あまりの強風に徹司は吹き飛ばされ、咄嗟に近くの木へとしがみついた。

サタンはその場に留まってはいるものの何時もの人を小馬鹿にした様な顔は浮かべず、むしろばつが悪そうな顔をしていた。


 「ひぃぃぃっ!と、飛ばされるぅ!」


 「反省しなさぁーーーーーーいっ!」


仮神の手に集約した風は塊となり、彼女が手を振り下ろすと勢いよくサタンへと飛ぶ。

文字通り、風の速さで襲い掛かる風の塊は、徹司でも当たればただでは済まないのは直感で分かる。


 「ぬぅっ!」


サタンは咄嗟に両手を前に出し、体を包み込む青白い障壁を展開させた。

直後、障壁に激突した風の塊から極限まで圧縮された風が解き放たれ、辺り一帯を飲み込む程の風が吹き荒れる。

その勢いは地面の土をも吸い上げ、そして目に見えぬほどに分解する。

風が収まり、木から手を話した徹司が眼にしたのは球状に抉れた地面と、その一部だけ、サタンの立っている位置だけが無事な光景だった。


 「・・・なんじゃこりゃ」


徹司は唖然とするしかなかった。

あまりにも現実離れした光景が、徹司の思考を停止させてしまうからだ。

徹司が見守る中、仮神は地面に座り込み、疲れているのか息も荒い。


 「はぁっ、はぁっ・・・」


障壁をといたサタンは抉れた地面を飛び越え、仮神の前に立つと冷たい目で見下ろした。

今までのふざけた雰囲気などまるでない、魔王としての目だった。


 「ふぅ、危ない所だ。ここまでやるか?」


 「貴方が!悪いんじゃないですか!」


 「・・・もしかしたら死んでいたかもしれないんだが?」


 「どうせ防がれるのは分かってました」


 「フン、そうか」


 「「・・・」」


しばらく互いに沈黙し続ける。

重苦しい雰囲気に徹司も近寄るものの、二人へ話しかけられもしない。

徹司がどうするか困っていると、仮神は再度口を開いた。


 「・・・私が貴方に言いたいのは、貴方も魔界を背負うならその覚悟を持ってほしい、・・・ただそれだけです」


 「・・・」


サタンは静かに仮神の言葉を聞き終わると返事をする訳でもなく、ただ押し黙っていた。

も、もう、耐えられん。

出会ってから見たことも無い二人の態度だが、徹司はどうにか元の空気に戻そうと声をかけようと手を伸ばした時だった。


 「プギィィーッ!」


 「「「え?」」」


全員が突如として現れた獣の声に振り返ると、そこには巨大な猪『ボア』がいた。

それもどういう訳か三人に対して怒り心頭のようで、今にも突進してきそうだった。

徹司はいつもの不幸の前兆として起こる嫌な予感がしていた。


 「お、おい、まさか」


 「あれが『ボア』だ」


 「やっぱりか!しかも、なんか怒ってないか!?」


 「う~ん・・・、ああ、そういうことか」


 「なんだ、どういうことだ!?」


合点がいったようなサタンは、焦る徹司に向かって『ボア』の隣を指差した。

徹司と仮神は指の先を凝視してみると、そこには『ボア』の数倍小さい、おそらく子供の『ボア』が倒れていた。

その頭には折れた木の枝が覆いかぶさっている。

徹司も今までの色々な経験から、大よその予測を言ってみた。


 「まさか、仮神の力で起こった風で木の枝が折れて、それがあの子供に直撃したとか?」


 「おそらくそうだろうな」


 「わ、私のせい、ですかっ!?」


 「ほかに考えられまい。見ろ、あの『ボア』の私達に対する怒り様」


『ボア』の目には三人の姿しか映ってないようで、誰がどう見ても友好そうな感じなど微塵も感じられない。

近寄りがたい、というよりはとにかく離れたいというのが見た徹司の本音だった。


 「確かに・・・、ってジリジリ距離をつめてきてる気がするんですけど!?」


 「隙あらば襲い掛かってくるだろうな」


 「お、おい、何とか」


 「い、一匹だけなら私でも」


仮神が両手を前に突き出した。

おそらく、天力を用いての攻撃か何かで倒す気なのだろう。

だが、構えた途端、隣の茂みが音を立てて揺れる。


 「?」


彼女が不思議に思っていると、茂みの中から同じ『ボア』がもう一体、それも同じように敵意を露にして現れた。


 「え?え?」


どっちを狙うべきか困っていると、さらにその隣からもう一体、後ろからももう一体と次々に『ボア』が現れる。

気がついた時には、分かるだけでも10体以上の『ボア』が集まり、その全てが今すぐ突進してきそうだった。

戸惑う仮神だったが、あまりの多さに自然と手を下ろす。

多勢に無勢と言ったところなのだろう。

仮神の顔も青ざめていた。


 「お、おい。さっきの風を集める奴は」


 「・・・回復した天力がさっきのでほとんど消費したので無理です」


 「サタンは・・・、って何を!?」


徹司がサタンを見た時、サタンは石を拾って今まさに『ボア』へと投げつけようとしていた。


 「やめっ!」


徹司が抑えようとするより早く、投げられた石は『ボア』の額へと直撃する。


 「よし」


 「よし、じゃねぇ!何して」


 「プギィィィーーーーーーッ!!!」


 「に、逃げろ~~っ!!」


一目散に反転して逃げ出した一同を、野生の咆哮をあげる『ボア』の大群が追いかけ、その後、決死の追いかけっこは10分程続くこととなる。





 そして、現在に戻る。

木の上に追い詰められた三人だが、その様子は明らかに違う。

『ボア』の突進に木が揺れ、今にも倒されるんではないかと気が気ではない徹司と仮神に対し、余裕綽々で今の状況を楽しむサタン。

魔力を使って宙に浮かぶサタンは木の揺れなど関係は無い。


 「ほら、さっさと『奇跡』を使ったらどうだ?」


 「くっ、この野郎!」


 「て、徹司さん・・・」


 「ぬぐっ!」


サタンの挑発に、仮神の助けを求めるかわいらしい目。

寿命が縮むのを考えるとどうしても使うのを躊躇してしまう力だが、今使わなければ死ぬかもしれない。

そう考えた徹司はすぐさま、『奇跡』を使う。

この状況を引き起こしたサタンを目一杯憎み、心の中で暴言を吐きながら。


 「おい、お前達。止めろ!」


突然の聞きなれない声に全員の視線が下へと移る。

すると、そこには怒れる『ボア』の大群を堂々とかき分け、木に向かって歩いてくる者がいた。

自殺行為にも見える行動に徹司たちは息を呑むが、当の本人は落ち着いた様子で歩き続ける。

よく見ていると『ボア』達が道を譲っているようにも見える。

そのうち、木の下にまで来たその人は上を見上げて叫んだ。


 「何があったかしらんが、もう大丈夫だ。降りて来い」


そう言ってその毛皮を纏った女性は軽く笑って見せた。

半信半疑の三人だが、その言葉が本当であることを示すかのように『ボア』達が少し後ろに下がり、降りれるスペースまで作る。


 「どうするんだ?」


 「さぁ・・・?」


 「ん~、あいつに見覚えが・・・。ああ、思い出した」


 「何をだ?」


 「あいつは『ボア』を取り纏める首長だ」


 「はいっ!?人間が何で?」


 「見てくれはそうだが、元は『ボア』だぞ」


そう言われて、徹司はどこから見てもただの人間にしか見えない微笑む彼女と、『ボア』とを何度も見比べ、その違いに頭を悩ませた。

ちなみに、サタンを恨んだ事はしっかりとバレていたため、後日、仕返しを食うこととなる。





徹司の残りカウント:447秒


 ここまで読んでいただきありがとうございます。

出来れば文法や書き方、ストーリー展開で意見を頂けるとありがたいです。

お気に入り登録いただけるともっとありがたいです。


 かなり滞っていたので久しぶりに投稿します。

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