６６６秒の奇跡

　人生不幸だらけの詩丘徹司（しおかてつじ）は、とうとう死ぬことを決意する。
準備のために帰宅しようとする中、とある宗教団体につかまり、現代社会であろうことか生贄とされる。
死を覚悟した彼だったが、そこに落雷とともに少女が現れた。
彼女こそが、宗教団体が呼び出そうとしていた魔王であり、その生贄として徹司は捧げられるはずだった。
だが、魔王の気まぐれにより、助けられた徹司は命と引き換えに不思議な能力を得るという契約を結ぶこととなる。
　わがままな魔王をなのる少女と、不幸なツッコミ青年、徹司のドタバタコメディー？