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恐怖症を患ったのでVtuberになって治していこうと思います  作者: 水永 有軌
プロローグ

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Vtuberオーディション

『先生...僕Vtuberになってみたいです』

『は...?』



精神科の先生にVtuberになる宣言をしてから数週間がたとうとしていた

え?Vtuberになる準備は進んだかって?いや進んでない


この数週間やっていたことは先生に『身内ぐらいとは話せるぐらいにしおいたほうがいいと思うから先にそれだけはお願いする』と頼まれてしまったので身内に対する女性恐怖症を対処していたのだ


その結果は無事落ち着いて話せるくらいにはどうにかできた、このことを先生に伝えた結果大変喜んでおり改めてVtuberになることを伝えなおしたら『あ…うん…』と返事をされてしまいどうやら忘れていたようだ


インパクトは強かったから忘れてないかと思っていたがインパクトが強すぎて逆に忘れてしまっていたようだ


そんなこんながあった数週間、今僕が何をしているって、それはとあるVtuber事務所のオーディションの準備をしているところだ


履歴書を送り一次二次面接オンラインをへて今日はついにオーディションだ

自分の状態を伝えたら相手方は快く了承してくださりできるだけ女性と遭遇しないよう準備を進めてくれているという


現在の時刻は朝の7時、オーディション開始は10時からなのでそろそろ家を出ておきたいところだが


うん、事務所までつけるかが不安でしかない


途中までは父親が車で送ってくれるとのことだが5分程度は歩かなくてはならない、今までも何回か家の周りを歩いたりしてみたが女性を見つけるごとに冷や汗が止まらず、真横を通られると体が動かなくなるなど問題があった


事務所までの移動時間は車で約一時間三十分つまりは《《残り一時間三十分以内》》に5分の距離を歩き切らなければならない


うん、やっぱり不安でしかない

だがVtuberになると決めた以上覚悟を決めることにしよう


そう心に決めて家を出て車から降りてから10分

進んだ距離はおよそ10メートル

1m/分のスピードだ、まずいまずいまずいまずい覚悟はしていたがまさかここまで動けないとは不動産広告の規定によると徒歩一分は約80メートルのため徒歩5分だと約400メートル残りが390メートルのため今のスピードで行くと390分=6時間と30分もかかってしまうそんなにたったら時間がもう夕方ではないか


さて、どうしたものかと考えること0.02秒思いついたのは視界を塞いでしまおうということだった、視界を塞ぐといっても下に目を向けるだけだけどね!うん僕頭いい

今までの自分の行動から察するに女性を見なければ症状は起きないはずだと予想した結果これが大成功1m/分が10m/分にへと変わることができたやった!


女性を見なければ最初の冷や汗は起きなかったが別のことも分かった見ていなくても近くに女性の《《気配》》がすると相変わらず固まってしまうようで事務所に近づくほど固まる頻度が高くなりオーディション開始の2分前に事務所にへとついた


無事到着できてよかったよ2分前の遅刻ギリギリだけど!


やっぱり都会って怖い、次からは外に出る耐性もつけていかないとなと思った僕でした

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