夜の美しさ
掲載日:2025/09/02
ささ
俺が光をともして森の中を歩いている。
夜が深いし、周りが真っ暗だ。
パニックの状態で、周りを見回している。
何というか、誰かを探しているようだ。
「探さなければならない。」
でも、誰か分からない。
俺は何かを見たかのようにふと足を止めた。
フラッシュライトがクマの足跡を照らしている。
動悸が激しくなったし、走っている足の早さが増した。
そして、眼の前で女性の姿が現れた。
女性が微塵も動いておらず、地面に寝そべている状態だ。
俺は顔を見るように彼女をこっちへ向けさせる。
すると、血まみれの顔を。
俺はベッドに寝ているままで、薄暗い天井を見つめる。
これほど恐ろしい夢を見たことがなかった。
ささ




