表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

マヤラの危機!?

<マヤラの部屋を出たララとワワは、マヤラが退院するまで隣の部屋ですごす事に>


「ライルン分かってるよな、マヤラの隣の部屋で居させてくれるなんて」

「嬉しい…けど…隣の…部屋…じゃなくて…同室が…よかった…」

「俺も同室がよかったけどしょうがないよ。

てかさ…約1ヶ月マヤラの飯食えないよな…」

「最悪…マヤラの…飯抜きとか…考え…られない!…」


<2人がマヤラの飯抜きで落ち込んでいると>


「2人共なに落ち込んでいるのよ!」

「分かってるだろ!マヤラの部屋に透明なカメラを置きやがって!」

「僕達も…見れる…用に…させろ!…」

「そうだそうだ!1人で楽しみやがって!」

「楽しむ?貴方達が掟を守ってるかの為に必要なのよ」


<透明なカメラ

 神しか作る事が出来ないカメラ。

 神意外にバレル事が出来ないカメラ。

 私利私欲で使う事は、神達の掟で禁止だと決まっている>


 <ララとワワは掟があるため、私利私欲でマヤラの寝室や浴場にカメラを置きたいが置けない。

 なので、ライルンが透明なカメラを置いてる為怒っている>


「貴方達のは私利私欲でしょ?

私はマヤラを守る為に置いてるの」

「守る?なにから守る必要があるんだよ!」

「マヤラを襲いたいと思ってるでしょ?」


「うん!黙るって事はそういう事よね?」

「だ…だけど…襲って…ない…じゃん!…」

「掟はあるけど心配なのよ。

2人共正直に答えてね?」

「うん」

「うん…」

「掟が無かったら、マヤラを襲いたい?」

「もちろん!」

「もちろん!…」

「うん…駄目じゃん!」


 うーん…あの事を伝えてもいいのか…。

 まあ、危害を加えてる訳じゃないし…。


「マヤラが同性と結婚したらどうする?」

「人による」

「人に…よる…」


 殺す!とは言わないのね。

 てっきり殺す!と言うのかと思ったけど。


 マヤラ誰かと結婚するんだな。

 結婚する相手なら、俺らみたいな性格と結婚してほしい。


 マヤラ…結婚…するのか…。

 結婚…するなら…監禁…OKな…人間が…いいな…。


「マヤラは誰かと結婚するのか?」

「まあ、もしかしたらするかも」

「へぇ…誰?…」

「サナヤだよ」

「へえー。

なんで結婚する事になったん?」

「冒険者ランクが、マヤラより上だったら結婚だね」

「因みに…サナヤの…ランクは?…」

「6ランクはAで18ランクはAの中だね」

「うん!確定に結婚だな!」

「サナヤと…3人で…話せる?…」

「今日は休憩も入れないといけないから、明日からでもいい?」

「いいよ!」


<次の日>


 身体を動かしたいな…。

 てか…アイツ見舞いに来てくれてないんだが!?

 普通来るくない?来ないとかおかしくない?

 腹減ったな…ビール飲みたい!ビールないとやってらんない!


<マヤラは飲食をタッチパネルで注文した。

 そして30分が立ち、1人の男が入ってきた>


「よー!元気か?」

「お前…なんで昨日見舞いに来なかったんだよ!

てか…なんで飲食持ってるんだ?」

「仕方ないだろ?サナヤの冒険者登録があったし、サナヤを連れてくると一生治らなくなるぞ?

で、飲食は丁度向かう時だったから、頼まれたんだよ」

「お!あんがと!ビールと焼き鳥がないとやってらんないよな!」

「怪我人がビールとか…大丈夫か?」

「大丈夫大丈夫!大丈夫じゃなかったら届けないだろ!」

「確かにそれもそうか。

それで、マヤラは今ランクはなんだ?」

「ランク?ランクはBだな」

「18の方は?」

「18はBの中だぞ」


<冒険者ランク

 E D C B A Sの6ランクで分けられている。

 ランクを上げる為の必要値が高い為、6ランクに低中高が付けられている18ランクもある>


「ドンマイ…」

「お…おい…ドンマイとか辞めろよ」

「6ランクはAで18ランクはAの中だぞ」

「終わった…だがまだ15歳だろ?あと3年もあるんだ!分からないぞ!

それに、冒険者ランク更新してないから、俺がAの中より上かもしれん!」

「そういうと思って、ライルン様から更新玉借りてきたぞ」


<更新玉

 自分がなんランクなのかを表示してくれる>


 別にサナヤと結婚が嫌だ!という訳ではない。

 だが、父親と同じ年齢の同性だ…。

 学校で好きな人を見つけたり、貴族や王族で好きな人を見つけてほしい。

 だから俺は…ここでAの中より上になってやる!


<マヤラが更新玉を触った時だった。

 サユウ·マヤラ

 冒険者ランクB Bの高>


「う…嘘だ!なあ、ライヤン嘘だよな?」

「更新玉は嘘を付かない」

「サナヤ15だろ?なんでAの中なんだよ!」

「まあ、お前に結婚申し込みしてから、一緒に稽古したり冒険行ってたんよな」

「反則だろ!てか…サナヤを連れていくなよ!王の孫だぞ?冒険に連れてくなよ!」

「だって…息子の願いは叶えたいじゃん?それに一様俺はSの高だし」

「そうだった…てかさ…親的にどうなん?自分と同年齢が息子と結婚するのって」

「マヤラだったら俺は大丈夫だぞ」

「そうか」


<マヤラとライヤンは初心者冒険者の頃に出会い、そっから一緒にパーティーを組んだりしていた。

 そして、ライヤンはサエリと付き合い結婚した。

 そこからはパーティーを組む事が難しく、話し合いも難しかった。

 だが今は違う。

 何十年ぶりの親友の話し合いが始まった>


<そして、サナヤと双子の神様は>


 まさかマヤラの村の神様と話すなんて…。

 はぁ…マヤラの隣の部屋で話すみたいだけど…。

 マヤラに会いたいな。

 マヤラは冒険者ランクどうなんだろうな?

 マヤラより上だと嬉しいな。


「ララ様ワワ様いらっしゃいますか?」

「サナヤか。

入ってきていいぞ」


「ララ様ワワ様初めまして。

ライルン·サナヤと言います」

「とりあえず…座って…」


 ライルン様からは話し合いって言ってたけど…。

 いったい何の話をするんだろうな…。


「単刀直入に言う。

正直に答えてな?法律関係なくサエリを襲えれたら襲いたい?」

「はい!襲いたいです!僕はまだ15歳なので、襲ったら犯罪になります…」

「監禁…出来たら…監禁…したい?…」

「はい!監禁したいです!マヤラを監禁したら、もう何処にも出させません!

僕が居ないと生きていけなくしたいです!」

「仲間だ!」


<3人は同じ考えをしていた。

 マヤラを自分の物にしたい。

 自分が居ないと生きていけなくしたい。

 その感情考えが一緒なのだ。

 そして、3人は意気投合し仲良くなった。

 3人が居る部屋と2人がいる部屋は完全防音。

 マヤラの部屋には3人の声が聞こえない。

 聞こえない方が幸せの会話をしているとも知らずに>

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ