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第6話:融合魔法①

 リオンを守りたい。そんなディアの気持ちに守護魔法は答えてくれた。

 しかし──


(付け焼き刃の技術じゃ、そりゃ無理な話よね……!)


 みぎ! ひだり! 様々な角度から牙を剥くウッドサーペント。

 突然魔法をフルスロットルで使っている副作用なのか、全身の筋肉が軋み、痺れが走る。先程よりも若干盾の光が薄くなってきたような気もする。

 ディアは思わず後ずさった。だが──


「う、うぅ……」

「くっ……」


 ──今、ディアの後ろにはトラウマを思い出し、動けないリオンがいる。もうこれ以上は後ろには下がれない!


 その時だ──ウッドサーペントの猛攻によりディアの魔法の盾にヒビが入る!


「っ、嘘、そんな! ……このままじゃ……!」


 脳内で己の上半身がウッドサーペントに丸のみにされる未来がはっきりと浮かんだ。

 ディアは絶望で涙が溢れる。護りたいのに、守る力があるのに!


「嫌だっ! 護りたい! 護りたいの! 推しを失いたくない! ──絶対に、護ってみせる!!」


 子供のように駄々をこねることしかできない。

 しかしそうしている間にも、盾にはさらにヒビが入り──


(もう、駄目──)




「──ディア!」

あまりにも短いので連投させていただきます。

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