列強国の判断 1
お久しぶりです
ドーツ帝国 首都 ゼルベン アフリカ大陸の1,4倍の大陸(以降この大陸はベルデネツ大陸と呼ぶ)にある国家 技術力は第一次世界大戦ほど 雰囲気がなんとなくドイツ帝国に似ている
「何?アルメリス大陸周辺に見たこともない国々が現れた?確かあそこはミケンシェ王国とアルエルト共和国とかいう小国しかなかったはずだろ?」
皇帝のピースマルクはそう答える
「ええ、そのはずでした。ですが、その国々はまるで突然“転移”したかのように現れ、アルエルト共和国と敵対していたミケンシェ王国を滅ぼしたようです。」
「現れた国家の情報は?」
「現れた国家の名は日本、ドイツ、イタリアというらしいです。また、最近帝国軍で使われ始めた“飛行機”のようなものあるという情報も」
「何?飛行機だと!あそこにそんなものが…分かった。使節団を送るように検討しよう」
「分かりました。では、失礼します」
部下がいなくなった所でビースマルクは呟く
「本当に飛行機があるのならば、おそらく技術力は列強並だろう…だがなぜ急にあんなところに国家が?」
ヴィー帝国 首都ヴィーン ベルデネツ大陸にある列強国家 技術力は第一次世界大戦ほど 性格が野蛮な国で中小国を属国または攻め滅ぼし自国領にしている。この動きに周りの列強国などは危機感を感じている
「ふむ、アルメリス大陸周辺に見たこともない国家が現れたのか」
ヴィーナ皇帝はそう呟く
「はい。そのようです。現れた国家は日本、ドイツ、イタリアと言うようで…」
「ふん、どうせ新興の弱小国だろ!いずれ属国にするか攻め滅ぼしてやるわい!」
「しかし、飛行機を持っているという情報も…」
「ふん、そんなのデマだろ!新興国ができたぐらいで報告するな!」
「は、はい。失礼しました」
シンジェ共和国 首都 シーン ベルデネツ大陸にある列強国家 技術力は日露戦争くらい 今まで紹介した国と比べて技術力は少し低いが性格が比較的穏便で中小国からの評判は良好。最近ヴィー帝国から圧力をかけられている
「ほほう、アルメリス大陸に見たことのない国家が現れたのか」
シン大統領は部下にそう言う
「はい。国家名は日本、ドイツ、イタリアと言うようです。飛行機があると情報もありますが真偽は不明です」
「ふーむ。とりあえず使節団を送っておけ。ヴィー帝国に脅されている今、味方は必要だ」
「了解です。失礼しました」
結構ギリギリの投稿で申し訳ありませんでした。次回は3月中には上げようと思っています。