海戦
お久しぶりです。
ドイツ 首都 ベルリン
「ではこれから『ゼルーラ防衛作戦』の会議を始めます。」
「衛星の画像を解析してみたところミケンシェ王国の港に大量の戦列艦や木造船、ワイバーンを確認しました。
恐らく敵はアルエルト共和国の港の中で一番規模が大きいゼルーラに攻め込もうとしている様です。」
「港を制圧されれば物資の輸出入が困難になるな。それだけは避けなければならない。」
ミケンシェ王国の港に戦列艦や木造船、ワイバーンが集まっていることが衛星によって分かった日独伊とアルエルト共和国は恐らく敵はゼルーラに攻め込むだろうと予測した。結果としてこの予測は大当たりだった。
この会議の結果は
・3か国の中で規模が大きい海上自衛隊が『ゼルーラ防衛作戦』の担当をする。
・海上自衛隊は敵に対してどのような攻撃をしてもかまわない。
ということになった。
日本国 海上自衛隊 『こんごう』
「この世界でも戦争かよ」
「でも敵は時代遅れの戦列艦とのろまなワイバーンだろ?」
「まあそれはそうだけどそんな事言ってたら敵にやられるぞ」
政府はゼルーラ防衛作戦を成功させるために
『こんごう』
『あたご』
『ちょうかい』と合計3隻のイージス艦も向かわせた。
「しかし政府も戦列艦相手に良くここまでやるな~」
「そりゃあ数が数だからな。こっちも多くいた方が良い。」
「ま、それもそうだな」
ミケンシェ王国 戦列艦 『ミケン』
「美しいな…我が艦隊は」艦長のシエルが呟く。
「お、竜騎士団も登場か」シエルが上を見上げる。そこにはおびただしい数のワイバーンが通っていた。
「これならば、アルエルト共和国も終わりだな」
その瞬間、上空にいるワイバーン全部に何かが当たり爆発した。そして上空にいたすべてのワイバーンの残骸が海に落ちた。
「な…何が起きた!」
「ワイバーンが全滅したぞ!」
その瞬間、ドーン!と大きい音が聞こえた後『ミケン』の横にいた戦列艦が爆発し木っ端みじんになった
「い、いったい何が起きているんだ!」
「前方に敵発見!なんだあの大きさの艦は!?」
そこには灰色の艦が10隻ほど浮かんでいた。
「な、なんだあの艦は!」
その瞬間、灰色の艦にある大砲?のようなものから何かが発射された
「まずい避け-」
シエルが言いかけた瞬間『ミケン』の周りの船が一斉に木っ端みじんになった。海に浮かんでいるがれきの中には腕や足もある
「艦長!このままでは全滅してしまいます!撤退しましょう!」
「うーん…いたし方がない。祖国に戻ったら何らかの処罰を受けるだろうがここでやられるよりはマシだ。よし今すぐ撤退させよ-」
シエルがそういった瞬間『ミケン』が大きな音を立て爆発した。
シエルはこの世から永遠にいない存在となった
見ていただきありがとうございます。次回は普通にこの小説の続きか、僕が新しく投稿してみたいなーと思う小説の内容を投稿するかのどっちかです。やっぱり戦闘シーンは素人には難しかったですஇ௰இ